ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

パークニング

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ブログを読み返す

ブログを読み返す。たまにやります。

なんとなく「ああ、もう10月だなあ・・・」とか思ったときに、1年前のブログを読み返したりするのです。ちょうど1年前は何をやっていたのかなあ、と気になるのですね。

で、さっき1年前の10月、つまり2006年10月のブログを読み返しました。

以下、気になった点を箇条書き。

  1. 演奏会の仕事が多い。ほとんどソロ演奏。
  2. サブの楽器、カシミロ・ロサーノをたまに使用している(これは写真から思い出した)
  3. リョベート研究をしている
  4. 謎の演奏理論「3つの法則」について述べている(これはいまだに未解決)
  5. パークニングの自伝を読んでいる
  6. 「アランブラの思い出」を本番で弾いている
  7. レイス、デンツァなどは最近まったく弾いてない曲を弾いている

・・・とまあ、いろいろ忘れていることも多いですね。

1について。昨年は合わせ物が少なかったということです。今年の秋はデュオの仕事とばかりです。というよりは、今年は意図的にアンサンブルの仕事を多くしようとしたのですね。

2について。最近使っていないので、ちょっと「起こしてあげようか・・・」と思案中です。練習で使うだけでもいいので。

3について。リョベート研究はライフワークですので、たまにリョベートレパートリーでも練習しようかなあ。

4について。これについてはすっかり忘れていました。リョベートの録音聴いて何を感じていたか思い出そうと思います。

5について。パークニング自伝、再読しようかなあ。パークニング研究も始めようかなあ。

6について。あまりにも定番すぎてあまり弾きたくない「アランブラ宮殿の思い出」・・・実は人前に結構弾いていたようです。最近ある生徒には「俺が“アランブラ”を本番で弾いたら、死期が近いと思ってね!」と冗談でいっていたのに・・・。普通に弾けばいいのですね。

7について。レイスも弾きなおそう。「フニクリフニクラ」も最近まったく弾いてない。というより、完全に忘れているかも・・・。

 

・・・うーん、ブログを読み返すと、驚くほど発見がありますね。ブログの効能ですね。

 

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生徒からの影響・・・パークニング伝記

仕事柄(というか趣味?)、ギター関連の本を読むことが多い。

もちろん注文することも多い。

昨日はフランス語で書かれたソルの伝記。実際はフランス語で書かれているので、伝記なのかすら分からないが・・・。フランス語の本を買って読めるの?と訊かれると「まあ、なんとなく」としか答えることができない。

スペイン語ならほとんどOKですが。もちろん辞書が必要な場合はあるけれど。英語の資料は山ほど読んでいるうちに、ギター関連、音楽関連のものはだいぶ分かってきた。

「読書百遍、意自ずから通ず」という言葉があるが、なんとなくその気持ちが分かる。

締め切りに追われているというのに、今読んでいるのが、「クリストファー・パークニング自伝」。まだ途中までしか読んでいないが、爪矯正の話や、レコーディング時の左手ノイズに悪戦苦闘している様子が書いてあって、とっても面白い。

この本は生徒が、先に入手していて『悔しいので』即注文。なんとなく生徒が持っている楽譜&書籍を持っていないと悔しい。

こういう生徒がいると、いいものである。

ちなみにこの生徒はパークニング・ファン。(ちょっといまどき珍しいが、悪くない。というよりは、とても良い)

パークニングの教本

この前の記事で、クリストファー・パークニングの教本を紹介しました。

いくにんかのレッスンでは抜粋で使用しており、大変効果をあげています。

パークニングだからちょっと古い教材なのではないか?と思われる方もいるかもしれませんが、非常にオリジナリティ溢れる内容で、練習曲もこの本のために書き下ろされたものが多く、音楽的にも素晴らしいものばかりです。

数人の生徒から『どこで売っているのですか?』『是非欲しいです!』と言われましたので、アマゾンへのリンクを張っておきます。

↓第1巻です。

The Christopher Parkening Guitar Method: The Art and Technique of the Classical Guitar in Collaboration With Jack Marshall and David Brandon

第2巻もなかなかよいです。

これ↓

The Chritopher Parkening Guitar Method: The Art and Technique of the Classical Guitar

この第2巻の曲集も良く考えられており、中級者以上のかたにお勧め。1曲ごとの奏法解説&表現解説も丁寧です。ポイントがしっかりとわかります。

難点は(もちろん)すべて英語で書かれていること。

爪の削り方や練習方法なども「ひとくちエッセー」みたいな感じで書かれていて、とても勉強になります。

 

アリエスガール!

2001年10月4日の日記より

普通に練習。運指など、いくつか変更。せっぱ詰まってくると、「安全圏」に飛び込む方が良い。ギタリストが編み出した「素晴らしい運指」でも、お客さんは気付かないのがほとんど。だから、失敗する可能性より、若干音楽的に劣っていても「安全な」運指を選ぶ。これは、我が師ホセ・ルイス・ゴンサレスの考えには反するのだが。

我がお師匠さんの好きな言葉は「アリエスガール」であった。けっして、牡羊座の女の子のことではなく、スペイン語の動詞。

「ARRIESGAR」である。まあ、適当に意訳すれば「まあ、どかんとやってみろや!」といった感じ。

安全、確実な運指よりも、ニュアンスやヴィブラートなどを駆使した歌心ある演奏をしなさい・・・という教えなのです。

まあ、この5年ほど前の日記を読んでみると、やはりスケジュール的に簡単なほうの運指を選んでいるということである。何を弾いたかは忘れたが、現在もやはり「プロ」として安全な運指を選択することが多いのは確か。

最近レッスンをしていて、パークニング編のヴァイス「パッサカリア」を持ってきた生徒がいたが、やはりパークニングの運指にも「アリエスガール」なものを感じてしまう。

セゴビアの運指もとっても、「アリエスガール」なものを感じる。この辺りは、一冊の本にして出したら面白いと思う。

青葉台でのレッスン

本日は青葉台でのレッスン。
ここは3時過ぎから夜の9時まで、途中30分の空きがあるのみで、結構しんどい。
なにが、しんどいかといえば・・・ニコチン。
これはスモーカー以外には分からないかもしれないね。お陰で、本数が減るので少し健康になった気がする。
 
まあ、ちょこっと今日のレッスンから覚書程度に。
 
セーハ。やはりどこまで(何弦まで)かけるか、しっかりと決めることが重要。また、どこでセーハから解放できるかを考えることも重要。
 
隠れセーハテクニックとしては指の根元でのセーハがある。イエペス編の譜面などでは数学のルート記号で表記されていたりする。
 
そんなことなどを教えながら、ヴァイスの「PASSACAILLE」をレッスン。
昔から名曲だが、最近あまり弾かれないです。
この生徒さんはセルシェルの録音で好きになったとのこと。
 
楽譜は浜田三彦編を使用。低音の動きをつないでいく運指、半音進行をつなぐために左手同一指などを使用する運指に「なるほど〜」と感心。
 
気になって、帰宅後パークニング編もチェック。
 
やはり低音をつなぐ運指、半音をつなぐ運指となっていた。
 
いい曲なので皆さん弾くことをお勧めします。
 
弾く前に「聴きたい!」という方は
↓をどうぞ。セルシェルのバロック・アルバムです。
 
 
 
 
 

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