ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

デュアート

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

11/7 ギターデュオ「ラスマノス」コンサート 終了!

本日、2015年11月7日はギターデュオ「ラスマノス」のライブでした。

演奏曲目は、デュアート、ボグダノヴィッチ、セナモン、フェレール、さだまさし(!)などなど・・・。 

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ちょっと来場者が少なくて、寂しかったですが、次回のカデンツァさんでのライブも決定しましたので、是非お越しください。2015年1月9日(土)です。午後7時開演予定です!スペシャルゲストを用意しております。

みなさま、是非!

さてさて…。

今月は自分史上最多の演奏の機会の月です。以下にご紹介しておきます。いろいろありますので、みなさま是非足をお運びください。

明日はとりあえず千葉にマスタークラスに行って参ります。どんな受講生の方がいるのか、いまからワクワクしております!

::::::::::::::::::::::

11月8日(日)富川勝智マスタークラス
→千葉にて。受講生の受付は終了しましたが、聴講はまだ受け付けているようです。下記詳細をご覧の上、お問い合わせください(詳細

11月13日(金)ギターレクチャーコンサート
→第4回目となります。近現代の名曲をたっぷりと!チケットは私へのメールでも受け付けます(tomikawaguitar@gmail.com)
yamahaレクチャー



















11月14日(土)日暮里Bar Porto
→ボサノバシンガー山本のりこさんと共演。こちらも私へメールをいただいてもご予約できます。12名入れば、満席なので、お早めに!
151114












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10月13日カデンツァでのプログラム(リコーダー&ギター)

10月13日は本郷三丁目にお越し下さい!…なぜなら私とリコーダー奏者高橋明日香さんの演奏会があるからです!面白いレパートリーが満載です。

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午後2時開演です。会場は名曲喫茶カデンツァさん。

プログラムは以下のように決まりました(チラシに書いてあるのとちょっと変更があります)

セレナーデ Op.109-1(カルッリ)

3つの簡素な歌(デュアート)

中世風小組曲(ドゥミヤック)

民謡'Gestern Abend war Vetter Machel da' による変奏(シャインディエンスト)


ブラジル民謡組曲より(マシャード)

ソナタ第一番(グンゼンハイマー)

タンゴの歴史よりカフェ&ナイトクラブ(ピアソラ)

一部の最後の曲(シャインディエンスト)はチャカンという楽器にために書かれたものです。チャカンについてはほとんど日本では知られていません。19世紀半ばにドイツ語圏で流行したキー付きのリコーダーです。キー付きですので音域も広く、演奏はしやすかったのかもしれません。この曲は珍しいですよ!

原題は「Variations sur l'Air 'Gestern Abend war Vetter Machel da' pour le Czakan avec Accompagnement de la Guitarre」となっています。'Gestern Abend war Vetter Machel da' というのは民謡の名前なのでしょうが、グーグル翻訳にかけると…「昨夜いとこミシェルがあった」…意味不明です 苦笑。誰か正式な訳が分かる方…教えていただければ嬉しいです。

タンゴの歴史は「フルート&ギター」ではおなじみのレパートリーですね。でもリコーダーでやると、また違った響きがあります。素朴な悲しさというのですかね。フルートの方とは何回もやっている曲ですが、リコーダーでやる「意味」というのはあります。難しいんでしょうねえ…とは思います。でも、それだけではないですね。明日香さんのリコーダー…とっても憂いがあります。そして、切れの良さ…ピアソラの音楽にぴったりだと思うのです。

デュアートは「リコーダーとギター」のためにたくさんの曲を書いています。アン・プティ・ジャズという曲もありますが、それはリコーダーとギターを想定して書かれています。フルート&ギターというコンビはたくさんありますし、かなりの数の曲が書かれていますが、実はリコーダー&ギターという組み合わせでバロック以降、きちんと書かれた楽曲はまだまだ「未知の世界」と言えます。

デュアートは、リコーダーを愛した人でした。なので、リコーダーとギターのために楽曲を残してくれています。またたくさんのトランスクリプションも残してくれています。少しずつ紹介できたら…と個人的には思っています。

3つの簡素な歌の楽譜はドイツに旅行にいったとき発見しました。タイトル通りに「素朴な」曲です。でも、リコーダーの魅力がしっかりと詰まっていますし、シンプルなギター伴奏も旋律の魅力を引き立てます。これも是非知っていただきたい曲です。










10月13日(日)は是非、本郷三丁目名曲喫茶カデンツァへ!

フルート&ギターとは違う「リコーダー&ギター」の魅力を是非知っていただきたいです!



 



 

3月は天真庵ライブ!(リコーダー高橋明日香さんと)

さて、3月の演奏のお知らせ。久しぶりの押上の名店、天真庵での演奏です!

デュアートのイギリス組曲、アン・プティ・ジャズなどの隠れ名曲の数々。リコーダーとギターのデュオのオリジナル楽曲を中心に演奏します。

ご予約はお早めに!(席数はきわめて少ないです)

御蕎麦など食事付。お酒も飲めます。のんびりどうぞ!


3月25日(金)
リコーダーとギターの夕べ
演奏:富川勝智(ギター)、高橋明日香(リコーダー)
19時開場 19時30分開演
4000円(お酒・肴・蕎麦・珈琲付)

ご予約は以下まで! 
03-3611-1821

天真庵サイト(新しくなりました!)
http://tenshinan.jp/

天真庵3月のスケジュール。
http://tenshinan.jp/?p=392

 


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6つの友情(デュアルテ)

(※2009年3月21日&4月25日のコンサートのための解説メモです)

6つの友情(J.デュアルテ)

  • デュアルテはデュアートとも呼ばれる。最近ではデュアートのほうが主。
  • デュアルテはイギリスギター界の重鎮であった。
  • 1919年うまれ。14歳のときにウクレレとギターに興味をもった。ギターは最初ジャズギターを弾いていた。
  • 20歳の頃にクラシックギターに興味をもち、同時にクラシック音楽にも興味をもつようになる。
  • マンチェスター大学を卒業し、その後も科学者としてその分野の仕事をしていた。
  • エンジニアとして働きながら、ギター教授なども行い、1950年代よりジョン・ウィリアムスの父であるレン・ウィリアムスが設立したスパニッシュギターセンターでレッスンを行った。
  • 〈ギター奏法の基礎〉などの教本を多数出版しており、ギター教育者として優れた業績を残している。
  • アンドレス・セゴビアとの親交も深く、彼との個人的関わりを記録した本も出版している。
  • 〈6つの友情〉はポイント・カウンター(ソル)・ポイント、シャンソン、オスティナート、オフセット、カンタード、ガボットの6曲からなる小品集。
  • ポイント・カウンター(ソル)・ポイントはフェルナンド・ソルの月光に対旋律を付したもの。ほかに同様の処理を行なったものにフェルテア編のものやレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサのもの、そしてホセ・ルイス・ゴンサレスのものもある。デュアルテのものは基本はオクターブ奏法を駆使したもの。
  • シャンソンはフランス風の美しいメロディーを持つ曲。どこかフレンチジャズを彷彿とさせる。
  • オスティナートはイギリス民謡のようなリズムを持つ。ステップを踏んでいるようなリズムが特色。
  • オフセット。裏打ちのリズムをたくみに用いた曲。
  • カンタードはスペイン語でcantado。カンタンドはスペイン語でcantando。「唄って」という意味であるが、スペイン語であることからも考えて、どこかスペイン風のメロディーである。なんとなくアランフェス2楽章を彷彿とさせる。
  • ガボット。その名のとおりバロック舞踏の雰囲気を感じさせる。
  • 〈6つの友情〉全体としてデュアルテのジャズ音楽への傾倒を感じさせる和声が特徴的である。
  • 楽譜は入所困難であったが、スペシャル・オーダーエディションとして入手できる。

(この曲が聴けるコンサートはこちら↓)

lasmanos2009年東京横浜チラシ

 

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明日本番!〜フルートとギターのレパートリー

明日はフルートの山下兼司さんとのコンサートです。

個展でのオープニングコンサートです。

このデュオはなんだかんだ活動歴長いです。ベテラン、山下さんからは実にたくさんのものを勉強させていただいています。初共演は2001年ごろだったと記憶しています。それ以降、ボザ、イベール、ジュリアーニ、ピアソラ、いろいろやりました。

珍しいものとしては、マルタン「吟遊詩人の歌」(歌とフルート&ギター)とかモイーズの(ビーザーではない)「山の歌」、ステッセルのピアノ&ギター&フルートの曲など…かなりマニアックなものをやっていますね。定番とはいえ、ほとんど演奏されることのないシャンカール「魅惑の夜明け」とかもやったなあ。今までやった曲、暇なときにまとめてみようと思います。

とりあえず、定期的に山下&富川デュオを聴きにくると、かなりマニアックなフルート&ギターレパートリーの知識がつくはずです。

今回も、また“プチ”マニアックな曲が満載です。一部ご紹介。

デュアート「アン・プティ・ジャズ」…ギター独奏曲「イギリス組曲」で有名なデュアートのフルートとギターの作品。4つの小品で構成。“ジャジー”&“モダン”な曲。デュアートは過小評価されているかもしれない。数年前、スペイン在住のギタリスト、神成さんも言っていたけれども、作曲家としてもっと正当に評価されるべき人です。…でも練習してみると、かなり難曲!。

プレーガー「序奏、主題と変奏」…プレーガーは1783年生まれのヴァイオリン、ギター奏者。ロシア民謡を主題ととった作品で、日本人受けするメロディー。変奏もよくできている。フルートパートも実に見せ場が多い。ギターの音域の処理も適切。ほんとうに素晴らしいギター&フルートのレパートリーであると思う。もともとは山下さんのお勧め作品。こういう忘れ去られそうなレパートリーは是非残していきたいものです。

ベーレント編「古いイギリスの巨匠による作品」…ベーレント=ヴァーチュオーソなので、とにかく弾きにくい。苦戦中。音だけ聴くと、なんのことないストレートな作品なのだけど。曲はとてもいいです。しかし、ベーレント編はどれも弾いても一筋縄ではいかないなあ…と愚痴。

という感じで、もう明日なのですが、練習がんばります!

当日券もあります。新高円寺SKスタジオです。詳細は下記チラシをご覧くださいね!

和嶋みわこ展コンサート
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