ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

ミス

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発表会雑感〜「間違うこと」

先週の土曜日は発表会でした。
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当教室としては36回目の発表会。今回は尾野ギター教室との合同発表会という形でした。生徒さんの演奏を聴いていて、いろいろと考えました。なので、講師演奏のときにちょっとした「アドバイス」をしました。

すごく簡単なアドバイスです。「間違うことは当たり前」と思ったらいいよ、と。え?プロがそんなこと言っていいの?という方もいるかもしれませんが、発表会にでる生徒さんのほとんどが「間違うことの恐怖」に取り憑かれてしまっている人が多いのです。

そこにばかり意識を持って行かない方がよいのです。間違っちゃダメ!と思い込むことで、体は硬直し、ミストーンや暗譜のミスなどがでるたびに、鼓動が早くなる…そんな経験をした人は多いと思います(僕も若い頃、経験しました)。

まずは、間違うことだってあるさ!と開き直ること。実はそれが本番で弾く時にとても大切なこと。もちろん、練習のときに技術的に足りない部分は補って、音楽的に未消化な部分は消していく作業はとても大切。それはしっかりとしてほしいと思います。

ですが、どうしてもミスというものは出てしまうものです。残念ながら。そこで恐怖心を持っては前に進めません。そして、ミスは実際は聴いている人にとっては大きな問題にならないということです。それよりも、自分の演奏の中で「できている部分=良い部分」をしっかりと聴いてもらうように舞台上では集中してほしい。

この音色いいでしょ?とか、この表現いいだろう!…とかなんでもよいです。初心者の人だったら普通にしっかりと音を出すことに集中してもよいです。上級者の人なら、音楽表現や構成感をだすことに集中するとか…そのように考えてほしいものです。

予期せぬミス…これは誰にでも起こりうることです。それが起きた時に舞台上で「すくまない」こと。これが、実は一番大切です。ミスしたって、メモリースリップしても、死にませんから 苦笑。それよりも、そのミスに固執してしまって意気消沈して、本来持っている良い部分まで消えてしまうこと。これが一番まずい。


では、それはどのようにトレーニングしたらいいのでしょうか?…ひとつ簡単なトレーニングとして普段の練習で「通し練習」するときに、ミスしたり暗譜ミスがあったときに気持ちとして「笑う」ことです。

「笑い飛ばす」のです!

うわー、こんなミスしてる〜。ばかだなあ!とか、あ、指もつれてる!とか。今風に文章化すれば、こんな感じ。「和音しっかり押さえられなくて、全滅 笑」という感じ。

そのように気持ちのトレーニングをしておく。そうすると客観性が保てます。(もちろん、あとでミスした理由は考えて練習はしておいたほうがいいですよ!)

以上のことを講師演奏のときと、打ち上げのときにお話しました。

ということで、私の講師演奏時の写真でーす。

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もちろん、ちょいちょいミストーンとか暗譜ミスとかありましたけど、たのしーく演奏しましたよ!心の中ではけっこう笑顔です!

上の集合写真のように、心のなかは笑顔で演奏したいですよね。

 


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絶対にミスをしない〜練習方法の大切さ

最近、レッスンをしていて「練習方法」について教えていることが多いです。

絶対原則はこれです。

「絶対にミスしないで弾く」=「全ての音符を正しく弾く」

 

…しかし、これが簡単ではありません。生徒さんによっては先を急いでしまって、ミスを連発してしまうことがありますね。ある曲を練習しようとするときに、気をつけてもらいたいのが、以下の点です。

  1. 正しい運指(左右)を付す
  2. 最初はゆっくり通して弾けるようにする
  3. 弾けない部分の(技術的)解決法を考える

上記、3点を繰り返すことが大切です。

難しいのは3ですね。解決法のストックがどのくらいあるか…細かくいうと切りがありません。左手の方向性や、右手の運指のルール…また個人差もあります。左右の手の大きさや柔軟さ…逆にいうと、解決法のバリエーションを増やしていくのが基礎練習(メカニック練習)が重要視される理由でもあります。

1の「正しい運指(左右)を付す」も、実は当たり前のようで難しい作業です。ゆっくり弾いて決まる運指でも、実際に楽曲が要求するテンポで決まらなければ意味がありません。たとえば右手の運指で、ゆっくりしたテンポであれば薬指=中指のコンビネーションで弾ける部分が、早くなると弾けない…というのでは、現時点で有効な運指ではない、ということです。

つまり、2の「最初はゆっくり通して弾けるようにする」というのは、言い換えれば「(※最終的に楽曲が要求するテンポで演奏可能な運指で)(最初は)ゆっくり通して弾けるようにする」ということなのですね。

運指を決定する段階で、楽曲が要求するテンポで演奏してみるのは実は重要な作業なのです。それで決まりそうなら有効な運指…うまくいかなそうなら有効ではない運指ということです。

有効ではないと感じたのであれば、それが技術的不足に由来するものなのか、もしくは運指法として無理があるものなのか?…しっかりと判断します。もし技術的不足に由来するものだとしたら、その要素を普段の基礎練習に取り込むことが大切です。もちろん普段から楽曲に関係なく基礎練習をしておくことも大切です。

そういう意味で「基礎練習」というのは、以下の二点を常に考えていくとよいのです。

ー尊櫃剖覆鯲習するにあたって必要な技術を抽出し、それを日常のトレーニングに組み込む。

曲の練習とは別個に、メカニック練習で均等に左右の手を鍛える

上記´△鬚靴辰りと意識しておくと、運指の可能性は増えてきますね。

 

そして、また絶対原則に戻ります。

「絶対にミスしないで弾く」=「全ての音符を正しく弾く」

心理的側面から、この練習法はとても重要です。解決法を考えず、ミスを連発する練習を繰り返していると、「ああ、この部分は難しい!」と感じてしまって、恐怖感になります。

よくポジション移動のさいに、体をこわばらせたり、息を荒くしたりする人がいます。で、その生徒さんに、「それはそんなに体を緊張させなくても、腕の動きだけ意識すれば弾けるんじゃない?」とアドバイスすると、大概がさっきよりもスムーズに弾けてしまうものなのです。

この緊張感は、おそらく練習の段階に由来するものであると思います。なんとなく漠然とした運指で、勢いで(最初から速めのテンポで)弾いてしまっていると、こういう傾向になることが多いですね。

左右の運指を考え、かなりゆっくりしたテンポで確実に決める…という段階を経た練習をしていれば、こういう恐怖感はないはずです。「焦り」「不安感」が恐怖感へとつながっていくのです。

たとえば、10回ある部分を練習したら、その部分は10回ミスなしで弾けることが理想です。そして、ミスしないためにはどのようにしたらいいのか?…正確に確実に弾くためにはどうしたらいいのか?…このことをできるだけ練習時期の早い段階で考えることが大切です。

そして、そのミスしないための解決法がみつかったら、それを最初は脳みそが処理できる速度で確実に反復することが大切。これは大切ですよ!

もう一度繰り返しますね!

脳みそが処理できる速度…です!

つまり「ゆっくり」ということ。ひとつひとつの指の動きが(左右)認識できる速度ということです。

教える立場としてはこれが一番難しいのですが…レッスン時に「ゆっくりね!」とアドバイスしたとしても、ほとんどの生徒さんが私が思っている2倍以上のテンポで弾いてしまうことが多いのですね。私が実例をしめすと「え!?そんな遅く?」とびっくりする人がほとんど。

ゆっくりと脳みそが各指の動きをコントロールしている状態を観察しながら…何回も正しい動きで部分練習することです。もし、初めて弾いたときに(初見などで)一回ミスしたならば、ミスした理由を考えて、それから解決法を導きます。そしてあとは99回正しく練習することです!

そうすれば、その部分の成功率は99パーセントまで上がります!これを限りなく100%に近くするのが「正しい練習」といいます。

もし、一回ミスをして、それを放置…何回もそのミスを繰り返したとします。その状態であと99回ミスをし続ければ、その部分の成功率は0%です。

もし万が一、なにかのひょうしで「当たり!」がでて、たまたま1回うまく決まったとしても、成功率は1パーセントです。これが、演奏への恐怖感へとつながっていきます。

 

上述「3.弾けない部分の(技術的)解決法を考える」というのが、実は独学だと難しい作業なのはいうまでもありません。教師の役目は、この解決法を教えることでもあります。

そして、また教師の役目は「練習法を教える」という部分も大きいと思います。ある生徒さんが、どのような楽曲の難所でも自分で解決法を見出すことができ、正しく練習できるようになることが、教師が教えるべき第一段階なのでしょう。

 

さて、ここからは余談。

バルセロナで習った我が師匠アレックス・ガロベーは、上記の正しく弾く段階と表現へのアプローチを同時に行っていくという方法論を教えてくれました。運指というのは、実際は音楽性と深く関わっています。表現や解釈を同時に行いつつ、その部分の適切な運指や技術を考えていくということが大切だという方法論でした。時には楽曲全体から俯瞰した際の、その部分の意味合いを考えながら、処理していくので、実に複雑な作業でした。

私がこの方法を勉強しはじめたときは、本当に最初は時間がかかりました。最初は1日4小節も進みませんでしたね。慣れてくるとてきぱきといくようにはなりましたが…。

実際のプロギタリストには、このように同時に行っていくことタイプが多いのだということは明白です。

しかし、ギターを学習している皆さんは、できるだけ焦らずに、ゆっくりゆっくり練習してください。急がば回れ!です。

しっかりと脳みそを使い、ある程度の量をこなし、解決法のストックを増やしていけば、あとは自動的にそういう脳みその回路になっていきます。そうすれば、プロと同じように適切な運指を選択し、表現や解釈を同時におこなっていくが将来的に可能になるでしょう。

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レッスン覚書2007年1月5日〜15日

かなりリアルタイムではないレッスン覚書。これでやっと2007年バージョンスタートです。

2007年1月5日〜15日までのレッスン覚書です。

どうぞ。

pのダブルアポヤンド。例えば6弦と5弦を同時にアポヤンドする。この場合、6弦を強くor5弦を強く、etc.・・・さまざまな組み合わせでコントロールできるようにすること。そうでないとバリオスのワルツ4番は弾けない。

曲の「タイトル」のイメージ。テンポと音色に影響。このことはこどものレッスンのときでも徹底させておかないと、指の運動になってしまう。

ブローウェルシンプルエチュード7番。右手の圧力の切り替えをチェック。

大学のサークルなどで、アンサンブルをやっていたのに指揮で3拍子もふれないのは問題。正式に指揮法を学ぶ必要はないが、3拍子のプロポーションをある程度把握しておくべきであろう。

結局、表現の基本は「いろいろ試す」ことである。もちろん楽譜に書いてあることには忠実に。

本番用のチェック。_擦離ぅ瓠璽権指のイメージ∋悗離ぅ瓠璽権音のイメージ。これら´△リンクされて実際の演奏となる。このためには左手だけの練習は効果的。

レッスン時に生徒の「すいません」を聞くと悲しくなる。できれば「すいません」は使ってもらいたくない。ミスは誰にでもある。そのミスをどのように解決していくかを考えるのがレッスンである。教師側が解決法を教えずに「ミスするな!」といっては駄目なのはいうまでもない。問題は解決法を教えたのにミスが減らないことである。これも教師側としては悲しい。

それでも、人間全てを完璧にできるわけではないので、繰り返し解決法を教えるしかない。まあ、これが教師の役目です。辛抱です。

音のつなぎ方。前の音を押さえている指は、次の音が発音されてから放すこと。これが基本。この基本を初心者のうちから徹底しておくことが将来へつながる。

新入りの生徒さん。独学歴長し。本人曰くの問題点は「音符を読むのが遅い」とのことだが、実際には「読譜していない」ということが問題点だと指摘。音のタイミングと構成音だけを楽譜から「ひろっている」だけで、読譜していないのである。ある程度の曲が弾けているだけに、このあたりは大問題だなあ、と。

自分の体のどこから音がでるか?を意識することが、指先で音を出すということよりも大切な場合がある。

実際に本番ではこのことを意識しないと、スムーズに演奏できないことが多い。頭を意識すれば、体全身はリラックスするであろうし、胸から出ているとイメージすれば、腕の関節はリラックスする。おなかから音がでるとイメージすれば、重心は下に落ちて足を意識することになるだろう。もちろんこのような音の出るイメージと体の関係には、もっとバリエーションがある。これは日々の訓練次第である。このようにイメージすれば、音は変化する。

試さないと分からない。

 

 

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