結局、悩んだ末、明日使用する楽器の弦を交換することにしました。なんだか低音がぼやけすぎているので…。

写真でレポートします。

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まずは全部弦をはずし、楽器全体を拭きます。かるーくミューズオイルをつけて、ちょっとだけ艶を出します。あとは木目にそって地道に乾いた布で拭いていきます。

オイルを全部ふき取るつもりで。

私の楽器は「差込ペグ」です。上記の写真の手にもっているものです。

ネックの部分のナットは接着してありません。なので、上記のように外側から弦を張っていきます。

さて、差込ペグはヘッド部分の穴に差し込むだけです。要は摩擦だけでとまっているだけですね。回り具合を調整するのは「コンポジション」というもの。ヴァイオリンなどに使われるものです。

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リップスティックのようになっています。粘土のような、粉のような…いわば「ころ」のような役目をします。動きやすく、そして、止まりやすくするためのものです。

そんな感じで、ペグにコンポジションをつけて具合をみながら弦を張っていきます。

で、完成!

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あとは全体の調弦をしていくだけです。

この差込ペグというのは、なんだか全体の張力が安定してくるとピタッと綺麗に調弦が安定します。この感覚は機械式ペグにはない感覚です。

そしてヘッド部分が軽いので(鉄を使っていないので)、ストラップで弾く立奏にとても向いています。機械式ペグであるとヘッド部分が地面を向いてしまうことがありバランスがとりにくい場合もあるのです。


明日のライブの場所は押上の天真庵

秋の長屋に19世紀ギターがどんな感じで響くか…私も楽しみです。

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