ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

ステージマナー

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発表会に出る方へ(舞台上でのプロセス)

さて、10月24日は当教室の発表会です。
舞台上に出てから以下のプロセスを行います。

是非イメージトレーニングを!

  1. 舞台袖から舞台の椅子のところまで歩いていきます→足元注意!
  2. お客さんのほうに向かってにっこり笑います!
  3. お辞儀→イチ、ニイ、サンとゆっくり心の中で数えましょう!
  4. 椅子に座ります。体のセンターを意識します
  5. 足台や椅子の高さなど調節します。※ギターを床面におく場合は壊さないように注意を。お勧めはギターを抱えたまま高さ調整することです!
  6. 調弦します。(※調弦するフリでもいいです)
  7. (※調弦するフリをしながら)今から弾く曲の音程をとります。→最初の和音を軽く弾きながら「調弦するフリ」をするのも良い手段です。
  8. 頭のなかで今から弾く曲の冒頭1小節程度を何回も繰り返します。→適切なテンポが設定されるまで何回でも繰り返してください!
  9. そのまま脳内で繰り返しているテンポにのっかって、演奏をスタートします。
  10. (演奏!)
  11. 演奏が終了したら、ギターの音を消します。→ぴたっと音を切るか、フェイドアウト気味に切るかは楽曲によります。確認しておきましょう!
  12. 音が消えたら、そのまま微動だにせず「いち、にい、さん」と心の中で数えます→無音状態になってからすぐに立ち上がるとお客さんには「拍手をするタイミング」がわからないのです!
  13. 無音状態を3秒程度作ったら、体を起こします。→椅子から立ち上がれば、お客さんの盛大な拍手が起こるはずです!
  14. 丁寧にお辞儀します。このときも「スマイル!」&「いち、にい、さん」と数えてお辞儀します!
  15. 舞台を去ります。→この場合も足元注意!
  16. おわり!

上記のプロセスを家での練習のときも、実際数回繰り返してみましょう。

上記の「いち、にい、さん」と数えることは意外に重要です。ゆっくりと数えるようにしましょう。それによって、舞台上での動きが優雅に見えます。
お客さんに「慌てているなあ!」と思わせないことも、ステージマナーのひとつです。

舞台上で、どのようなアクションをするのか・・・しっかりとまとめておくことで「動揺」が減ります。

では、みんな、あと数日、がんばってね!!!

 


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調弦&チューナーの話

昨日の続きです。

チューナーは最近、ものすごく普及してます。便利な道具ですが、その使い方次第では音楽性にも影響がでてくるものです。現代ギター7月号に「チューナーの正しい使い方」というのがあります。是非お読みください。

利点は初心者の段階で、狂った調弦で弾かなくてもいいこと。私がギターを始めた頃は、どうしても最初合わなかった記憶があります。でも、CのコードやG7のコード(トニックとドミナント)の“正しい”響きが耳に心地よく響くようになると、狂った調弦で弾いているCは「うわあ、濁っているなあ…」とか、デチューンのG7は「これじゃあ、本物のブルーズだねえ」という感じが分かってくるものなのです。

ということで、最近レッスンでも、きちんとマニュアルで調弦できる生徒が非常に少ない。「あ、調弦してね〜」というと、ささっとチューナーを取り出して、メーターと睨めっこ。音を聴いているという感覚とはほど遠い。

音叉を取り出して、基準を合わせる生徒は数パーセントかなあ…。

ということで、我が教室では、ある程度のレベルの生徒さんには「マニュアル調弦」を半強制…(する場合もある)。

なぜならステージマナーとして、舞台上でのチューナーの使用は「タブー」だと思うからです。舞台に出る前に調弦したといっても、それも舞台上の照明や空調の関係で、もういちど演奏椅子に座ってから微調整が必要です。このとき、頼りになるのが、自分の耳です。つまりマニュアル調弦で普段から耳を鍛えておかないとダメなわけです。

この機械式チューナーの舞台上での使用はステージマナー上、タブーだと思っていたのが、先日の若手ギタリストの演奏会で見事に打ち崩されました(これは,鬚読みくださいね)。「え?チューナーをヘッドにつけたまま弾いちゃうの?」&「それぞれ各自調弦して、そのまま弾くの?」という違和感があったわけです。誰かの音に“合わせていく”のではなく、各人がそれぞれギターの音をチューナーで合わせて行くわけです。

私としてはアンサンブルは、だれかが基準音を出して(オーケストラのように)、なんとなく皆で調律していくものだと思っていたのですが…。そのようにして、その後も注意深くギターアンサンブルなどを見ていると、結構多いのですね、こういうタイプのグループ。メンバー全員がチューナーを持っていて、各自調弦するというグループが…。これで、「ハーモニー」が作れるんであろうか?…と疑問。

ああ、(みために)美しくない!…と思うわけです。

調弦というのは、実は奥深い作業です。共鳴を聴き取る能力、音の余韻、ピッチの変化…などをいろいろ学ぶことができます。

ということで、生徒さんにも、できるだけマニュアルで&そのあとチューナーで確認&その後本当の最終確認は各自のレベルで耳で微調整(5度音程を弾いてみるとか、自分が弾く調によって微妙にピッチを変えるとか)…というのを勧めているのですが…。みな忘れっぽいのか、癖なのか…きちっとマニュアルで調弦してくれる人は少ないですね。

耳で行う調弦の有益さを説き、標準的な方法&そのほかの方法(オクターブを使った方法や5度音程を用いた方法など)を教えたとしても、次回のレッスンではすっかり忘れて、チューナーをささっと取り出す…。もう、どうしようもありませんね。教えるほうとしては、がっかりします。

「調弦」も「音楽のレッスン」であると思わないと、実に多くのものを見失います。このことを、ギターを学ぶ皆さんには知っていただきたい、と思います。

ということで、現代ギター7月号、お読みください。

(※ついでに、私が書いている「セゴビア・アーカイブ細見」もよろしく〜)

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発表会・・・もう10回目

さて、来週10月9日(月・祝日)は当教室の発表会です。

場所は渋谷・リフレッシュ氷川です。

開始は12時30分です。

生徒の演奏の後、毎回ゲスト演奏をお願いしています。もちろん、プロ奏者を招いての演奏会。・・・いろいろな人の演奏を聴くのも生徒の勉強になる!という教師としての親心です。

今回のゲストは、トルコから来日中のアーメット・カネッチ氏です。

トルコで一番有名なクラシックギタリストでしょう。いわば、『トルコの福田進一(?)』みたいな存在です。

私も数回彼の演奏を聴いていますが、バランスのとれた繊細な演奏をする人物です。音の透明感は独特なものがあり、非常に面白い演奏家です。

おそらくトルコ音楽をベースにした作品を演奏してくれると思います。このミニコンサートは午後4時頃スタート予定です。

入場無料です。(発表会もミニコンサートも)

多くの方の来場をお待ちしています!

(ミニコンサートだけでなく、生徒の発表会も聴いてくれると嬉しいです・・・)

 

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