ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

トレモロ

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レッスン覚書ミニ〜2009年1月5日〜6日

さて、昨日のブログで宣言したとおり、(今年こそは)レッスン覚書を復活させるつもりでいます。「ミニ」バージョンはちょっと分かりづらいかもしれません。レッスンを受けている人は「ああ、そういえばそういうこと言われたなあ?」とか、「これ、私のこと?」という感じで思い出すきっかけになれば…と思います。

レッスンを受けていない人は、なんだかわからないことも多いかもしれませんが、それなりに役にたつこともあるかもしれないので、ぼんやり、眺めてください。

  1. セゴビア編、ソル1番。やはり音楽的にいくらでも掘り起こせる作品である。ハ長調だからといって甘く見てはいけない。リズムの変化、声部の扱いにおいて最上級の楽曲である。
  2. ギターの構えを右手と左手でシーソーのように考えてしまうと、危険である。一般的に右手を弾きやすくしようとすると、左手側のネックは前方に突き出てしまって手首に負担をかける。これを上手く解決することがポイント。そして、そのようにすると必ず右手と弦の接触アングルは変化する。このとき、再度爪の形などを再検討する必要にせまられる。
  3. 音の中に感情をとどめる…しっかりと音を聴くことが大切だ。
  4. うねりを聞いて調弦しようとするのはなかなか難しい。初歩段階では、基準となる音を聴いて、歌い、自分の体内で「振動」させてみることである。そして、その自分の体内で感じる振動数を、次に合わせるべき音を比較する。そのような訓練を経ると、思った以上に調弦がスムーズにできるし、音感も養われる。
  5. 簡単な音階をつかっての音程を感じる練習はとても重要。単純な話、この訓練をやっていると調弦もうまくなってくる。
  6. 右手親指の関節のロックをトレーニングすると、右手のフォームは安定する。親指をしならせて弾弦する癖をつけてしまうと、親指の背中を使った消音がやり辛くなる。しならせ癖は一般的にだれでも身に着けてしまいやすいものである。
  7. ターレガのトレモロ練習。pimaのmにアクセント。リズムが整う。
  8. 初見が早い人と、遅い人。遅い人は分析をして読譜していこうという傾向が強い。なので、暗譜が得意な場合が多い。
  9. フラット系の楽曲。苦手な人が多いが、ローポジションでのコード数種をずらしていくことで、コードネームが浮かぶ人は多い。このことを大いに利用していけば、それほど怖れる和音は登場しない。

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レッスン覚書ミニ〜2008年3月24日〜25日

  1. 「指」「手」という認識をチェック。指を動かそうと思うと根元から(第一関節)から動いていない人が多い。これは体の認識の誤り。指の関節が手のひら側のどこにあるかチェックする。できれば触って確認。手の内側から曲げようと思うと、うまくいく場合が多い。
  2. トレモロの運指amiには一応意味があると思う。手指の動きの特性はいうまでもないが、音色の問題である。トレモロをひとつの「歌」であると考えると、ひとつひとつのトレモロが「丸く」聴こえるようにしなければならない。例えば、pimiにするとアタックが強くなりすぎるような気がする。もちろん、さまざまな組み合わせの練習は有効であるし、どのパターンでもできるだけ差異がないように練習すべきではある。上記の話は、それができたという前提での提案。
  3. 体験レッスンの生徒さん。鈴木巌さんの教本を独学で結構進んでいた。すごいなあと思った。なんだかんだ、この教本、実に良い編集で好きです。
  4. 牛を見張れ。音階の運指はふりましょう。とりあえず4音ずつで、しっかり運指を確かめながら練習。
  5. 私が言った事を素直に聞いてくれる生徒。ある部分を説明して、次回にはそれを曲中の応用できる他の部分にも応用できる。こういう生徒は伸びる。割合理系の人はこういうタイプの人が多い。
  6. レッスン合間、ラウロのソナタを遊び弾きしていたら、やってきた生徒が「そのくらいの曲はどのくらいで弾けるんでしょうか?」と訊いてきた。ラウロの他の曲ならいざ知らず、この曲は「弾く気になれば」でしょうね。
  7. カルッリのアルペジオでもなんでもいろいろ手を変えて練習しておくと、実に良い。Pのアポヤンドでpamiのパターンで練習しておけば、理論上はトレモロでもpをアポヤンドがかけられるはず。このあたりが分かってくると、基礎練習は楽しい。
  8. ホセルイステクニックノート。ターレガのトレモロ練習。想像以上に、効果的という生徒が多い。

 

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3月2日井桁ギター教室設立25周年コンサート

昨日のことになりますが、横浜青葉台で行われた「井桁ギター教室設立25周年記念コンサート」にスタッフ&演奏者としていってまいりました。

青葉台フィリアホール大が満席!&立ち見もでる!…というくらい好評!(おそらく来客500人近く?)

これだけの人が入るのは、教室主宰者である井桁典子先生の人徳ですね。

私の出番は、アンサンブルアリア(通常教室で個人レッスンを受けている人のアンサンブル)のコンサートマスター、独奏2曲、フィナーレの江部賢一バンドに参加…結構多忙でしたね。

アンサンブル・アリア→みながんばりました。やはり舞台上ですので、若干音の時間差があります。これには戸惑いますよね。前半、ちょっと乱れがありましたが、すこしづつ整っていくところはやはり練習の成果ですね。強弱もしっかりついていて良かった、と思います。

独奏2曲→レイス「ひとつのワルツと2つの愛」&ノイマン「愛のワルツ」を演奏。まあまあの出来だったと思います。ロマンティックな曲だったので、好評でした。

江部バンド→江部先生の隣だったので、実に楽に演奏できました(同じパートだったので・・・)。即席バンドです。全員集まったのも当日が初めてでしたので、本番でああ、こういうアレンジだったのかあ…と思いながら、楽しんで演奏できました。本番であれだけまとまった演奏ができるのは、やはり皆プロだなあと思いました。もちろん、江部先生の素晴らしいアンサンブルアレンジ能力もたっぷりと堪能できました(客席で聞きたかったなあ…無理だけど)。個人的にはジプシーキングスの実にスパニッシュな伴奏が楽しかったです。大きな会場で弾くと、「ああ、やっぱりアルカンヘルってスパニッシュサウンドだなあ」と思いますね。ラスゲアードの切れとか、カッティングの味わいはやはり日本のギターにはないものです。もともとアルカンヘルはフラメンコギターにも定評があった製作家なので、あたりまえといえば当たり前なのですが・・・。

さて、2部からはみなプロの演奏家のステージでした。

我が師匠である手塚健旨先生(井桁先生のお世話になった方という紹介のされかたでした)も2曲演奏。久々に演奏を聴きましたが、感動してしまいました。裏からしか聴けなかったのですが、舞台脇からトレモロのタッチや右手のアングルなどをじっくりと観察してしまいました。特にトレモロのアングルは実に参考になることばかり。トレモロはおそらく手塚先生の「おはこ」でありますが、イエペスやレヒーノの影響を受けたタッチであると思われます。トレモロの粒立ちが実に印象的でした。私も研究してみたいと思います。終わってから「暁の鐘」の運指上の質問にも快く答えてくれました。全ての運指に関して明解な答えがある・・・当たり前ですが、実に有益でした。

もう一曲、「モーロとジプシー」(作者不詳)も良かったです。ギターとは「こうあるべき」という理想的な楽曲かもしれません。もういちど聴きたいなあ。

終演後、手塚先生の控え室で、先生の使用したアルカンヘルを弾かせてもらいました。アルカンヘルだから勿論素晴らしいのは当たり前です。ですが・・・これは凄い!…という楽器でした。ちょっと貸してもらって弾かせてもらいましたが「ああ、一生弾いていたい!」と感じるギター・・・この感覚は久しぶりでした。私のものは1997年のものですが、10年経つとまた違う感性がギター製作家にも宿るのですね。アルカンヘル・フェルナンデスはもちろん既にギター製作の分野で大家です。大家となった今でも、新しい発想やアイデアを楽器に盛り込もうという素晴らしい職人なのです。もちろん、そこにはスパニッシュギターの伝統を守ろうという姿勢も貫かれています。このバランス感覚はあまり他の製作家には見られないものです。

私の楽器(アルカンヘル1997年)も先生にチェックしてもらいました。とりあえず、私の弾き方に問題はないようです。

というふうにいろいろと勉強になりました。その後の打ち上げでもギターやギター界の面白い話をたくさん聞けました。

久々にいろいろと手塚先生とお話できたり、アドバイスを頂きました。私の感想としてはどこまでいっても「師弟」ですね。先生が成長しているかぎり、私が追いつくことはないのでしょう。これは現在弟子を抱えている私本人にもいえることかもしれません。とにかく勉強し続けるしかないのです。がんばろう。

手塚先生のお弟子さんたちもたくさん会場にいらしていました。偶然打ち上げ会場にもいましたので(井桁グループとは別の席に)、その場で部分的に参加・・・ここでもいっぱい「お褒めの言葉」を頂きました。中には大学生の頃から私の演奏を聴いてくださっている方もいて、「やっぱり富川君の音はキレイね〜」といっていただきました。これはそのまま受け取って自信とさせていただきます。嬉しかったです。

演奏会そのものの感想に戻ります。

オヤジサウンズという井桁先生のもとで学んでいるオヤジサンたち(みな50代〜60代?)のアンサンブルグループがいます。これにはちょっと感動しました。みな音に厚みがあるというか…圧倒的にテクニックがあるというわけではないのですが、みなギターの音にこだわりがあるんだなあ、と思ったわけです。そのステージングも見習うべきものがおおくありました。自然に会場から手拍子がでる!…これは凄いなあ。打ち上げでの私のコメントでも褒めさせていただきました。

全体の感想として、やはりギターは素晴らしいなあ、という一言です。アンサンブルが主体でしたので、アマチュア、プロ問わずたくさんのギタリストがいましたが、それぞれが日常の生活の中でギターと関わって生きているわけです。そして、他人に感動を与えたり、与えられたりして生きている…。それが自分の人生においてかけがいのないものになっているのだなあと感じました。

やればやるほど、ギターというのは深く難しい楽器です。だからこそ一生付き合っていく価値のあるものなのですね。自分にとっては、そういうことを再認識させてくれたコンサートでした。

最後になりましたが、やはりそういうコンサートを企画できる井桁典子先生も凄い人です。丸一日超人的な働き方でした。ウクレレ弾いたり、司会をしたり…しかも第二部にはソロまで!…もちろん江部バンドにも参加!(ソロ演奏、ヴァイス「パッサカリア」素晴らしかったです!…控え室モニターで見ながら、いろいろ勉強させていただきました)。井桁先生のギターにかける情熱、そしてその情熱についてくる生徒さんやギタリストやミュージシャン…素晴らしいイベントでした。これほどの規模のイベントを単独の教室の行事として成功させるのはあまり例のないことです。自分も見習いたいと思います。

この場をかりまして、井桁ギター教室25周年、祝福の言葉を述べさせていただきます。

次は50周年?

 

 

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レッスン覚書ミニ〜2008年2月29日〜3月1日

  1. 弦の交換周期。まったくの初心者だと「切れるまで」と考えている人も多いようだ。最低でも季節ごとに換えるのがよいでしょうね。できれば、毎月。
  2. ヴィブラートの練習は初心者のころにやっても有意義だと気づきました。特に長い音価を意識させるのに最適。右手の弾弦時しか「音」を意識しないのが、「音の伸び」を意識するようになりますね。
  3. ギタルラ社青本、ソルのギャロップは冒頭部をプランティングで音色をそろえる練習にも使えます。
  4. ホセ・ルイスのテクニックノート。やはりやるかやらざるか?という面もあるが、たまにチェックしないと雑な指な動きになっていることが多い。自主的にやるのであれば、全ての練習をゆっくり&無駄がないように観察しながら…この2点に尽きる。
  5. サグレラスのラルゲット。一見単純なアルペジオに見える曲だが、よーくみると低音の進行がミロンガ風になっている。やはり作曲家の出身国を知っていることは重要だ。
  6. フェステ・ラリアーネをトレモロ練習の基本だと思うと遠回りのことが多い。もし最終目標が「アランブラ」であるなら、最初から2弦でのトレモロを練習すべきである。フェステ・ラリアーネはほとんどが1弦でのトレモロ。もしこの曲で大振りのトレモロを身に付けてしまうと、一生アランブラの2弦でのトレモロは弾けない。
  7. ドメニコーニ。トッカータ・イン・ブルー。4指での小セーハがでてくる。素直にできるのならば、やったほうがいい部分ではある。指を拡張しその部分を押さえると、音楽的に不適切なアクセントがつく可能性が高い。4指小セーハが苦手あるならば、右手の弾弦に注意しアクセントがつかないように練習。右手と左手は同じ感覚で緊張、弛緩を感じる傾向があることを忘れないように。
  8. セゴビア編ソル12番。セゴビアの運指の意味。1を軸にして、フレット間を移動していくセンサーとして機能させていることに気づけた人は立派。
  9. 緑の木陰にて。メロディー、フレーズなどが決まってきたところで、ニュアンスのレッスンをすると効果的かな。いわばダイナミクスなどの隠し味といったところ。アポヤンドやセミアポヤンドで音色の味付け。発音のタイミングがアポヤンドだと実につかみやすい。
  10. 基準となるタッチを身につけるのは簡単。弦と指のアングルを適切に保ち、自然な動作で発音できればいいだけである。ただし、この基準をたもちながら実際の楽曲を弾ききることができるかどうかが、難しい点ではある。
  11. 新しい楽曲に取り組む際は、今まで学んだことをできるだけ応用しようと思うことである。ただし無理をせず、自分のできる範囲(&理解できる範囲)で行うことが大事。
  12. メロディーと伴奏の弾き分け…言葉にすると簡単だが、これを実現するには(あたりまえだが)確実なテクニックが必要。amipと弾く4声の和音で、任意の一音をフォルテで弾くことはもちろんのこと、上から「フォルテ、ピアニッシモ、メゾフォルテ、フォルッティシモ」という音量で弾けといわれればできなければならない。
  13. ソルの教本の右手の図。機会があれば是非見て欲しい。現代奏法に通じるフォームである。おそらく右手各指の独立という面からみると理想的ともいえる形である。
  14. ヴィブラート練習の効能のひとつ。左手全体のラインをはっきりと意識できること。左半身〜腕〜手首〜指先をひとつのラインとして機能させることが実に重要なポイント。ヴィブラートというと表現上の効果が重視されますが、左手のバランス練習=押弦の確実性を高めるという意味でも効果的です。

 

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レッスン覚書ミニ〜2008年2月25日〜26日

  1. mの音がほとんど出ていないトレモロ。これはmにメトロノームのクリックを合わせて練習するしかない。その際mを跳ね上げないように注意。
  2. ほとんどの初心者はmの動きが鈍感。これを鋭くするために16分音符でのアポヤンドim交互練習はやはり効果的かもしれない。
  3. 自分の心拍数を調べてみる。そうすると自分が快適だと思うテンポを設定することができる。パルスとテンポ、という言葉の違いに敏感になるために、是非このことを考えることを勧める。
  4. 教本、とりあえず書いてある運指はその通りにやってみる。試してみて、その運指の意味を考える。初心者にはこのプロセスが大事。
  5. 左手運指は優先順位を決めることが大切。
  6. 複雑は和音の連続はセーハを利用することで、左手指の入れ替えを減らすことができる場合がある。
  7. ポジション練習を応用を学ぶための練習曲。運指にたよるのもひとつの手段。各弦の7フレット上の音、9フレット上の音が楽譜と対応できるようになればしめたもの。
  8. リョベート編、カタルーニャ民謡は10曲以上あります。「聖母の御子」「盗賊の歌」「アメリアの遺言」だけではありません!・・・できれば全部練習してください。アルゼンチン民謡も名曲。
  9. カタルーニャ民謡。原語のニュアンスを間違うと音のグルーピング、アクセントも間違います。ご注意を。
  10. スペイン語、アラストレの語源を考える。そうすると、ターレガやリョベート作品のニュアンスがわかる部分も増えてくる。
  11. ホセ・ルイス・ゴンサレス編、ドビュッシー「亜麻色の髪の乙女」。氏のテクニックノートの最後のほうにある和音練習をやっておくと、実にスムーズにひけるはず。

 

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