ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

メカニック

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基礎練習覚書(何を行うか?&どのくらいの時間がかかるか?)

最近さぼりがちなレッスン覚書ですが、いくつか気になること点について書いておきます。

楽曲の中の難所を取り出して、基礎練習に取り込んでいくのは大切なことです。

世の中にはたくさんのベーシックなテクニックを項目ごとにわけた本が出版されています。
ホセ・ルイス・ゴンサレスギターテクニックノートなどが有名ですね。教本の後ろにもそのようなスラーや音階などのテクニックを項目わけして掲載している本もあります。
村治昇先生の本「ギターだーいすき!」シリーズの中にもテクニック別によく項目わけされてまとめられているものが多いです。

さて、いずれの本にしても、何か1冊持っていおくことをお勧めします。そして、頭から全部通す必要はありません。あくまでもリファレンスとして持って置き、自分が現在取り組んでいる楽曲のなかの苦手な部分に関連したテクニック練習をそれらの本で学んでいけばいいと思います。

各種テクニックには守るべきことが数点含まれています。「何を守ってやるのか?」ということに集中してテクニック(メカニック)的な面に集中して基礎練習を行うことが大切です。

そして、そこで意識したことを楽曲の中でもしっかりと実現できるか?・・・ということが大切なのです。

あと、もうひとつ大切なことが、各基礎練習がどのくらいの時間がかかるのか?・・・を把握しておくことですね。

社会人の方などは1日で練習する時間が限られています。練習できる時間が1時間確保できるとして、基礎練習で30分とかはかけていられません。

なので、今自分が取り組んでいる基礎練習課題が複数あるとして、それぞれがどのくらいの時間がかかるのか?・・・をしっかりと把握しておきましょう。


最後に。基礎練習といっても、単純にメカニックなもの、そして、音楽表現のための基礎練習という2種類があることも頭に入れおきましょう。

もちろん、メカニックな面から音楽表現のための基礎練習に応用していくことも可能です。つまり、スラーから「アーティキュレーション」へと変化させていくため、テヌートやスタッカートなどのバリエーションを与えて練習してみる・・・などです。

純粋に音楽的な練習としては、音程感を感じる練習(予測する練習)などは音感を鍛える意味、そして歌心を鍛える意味でも重要です。

基礎練習は少しずつやっていくしかありません。そして、その重要性に気づくのは数年後かもしれませんが、その気づきこそが「発見!」であり、ギターを練習している人にとっての財産となっていきます。



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絶対にミスをしない〜練習方法の大切さ

最近、レッスンをしていて「練習方法」について教えていることが多いです。

絶対原則はこれです。

「絶対にミスしないで弾く」=「全ての音符を正しく弾く」

 

…しかし、これが簡単ではありません。生徒さんによっては先を急いでしまって、ミスを連発してしまうことがありますね。ある曲を練習しようとするときに、気をつけてもらいたいのが、以下の点です。

  1. 正しい運指(左右)を付す
  2. 最初はゆっくり通して弾けるようにする
  3. 弾けない部分の(技術的)解決法を考える

上記、3点を繰り返すことが大切です。

難しいのは3ですね。解決法のストックがどのくらいあるか…細かくいうと切りがありません。左手の方向性や、右手の運指のルール…また個人差もあります。左右の手の大きさや柔軟さ…逆にいうと、解決法のバリエーションを増やしていくのが基礎練習(メカニック練習)が重要視される理由でもあります。

1の「正しい運指(左右)を付す」も、実は当たり前のようで難しい作業です。ゆっくり弾いて決まる運指でも、実際に楽曲が要求するテンポで決まらなければ意味がありません。たとえば右手の運指で、ゆっくりしたテンポであれば薬指=中指のコンビネーションで弾ける部分が、早くなると弾けない…というのでは、現時点で有効な運指ではない、ということです。

つまり、2の「最初はゆっくり通して弾けるようにする」というのは、言い換えれば「(※最終的に楽曲が要求するテンポで演奏可能な運指で)(最初は)ゆっくり通して弾けるようにする」ということなのですね。

運指を決定する段階で、楽曲が要求するテンポで演奏してみるのは実は重要な作業なのです。それで決まりそうなら有効な運指…うまくいかなそうなら有効ではない運指ということです。

有効ではないと感じたのであれば、それが技術的不足に由来するものなのか、もしくは運指法として無理があるものなのか?…しっかりと判断します。もし技術的不足に由来するものだとしたら、その要素を普段の基礎練習に取り込むことが大切です。もちろん普段から楽曲に関係なく基礎練習をしておくことも大切です。

そういう意味で「基礎練習」というのは、以下の二点を常に考えていくとよいのです。

ー尊櫃剖覆鯲習するにあたって必要な技術を抽出し、それを日常のトレーニングに組み込む。

曲の練習とは別個に、メカニック練習で均等に左右の手を鍛える

上記´△鬚靴辰りと意識しておくと、運指の可能性は増えてきますね。

 

そして、また絶対原則に戻ります。

「絶対にミスしないで弾く」=「全ての音符を正しく弾く」

心理的側面から、この練習法はとても重要です。解決法を考えず、ミスを連発する練習を繰り返していると、「ああ、この部分は難しい!」と感じてしまって、恐怖感になります。

よくポジション移動のさいに、体をこわばらせたり、息を荒くしたりする人がいます。で、その生徒さんに、「それはそんなに体を緊張させなくても、腕の動きだけ意識すれば弾けるんじゃない?」とアドバイスすると、大概がさっきよりもスムーズに弾けてしまうものなのです。

この緊張感は、おそらく練習の段階に由来するものであると思います。なんとなく漠然とした運指で、勢いで(最初から速めのテンポで)弾いてしまっていると、こういう傾向になることが多いですね。

左右の運指を考え、かなりゆっくりしたテンポで確実に決める…という段階を経た練習をしていれば、こういう恐怖感はないはずです。「焦り」「不安感」が恐怖感へとつながっていくのです。

たとえば、10回ある部分を練習したら、その部分は10回ミスなしで弾けることが理想です。そして、ミスしないためにはどのようにしたらいいのか?…正確に確実に弾くためにはどうしたらいいのか?…このことをできるだけ練習時期の早い段階で考えることが大切です。

そして、そのミスしないための解決法がみつかったら、それを最初は脳みそが処理できる速度で確実に反復することが大切。これは大切ですよ!

もう一度繰り返しますね!

脳みそが処理できる速度…です!

つまり「ゆっくり」ということ。ひとつひとつの指の動きが(左右)認識できる速度ということです。

教える立場としてはこれが一番難しいのですが…レッスン時に「ゆっくりね!」とアドバイスしたとしても、ほとんどの生徒さんが私が思っている2倍以上のテンポで弾いてしまうことが多いのですね。私が実例をしめすと「え!?そんな遅く?」とびっくりする人がほとんど。

ゆっくりと脳みそが各指の動きをコントロールしている状態を観察しながら…何回も正しい動きで部分練習することです。もし、初めて弾いたときに(初見などで)一回ミスしたならば、ミスした理由を考えて、それから解決法を導きます。そしてあとは99回正しく練習することです!

そうすれば、その部分の成功率は99パーセントまで上がります!これを限りなく100%に近くするのが「正しい練習」といいます。

もし、一回ミスをして、それを放置…何回もそのミスを繰り返したとします。その状態であと99回ミスをし続ければ、その部分の成功率は0%です。

もし万が一、なにかのひょうしで「当たり!」がでて、たまたま1回うまく決まったとしても、成功率は1パーセントです。これが、演奏への恐怖感へとつながっていきます。

 

上述「3.弾けない部分の(技術的)解決法を考える」というのが、実は独学だと難しい作業なのはいうまでもありません。教師の役目は、この解決法を教えることでもあります。

そして、また教師の役目は「練習法を教える」という部分も大きいと思います。ある生徒さんが、どのような楽曲の難所でも自分で解決法を見出すことができ、正しく練習できるようになることが、教師が教えるべき第一段階なのでしょう。

 

さて、ここからは余談。

バルセロナで習った我が師匠アレックス・ガロベーは、上記の正しく弾く段階と表現へのアプローチを同時に行っていくという方法論を教えてくれました。運指というのは、実際は音楽性と深く関わっています。表現や解釈を同時に行いつつ、その部分の適切な運指や技術を考えていくということが大切だという方法論でした。時には楽曲全体から俯瞰した際の、その部分の意味合いを考えながら、処理していくので、実に複雑な作業でした。

私がこの方法を勉強しはじめたときは、本当に最初は時間がかかりました。最初は1日4小節も進みませんでしたね。慣れてくるとてきぱきといくようにはなりましたが…。

実際のプロギタリストには、このように同時に行っていくことタイプが多いのだということは明白です。

しかし、ギターを学習している皆さんは、できるだけ焦らずに、ゆっくりゆっくり練習してください。急がば回れ!です。

しっかりと脳みそを使い、ある程度の量をこなし、解決法のストックを増やしていけば、あとは自動的にそういう脳みその回路になっていきます。そうすれば、プロと同じように適切な運指を選択し、表現や解釈を同時におこなっていくが将来的に可能になるでしょう。

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