さて、2006年12月13日〜25日までのレッスン覚書です。

やれやれ、これでなんとか、2006年分の覚書は終了。

めでたい!

ではどうぞ。

 

トゥリーナのファンダンギーリョ。音の進む方を常に意識。どの音に向かっていくか?&その音へ、どのようなエネルギーを自分の内部で感じながら向かっていくか?&そしてそれが実際の音に表現できているか?・・・が大事。

バーデンジャズ組曲。比較的単調になりがちなこの曲。「インテンポ&クレッシェンド」と「インテンポ&デクレッシェンド」を、全てのフレーズで試してみることで、癖を矯正。

ソル20のエチュード。セーハの「動かし方」と「位置」の変え方を徹底的に考えること。曖昧だと危険地帯が多い。

右手のプランティング練習。手の甲の安定が第一。この練習をしていると和音演奏時も安定してくる。

初心者左手のタイミングの注意点。指をどのタイミングで放すか、どのタイミングで押さえるか、どの指を残すか・・・とりあえず、この3点をチェックすることが大事。

注意点。とりあえず、教師が手本を示したものは、その場で不可能でも真似してみること(試すこと)がレッスン時には大事だ。耳で聞いただけでは、問題箇所は意識できない。解決方法のプロセスも全てその場で真似をしてみること。これを行うことなく「次の問題箇所」が気になっている生徒がいかに多いことか。問題箇所はひとつずつクリアーしていかねばならない。

ソル20のエチュード、9番。セゴビアの指示を詳しく見ていくこと。音楽の内容と密接にリンクしていることが多い。そして、それがセゴビアの指示なのか?ソルの指示なのか?・・・しっかりと区別することがポイント。

ソルのメヌエットイ長調。最初の和音。楽器を抱え込むように弾くと響きが悪くなる。表面板、裏板はフリーな状態にしておくこと。振動を妨げないようにすることが大事。

ソルのメヌエット(Op.25)。「trio」の意味を説明。このあたりを自分で調べられると中級者の仲間入りか?

楽譜が苦手・・・という感覚は持たないほうが良い。楽譜は「あいうえお」のようなものだ。少しずつ簡単なものからやっていくのも大切であるし、文脈のなかで「まとまり」として覚えるのも大事だ。読譜を地道にやりすぎるのも、問題であるし、曲だけでやっていくのも直感ばかりで実がならない。間違いを怖れる必要はないが、間違いやすい音を常に「読む」ように癖をつけることが大切で、その作業をある一定期間続けることで、読譜力は安定してくる。

読譜力に、上手も下手もないのである。

バッハ、チェロ組曲。低音の「歩み」の感覚をしっかりと意識。この進行感を感じることがバロック音楽の肝。

セーハのコツ。「肘をひく」というよりも、肘の重さを床方向に。自然に脇はしまる。この感覚が大切だ。

カルカッシ25、2番。maのプランティングで行う。軽い「挟み打ち」の要領で。mとaの「弾弦のきれ」と「準備」を意識。右手がコントロールされている、という感覚で行うのが肝要。空回りしないように注意。

弾いていると左足かかとが浮き上がってしまう生徒。リズムをとっているようだが、音が安定しない。体でリズムをとる癖もあり、一息でいくべきところが音楽的に「切れてしまう」。体の内側でリズムを感じるように訓練。腹部のコントロールがポイントか?

アグアドのアルペジオ。各拍裏でpをセット。とにかくこれを先行して行うことが右手全体の安定につながる。

アルベニス「アストゥリアス」。左手が難しいと思っているところが、右手が原因でミスしているところが多い。特に中間部。前半のパターンがシンプルなので、右手運指をおろそかにしがち。

.侫譟璽困離哀襦璽廚鬚澆弔韻覘▲哀襦璽廚瓦箸飽嫐をなすようにアゴーギグ(テンポ&音量の変化)をつける3謄哀襦璽廚鬚弔覆悪こ謄哀襦璽廚里弔覆り具合を微調整。・・・・この 銑い離汽ぅルを何回も繰り返すことが表現の基本だ。フレーズの前後関係、曲全体からみていけば、さらに表現の密度や役割も変化してくるので、何回でも見直すこと。これが表現の奥義である。

リガードの練習曲などをやっていると、左手の指先の感覚が鈍くなりがち。そういうときはネック全体を「握ってみる」。指先の感覚をチェック。

ターレガ「夢」(マズルカ)。二分音符の長さの音符がクレッシェンドがかかる感覚でイメージできればよい。クレッシェンドの記号を見て、右手だけの感覚で「強く弾いていく」と思うと失敗する。今、その時点での音を聴き、その音がどのように変化して「聴こえるか」を常にチェック。長い音価のものをギターでクレッシェンドをかけるには、あくまでもトリックを使うしかないのである。他の声部の音量コントロールがポイント。

すこしのポジション移動であるならば、左手の親指は固定しておいたほうが確実。とはいっても、あくまでも軸であるので、左手親指に過剰な力はいれないこと。

バッハの2重奏を使って、バロック音楽のグルーヴをトレーニング。単純な8分音符の連続のように見えても、内在するグルーヴがある。

ソル20の3番。半音上行とグループをどのようにつなぐか?を意識。

エチュの「プレリュード」。音程感、ダイナミクスの意味付け、テヌートとアクセントの処理及びニュアンスの違い。とりあえずはこれらをチェック。現代曲とはいっても、カンタービレ且つリズミックな曲であることを忘れてはならない。

ソル20の18番。♭3つというのは弾きにくい。ソル20のエチュードは比較的♭系が多いのがポイント。音楽的には内声をチェック。

アルペジオの練習などで、Pの弾弦時に右手全体が床方向に「流れしまわないように」するのがポイントである。右手小指側のラインを感じながら、pの動きに拮抗するカウンターアクションを意識することが大切。

プジョールの「小さなロマンス」。まずは楽譜の指示通り弾いてみる。それが自分にどのような印象を与えるかチェック。このイメージをもとに微調整していく。危険なのは、音が弾けた時点で、自分流の表現をつけてしまうことである。作曲者の意図を見失わないように注意すること。

右手タッチの極意。爪奏法とはいっても、音が発音されるまで、右手指先の肉の一部はつねに弦に触れた状態になっていること。これが本当のセゴビアタッチである。

 

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