先日の2月17日はひさびさの新宿曙橋BITのライブでした。
共演はジャズですが、ソロギターの名手である関口祐二さん。
教本なども多数出版されているベテランです。
嬉しいことに、ナイロン弦のソロギター「クラシックギター編」というと、共演しようよ!と声をかけてくださいます。
関口さんが前半のセットをソロで。
後半のセットは私が1時間くらいやりました。
こんな曲を演奏しました。
ショーロス1番(ヴィラロボス)
ワルツショーロ(クレンジャンス)
名無しのワルツ(バーデン・パウエル)
エストレリータ(ポンセ)
トリーハ(トローバ)
11月のある日(ブローウェル)
散歩(デ・ラ・マーサ)
悲しみの礼拝堂(ゴメス)
別れの曲(ショパン)
魔笛の主題による変奏曲(ソル)
愛のロマンス
・・・という感じ。なんとなくテーマは「ヴァレンタイン〜その後に・・・」という感じ。
さて、ここで、関口さんとのセッションタイム!
曲は以下。
ローズのテーマ
アランブラ宮殿の思い出
ローズのアレンジは関口さんです。シンプルですが、美しいアレンジ。
アランブラは関口さんの真骨頂である「アドリブ」でデュオです。となりにあのグルーブ感を聴いていると、取り込まれそうになります・・・淡々と弾きつづけるしかないです。いい意味で。
楽屋でも、いろいろと面白い話が聞けました。最近は1980年製のラミレスを使っているとのこと・・・楽器へのこだわりも半端じゃないです。実にいいラミレスでした。音がすっきりとしていて・・・もちろん、関口さんの弾きこみもものをいっているのでしょうね。
結局楽器って「自分が弾いていて気持ちのいいものしか使えない」っていう点に同意です。
ちなみに私の使用楽器はサントス・エルナンデスでした。最初ご機嫌斜めでしたが、2曲くらい弾いたら、ばりばり鳴りはじめました(手に負えないくらい・・・)。
うーん、不思議な楽器です。
また、関口さんとの共演あるといいなあと思っています。
ジャズ
先日のブログ記事に引き続き、「極楽ソロギターサウンド」のご紹介。
ヤマハのサイトで全曲リストを見つけたので、興味のある方はこちらをご参考に。
添付CDに録音してあるのは、江部賢一氏と私、富川がアレンジを担当したもののみとなっています。
他人の編曲を録音するのも難しいですが、何故か自分の編曲を録音するのも難しいものです。困ったもので。
録音は昨年末ぎりぎりに行いました。編曲とほぼ同時進行で行っていましたので、えらい忙しかった。ただでさえ、忘年会も重なっていて、レッスンもあるし・・・。演奏の仕事もある・・・てな具合に、平均睡眠時間はおそらく2時間程度だったでしょうね。
このあたりは、親に与えてもらった体力に感謝ですね。
この手の録音作業のコツが最近なんとなく分かってきました。
おそらく、編曲譜面を渡されて練習しているとき、「あ!この部分難しい!」と思う部分は、何故か録音では上手くいくことが多いですね。実は、練習時に意識していない部分のほうが「傷」が多くなることが多い。
このあたりは、録音エンジニア氏との共同作業のなかで、探してもらうことになります。だから、信頼できる録音エンジニア氏がいるということは、私がこの手の仕事を引き受けるうえで最優先課題となります。
基本的に奏者は、ぼーっと弾きつづけるだけですので、実はあまり客観的に音を聴いていないことのほうが多いです。特に今回のような「ほぼ初見」状態&曲多数・・・の場合はそうなりますね。
今回は22曲中19曲の編曲を江部賢一さんが担当。楽曲奏法解説が後から追加されるのを見越して、たとえば「たらこ・たらこ・たらこ」ではベースの消音を意識して録音に臨んだりしました。このあたりも敏感にならざるをえません。江部先生のコメントを予測して録音をしていたわけですね。
また今回、普段あまり聴くことがないJ-POPの曲を聴くチャンスがあって、面白かったですね。スキマスイッチのボーカルがもうちょっとハジければ、ボズ・スキャッグスみたいになれるのに・・・とか、考えながら参考音源を聴いていました。
まあ、そういう意味で思い返してみると、それなりに面白い仕事でした。
しつこいようですが、皆様是非ご購入を!
午前中の生徒さんのレッスンが終わったところです。
来週の火曜はレッスンがありません。来週は新宿曙橋のバック・イン・タウンというライブハウスでの演奏があるので、レッスンお休みなのですね。
共演は関口祐二さん。大物、ベテランです・・・。もとはジャズですが、クラシックギターを使った「ギターソロ」で有名です。もちろん指弾きです。
ご本人の演奏を聴いたことがありますが、超絶技巧です。
実は、関口さんが一回私の演奏を聴きに来てくれたことがあって、今回の共演ライブが実現しました。
ジャズ&ジャズ・・・と同じ畑でやるよりも、「ギターソロ」つながりで共演したいとのことでした。
ジャズ側からのソロギターのアプローチと、クラシックギター側からのソロギターのアプローチ両方が楽しめるというお買い得なライブです。
基本的にはそれぞれのソロですが、数曲共演する予定です。1曲は関口さんのオリジナルアレンジです。(今から練習しまーす・・・)
楽譜の見た目では、良さそうなアレンジですね!!
ライブは来週の火曜です。2月20日(火)午後7時30分〜
ライブチャージは2625円(税込み)です。食事、飲み物代は別です。ライブハウスの割には食事は安価ですので、2000円〜3000円を見込んでおけば大丈夫ですかね・・・。ライブ開始の30分前くらいに来て、だらだら飲みながらライブを聴くのが良いかもしれません。
バックインタウンの宣伝文句は『同じナイロン弦でも異次元フィーリングが素晴らしい。』・・・
異次元フィーリングって何だ?と思った方はライブを聴きにくるしかありませんね!!(注:出演者本人もあまり分かってないのだけど・・・)
・・・ご予約はお早めにどうぞ。
予約はバックインタウンホームページからどうぞ。
共演の関口祐二さんのホームページはこちら。
「Guitar Groove」というアルバムで、その名のとおりグルーブしております。アルバムジャケットもかっこいい!!
下北沢の中古レコード屋でLPを買いそびれたのがいまだに心残り・・・という一品でもあります。(というくらい、このジャケットが好き!)
夜中になると、これを聴きたくなります。オーソドックスなジャズスタイルですが、トーマの癖のあるノリがいい感じです。フレーズのアイデアも豊富で聞き込むと結構「緻密」なプレイをする人だな〜と感心するプレイヤー。
「ギターらしい」音で楽しめます。ピッキングのニュアンスまでしっかりと録音されていて、逆に今聴くと新鮮かも。こういうのに慣れてしまうと、今のジャズギタープレイヤーは「綺麗すぎて」聴けない。
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