ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

スペイン

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グラナダからマドリッドへ

さて、11月13日にグラナダ入りしました。
グラナダといえば、アルハンブラ宮殿。世界遺産です。
リフォーム(?)されて、美しくなりました。まだ、僕が留学中だったころはうす汚かった印象があります。

いまは本当に美しいです。清潔です。来てよかった。

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さて、夜はグラナダの有名レストラン、チキートに行ってきました。
ハモン・ベジョータ。これほど美味しいのは食べたことありません。

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ほかの料理も絶品。無理矢理注文したカルド(コンソメスープですね)も最高の味。どうしてもスペイン料理のスープというと具に(胃が)負けてしまうのですが、このカルドは最高です。スムーズに胃にはいります。

ほか、子羊のフィレも最高でした。これほど繊細な味の羊には初めて出会いました。

さて、グラナダは14日の朝にでました。午後1時半にはマドリッド着。

その後、昼食をとり、午後5時に会場入り。コンサートのリハーサルです。
アンサンブルの練習を中心に。

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会場には、アルカンヘルやアンヘル・ベニート、マルセリーノ・ロペス、カセレスなどのマドリッド派の名工たちがぞろり。なんとも緊張するステージでしたが、池田君とのデュオも快調!

そして、手塚先生を中心に結成された即席アンサンブルも即席とは思えない仕上がり具合!

打ち上げも楽しかったです。

池田君は明日日本に戻ります。

まだ、私のツアーは続きます。明日はセビーリャです。

アルコイ(演奏会無事終了!)

11月6日はスペインのアルコイでコンサートでした。

6日の朝にバルセロナ・サンツ駅を出発。日本からネット予約をしておいたチケットも全自動で発券完了。もう窓口でやりとりする必要もないんですね。ああ、時代がかわったんだなあ…と思いました。

3時間ほどでバレンシアに着。電車の中も清潔です。かつてはなんとなく「薄暗い&ちょっと汚い」印象があったのですが、いまはエレガントですね。駅のなかも、そして電車のなかも。

バレンシアにはアルコイでコンサートを企画してくれた藤井浩さんが迎えにきてくれました。車で一路アルコイへ。1時間ちょいで着。それから食事。アルコイの伝統料理をどかんと食べました。

その後、演奏会場のシルクロ・インドゥストリアル(日本語で商業会館という意味かな?)に向かいました。

すばらしいホール!!

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それぞれのソロで前半。後半は池田慎司さんとのデュオで。

本番はたくさんの人が来てくれました。

さて、なつかしのカフェテリア・ゴヤで一次会。コンサートに来てくれた人には「一杯無料券」が配布されています。あれこれ懐かしい話で盛り上がりました。その後、場所を移して食事。ここでもみなでギターを弾き合いながら盛り上がりました。

夜遅くに解散。

今日、7日は朝からアルコイ散策。ホセ・ルイス・ゴンサレス先生の奥様を尋ねたり…あれこれしました。

明日はアンダルシアへ出発です。まだまだ演奏旅行は続きます!!

スペインの音、ギターの音って?(7月3日ワークショップ)

6月25日の当教室主催チャリティコンサート、そして、6月28日のギター連盟主催のチャリティコンサートが無事終了し、ほっとしているところです。

さて、あさってですが、当教室主催でワークショップ開催します。

ちょっと面白いテーマです。

スペイン在住のギタリストである藤井浩さんのレクチャーです。
長年スペインに在住しクラシックギタリストとして、また現地の民族楽器であるドゥルサイナの演奏家、教授として活動している面白い人物です。

その経験を踏まえて、「スペインギターの音の真髄」というテーマで講義をしていただきます。

スペインギターの音って何?・・・と疑問を持っている方にはたくさんのヒントを与えてくれる講義となるでしょう!



2011年7月3日(日)午後2時〜午後4時30分
会費:3000円

講義テーマ:スペインギターの音の真髄

 

はじめに

 

これは私が留学以前から20年以上にわたって研究を続けている音についてのレクチャーです。特に92年にアルコイに渡り故ホセ・ルイス・ゴンザレス先生に学んだ音に対する執着心は今なお劣ることはありません。2009頃より騒音性難聴疾患を患ってからは前にも増して音に対する疑問にぶつかる毎日でした。現在でもまだその探求は続いています。今日お話することは私の見解であり他のギタリストや先生方には異論があるかと思います。また、私が学んだことは音に対する比重が多く、奏法やテクニックについては他の先生方にお任せします。今日は皆さんと一緒に音についていろいろなお話をしましょう。

 

(レクチャーの内容)

音の原理

 

良い音、悪い音〜好きな音、嫌な音

 

大きな音

聞き取りやすい音

わかりやすい音 

 

音と楽器のサイズ〜各弦と緊張感の関係

 

良い和音、悪い和音(解決について)

 

音の輪郭

発音と音の持続〜子音と母音の関係

音の組み合わせ(パーカッションの原理)

いろいろな組み合わせ

 

タッチと爪の役割

雑音右手

雑音左手

消音について

 

ギターを響かせる

ホールを響かせる

よく通る音とよく響く音

 

音の均一性について リズム考

次元の違う音

いろいろな音を秘めるギター

いかにギター独自の音、自分の音を引き出すか(マエストロの音)

 

質疑応答   

会場などの詳細、参加ご希望の方は下記リンクをご一読ください。

http://guitar.sakura.ne.jp/school/contents/tsukiichi.html    


最近は、きちんとしたスペインの音を出せる奏者というのが減っています。それは、最近会ったマリア・エステル・グスマンさんも同様のことを話していました。日本はもとより、ヨーロッパですら、減っています。

先日、当教室で主催した神成理さんも、同様のことを話していました(実際、近年聴いたなかでもっとも感動したコンサートであったことは間違いありません)。

伝統というものにしがみつくのではなく、それをしっかりと踏まえて「音作り」をしていかねばなりません。そして、その音が確かな感動を生むのだと思います。

このワークショップ、スペインの音、ギターの音の本質を掴みたい方には必聴の講義となるでしょう。たくさんの方のご参加お待ちしています! 

 


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神成理さんのギターリサイタル

当教室での主催で2011年4月26日にスペイン在住の神成理さんのリサイタルを主催しました。
こういう時期でスペインからやってくるのは本当に大変だったと思います。

確信に満ちた音色。聴いていて故ホセ・ルイス・ゴンサレス師匠を思い起こしました。



リハーサル中の神成さんです。



やはり311震災後、神成さんとも何回も連絡を取り合いました。一時期「来るか来ないか?」という状況にもなりましたが、さまざまな状況から来日してくれることになりました。神成さんは実は国籍としてはスペイン人なのです。ヨーロッパやアメリカでは「日本は危険」という情報や誤情報が流れています。そのような中で神成さんは日本のサイトなどの情報から「これならば大丈夫だ」と判断し、来日したというわけです。

いずれにしても、私もかなり前から神成さんの演奏は楽しみにしていました。

そして、実は九州の池田慎司さんも、私とのリハのために東京に来たということもありましたが、神成さんの演奏を聴きたい!という理由もあって来京したということもあったのです。

その音色は筆舌に尽くしがたいです。

突き刺すような芯がある音なのに、心に響きます。決して耳障りではありません。しかし、しっかりと耳の中、心の中に残る音です。最近、そういう音色=本当のギターの音を出す人が減りました。

神成さんのコンサートのあと、池田君とふたりで「アポヤンド練習しなくちゃ!」とけっこう影響を受けちゃったくらいです。(注:もちろんアポヤンド普段から使っていますが・・・)

そのくらい「音色」というものに心打たれたコンサートでした。

そして、アセンシオの「内なる想い」は非常に印象に残りました。久々に聴いた立体的に構築されたアセンシオ。やはりアセンシオはバレンシアの人です。言ってみれば、タレガなどと同郷。その音楽を本当に理解するためには「ギターの音色」「地中海文化」を理解していなくてはいけないのではないか?・・・と仮説を立てたくなります。そいういう演奏でした。

うまく言葉では説明できませんが、きっちりとしたギターの音色がなくてはやはりあの曲の表現は不可能だろうなあと思ったわけです。

打ち上げもしっかりと盛り上がりました!

今度、来日した際は池田君、私、神成さんでトリオでもやろうか?・・・という流れに!・・・いずれ実現するといいなあ、と思います。

来場してくれたお客様はみな大満足の様子でした。「空間を満たす音」がどのようなものなのか・・・このことについて神成さんの音が教えてくれたような気がします。もっと若い世代のギタリストにも聴いてほしかったコンサートでした。







ギターを弾き続けてきた理由〜コンサート編

前回のブログ記事の続きです。

ギターを弾き続けてきた理由、コンサート編です。

今までクラシックギターという楽器を続けてこられたのは、いろいろな刺激を受けてきたからだと思いますが、ここでは刺激を受けたコンサート(演奏会)について書きます。

コンサート ΑΑ初めて聴いたプロの演奏は中学生のときの山下和仁氏のコンサート。確か魔笛とかアランブラとかを弾いて比較的小品の多かったコンサートだったと記憶しています。ギターを始めたばっかりでしたが「凄い・・・」と思いました。その後「火の鳥」とか「展覧会の絵」とかのコンサートを聴きましたが、これらには絶句・・・。もう一言付け加えて「壮絶・・・」としかいいようがないインパクトでした。

コンサート◆ΑΑ山下和仁氏の演奏はクラシックギターの無限の可能性を感じさせるものでした。実はクラシックギターの「楽しさ」を知ったコンサートは、フバート・ケッペル氏の演奏でした。高校生のときに聴きましたが、当時としては珍しかった「タンゴ・アン・スカイ」やガーシュインのアレンジなどをアンコールで弾いたのを覚えています。ギターってこんな楽しい曲も弾けるんだなあ・・・と思った記憶があります。

コンサート・・・大学生のときに聴いたホセ・ルイス・ゴンサレス氏のコンサート。確かオリンピックイヤーだったと思うのですが、カザルスホールでのコンサートでした。とにかくソルが良かった!!・・・感動。ある意味ギターの音色(&音楽)で「感動」したのは初めてだったかもしれません。その後、CDなどで聴きなおしても、その感動は消えませんでした。

コンサートぁΑΑΕ灰鵐機璽箸箸いΔ發里任呂△蠅泙擦鵑、我が師匠ホセ・ルイス・ゴンサレス氏が、プライベートで弾く演奏はまさに「宝石」のような演奏でした。これぞギター!というべき演奏。生徒を交えての食事会や、講習会の夕食後とかにギターを弾いてくれましたが、この演奏に感銘を受けない人は人にあらず・・・という演奏でした。感涙。

コンサートァΑΑΕ丱襯札蹈覆了嫋△任△襯▲譽奪ス・ガロベーの演奏を初めて聴いたのはバレンシア音楽院のホールでした。そのときホセ・ルイスのもとで修行していた私はそのなんとも叙情的な演奏に感動。そして安定したテクニック、そのまろやかな音色にも感動してしまったのです。その後、彼に習いたいと思ったのもこのコンサートがきっかけでした。1998年ごろです。

コンサートΑΑΑΕ丱襯札蹈蔑嘘愧罎膨阿い織献腑▲鵝Εロベー(我が師匠アレックスのお兄ちゃん)のサロンコンサートも何故か印象に残っています。アニードの弟子であり、エドゥアルド・サインス・デ・ラ・マーサの弟子ですが、ギタリストとしては引退、年に1回程度リサイタルを行っていました。アレックスは現代的なアプローチの奏者でしたが、このお兄ちゃんの演奏は良い意味で「ギタリスティック」。ソルのソナタOp.15をこれほど生き生きと演奏できるのか!!・・・と感動した記憶があります。ひとつひとつの音が暖かく、そして存在感があるのです。弟アレックスとは対照的なアプローチの音楽でしたが、これも心にひっかかる演奏。それまでモダンなアプローチを徹底的に身につけようとがんばっていた私自身の音楽観に大きな影響をあたえました。

コンサートАΑΑΕ丱襯札蹈覆把阿い織スカー・ギリアの演奏会。小さなコンサート会場でしたが、フレタ(バルセロナはフレタ生誕の地!)&モンポウ「コンポステラ組曲」の絶妙なコンビネーション・・・感動するしかありません。ああ、バルセロナで勉強していて良かったなあ・・・と思う瞬間でした。1998年あたりのコンサートです。

コンサート─ΑΑΕ好撻ぅ麥嘘愧罅アリリオ・ディアスのマドリッドでのコンサート。もうほんとうに久々に巨匠ディアスがマドリッドに凱旋(?)演奏をするというので、わざわざ電車にのって聴きにいきました。基本的には音楽院関係者のみの演奏会だったように思います。全盛期の冴えはありませんでしたが、「やろうとしていること」が凄い!!。「このアポヤンドでのスケールが全部決まったら凄いんだろうなあ」などと思いました。それまで録音などで聴いていたイメージはそのままでした。テクニック的に完璧だったころのことを想像して、感動してしまったのです。

とりあえず、以上印象に残っている演奏会編でした。

ほんとうはもっとあります。記憶を辿ればいろいろもっと刺激を受けたコンサートはあるはずです。もちろんギター以外にも。

演奏会というのは、なんでも行ってみるものです。学生のときお金がなくても行っておくと、その刺激はあとになっても「機能」します。

現在、教える立場になって生徒などには数多くの演奏会に足を運んでもらいたいと思います。お金や時間には換えがたい貴重な財産を得ることができるでしょうから。

次回も続きを書きます。コンサート編ではなくて、師匠編にする予定です。

 

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