ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

サグレラス

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レッスン覚書ミニ〜2008年6月14日〜17日

  1. 子供の生徒。幼児だと、どの段階で足台を使ったフォームを導入するか迷うところ、本人または親が「左手のためには足台を使ったほうがいいのかなあ?」と自ら気づけるのが理想かなあ。
  2. 右手のタッチ。爪のノイズの許容範囲を自分で判断できると良い。そのためには「わざと」カシャカシャなるようなタッチを選択してみたり、肉からしっかり入るようにタッチしてみたり…毎日試す。また指のスピードなどもいろいろ試す…時間のかかる作業ではあるので、地道にがんばるしかないのです。
  3. アランブラ。左手運指を丁寧に。残せる指は残す。
  4. エドゥアルドの「プラテーロと私」より「散歩」。和音の中に声部を忍び込ませてある。ある意味、とってもギタリスティック。決してオーケストラをイメージしたわけではない。和音やアルペジオの連続のなかに、声部を潜ませているので、それをしっかりと意識して弾くとよい。だからといって、古典音楽のように、それをあまり表にだすと、あまりよくない。絶妙なバランス感覚が必要かも。
  5. サグレラス、マリアルイサ。1小節一拍でとりたくなるが、マズルカなのでとりあえず3拍子でとる。
  6. 前の先生のところにて、ソルフェージュをしっかりとやった子供の生徒。引き継いでも実にスムーズにレッスンが運ぶ。実に楽…。
  7. 何度も何度もいうようだが、とにかく初心者、中級者だと「思っているうちは」左手、右手の運指を決めてください!…これが決まっていないと表現などもうまくつかないのです。鉛筆で書きましょう。
  8. 消音練習。なんだかんだいって、カルッリのエチュードでやっておくと、楽。直接消音+間接消音(pの背中又はアポヤンド)。上記のパターンは1年くらいの間は、全ての曲で意識し続けると良い。音を伸ばす+きる、このふたつのことを意識し続けることが、ギターをはじめて数年はとっても大切なことだ。
  9. 安易な楽譜選び(版選び)+コピー。しっかりとした仕事をしている楽譜出版社を脅かす行為なので、ちょっとだけ頭を使いましょう。「ギターを心から愛している」ならば、自分が「人前で」弾く曲くらいは購入しましょう。それが「音楽を愛する」ということです。
  10. iのブロック、m-a-chのブロックで分けることで、右手の動きはスムーズになる。では、mとaを独立させて動かすためにはどうするか?a→mは問題なし。右手の機能としては無理がない。逆の場合はaを発音したあとの右手全体の状態に注意を払う。無駄な力が入っていなければそれでよい。
  11. アポヤンド。右手の弾弦後に力が入っていると、隣の弦を押すことになる。そして次の弾弦に入ろうとするときに、その隣の弦を鳴らしてしまうことがある。楽器や弦によるところも大きいが、この手の「ノイズ」には充分注意したいところ。
  12. 左手の押さえている指を話すときも開放弦の音がならないように。押弦を放すときは、まずは脱力。そしてまっすぐ上に離すこと。
  13. ハーモニクスにも左手運指がある。ポジションなど意識して、運指をふすこと。
  14. 子供の生徒には、少しずつ(だましだまし)ソルフェージュ的なレッスンを行う。単純に間違いが減る。リズムをとることを基本として、うまくいけば、「音程感」なども楽譜をパッとみて掴めるようになってくるので、教えていくほうの工夫と「騙し方」次第であると思う。
  15. 左手の押弦時にもしっかりとリズムを感じると、テンポ感のある曲などは上手く「きまる」ことが多い。右手でリズムを感じながら弾いている人は多いが、左手でリズムを感じている人は意外に少ない。
  16. 音楽表現において、いくつかのルールがある。それに加えて、音楽の形式やリズムによってのルールがある。例えば、「マーチ」とあれば、それらしく1拍目の存在感を提示しながら演奏を行うことが、正しい音楽表現へとつながる。
  17. カルッリ。デュオOP128。生徒と初見でデュオしてみたが、いい曲だ。カルッリのデュオ曲は音楽表現の基本を学ぶのによいと(つくづく)思う。

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レッスン覚書ミニ〜2007年12月1日〜5日

さぼらないために始めたレッスン覚書ミニ・・・さぼりがちなので、今日こそは!!

12月分をまとめてどうぞ。

  1. サグレラスの教本。シンプルながらやはり名著だと思う。
  2. 3度の練習は、まずは1音で。左手の動き、ポジション移動を意識して行う。
  3. パガニーニの曲。意外にトレモロ練習にいい曲が多い。
  4. 復習のペース。3ヶ月かけて覚えた曲は、3ヶ月で忘れる。1日で覚えた曲は1日で忘れる。このことを念頭に復習。
  5. 練習の仕方を考える。レッスンのとき、これを学べる生徒は優秀。
  6. ド・ヴィゼー。メヌエットとは何か?・・・舞曲のスタイルはギターCDを聴いているだけでは学べない。
  7. 難しい部分で身を乗り出す・・・体癖。これを直すだけで弾ける部分もあるから不思議ですねえ。
  8. ソルのエチュードは作曲上の美しさがある。バランスがいい。アグアドはそれに比べると杜撰。ギター的ではあるけれど。
  9. ソル、エチュード3番。音と音のつながりを感じなければならない点ではバッハと同じ。
  10. デュオのコツ。というよりは室内楽のコツ。最初のブレスで曲のテンポを設定する。
  11. アラビア風奇想曲。音程感、大切。音程感が生み出す感情、印象を表現するための音色もよく考えること。メリスマに対するイメージも大切。「装飾音」と思ってしまうと誤った解釈をしてしまう可能性が大きい。
  12. ソル、セゴビア編エチュード。フェルナンデスの教本(?)にも書いてある和音の処理の仕方を学ぶのにいい。ゼロ・バージョンの発想を徹底するための好例がたくさんある。

 

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