最近はちょっとこのブログも宣伝ばっかりになってきているので、最近感じていることを書きます。
「〜っぽい」という言い方があります。クラシックっぽい歌い回しとか、ジャズっぽいとか。
最近、バロックギターを弾いて古楽分野のプロの方と共演したり、Acoustic Ladylandというユニットではポピュラーのシンガーの方と共演…最近は道下和彦さんという名ジャズギタリストの方ともお知り合いになれたり、一緒に音を出したりしております。
その道の(そのジャンルの)すごい方々と共演させてもらうと、やはり自分の持っている語法とは違うセンスを感じます。
一言でいうと「話し方」が違う。アクセントの置き方とかリズムの感じ方とか…ジャズっぽい感じがあったり、ロックっぽい感じがあったり、バロックっぽい感じがあったり。
それを感じながら、リハーサルして影響受けたりして弾き方などを変えたり、「へえ、そんなタイム感の感じ方もあるのか!」と発見したりしております。
クラシックギターにも、おそらく「〜っぽい」があるのだと思います。それを生かしながら演奏していくしかないのかなあと。
おかげさまで、様々な分野の方と共演させていただく機会がいっぱいあるので、ある意味で「クラシックギタリストっぽさ」が自分でわかる環境にいます。ラッキーなのです。どの分野の方々と共演しても、「うわ、その感じ、俺にはないなあ!」「それ、どうやってるの?」「その感じはどういった意味があるのだろう?」と感動ばっかりしているので、自分にないものがはっきりとわかる。
そういう点では、すごい素直なタイプの音楽家だったりするので、自分の「クラシックギタリストらしさ」がすぐにわかってしまうのですよね。そこを突き詰めるために普段練習したり、あれこれ研究しているのだなあと。
クラシックギターの分野の中でも、いろいろな「らしさ」があります。それこそスペインっぽい音楽をする人もいれば、ドイツっぽい音楽をする人もいます。
楽器も19世紀のオリジナル楽器を演奏する場合にも、「19世紀っぽさ」があります。来年、長谷川郁夫さんというまさに19世紀ギターのオーソリティーである奏者の方と共演するのですが、一度顔合わせ&音合わせをしてみました。やはり、長谷川さんの演奏は「19世紀っぽい」のです。
こんな楽器を使います。
↓
同じギターでも、「〜っぽさ」を出すためにはタッチや音楽の作り方などを少し変化させなくてはいけません。昨日も楽器のメンテナンスしていましたが、ちょこちょこ弾きながら、あーかなあ?こうかなあ?と試行錯誤。
でも、楽しい。
そして、19世紀の楽器の面白さがわかると、モダンのクラシックギターに戻ってきたときに、その凄さもわかる。そうやって、ぐるぐるぐるぐる、いろいろな楽器やいろいろなジャンルを徘徊しながら、自分の奏者としてのジャンルの良さがわかってくる。 この作業…ちょっと面倒臭いところもありますが、とても楽しい自己発見の旅でもあります。
明日も実は他ジャンルの方との初顔合わせ&音出しです。楽しみだー!
::::::::::
近々では、こんな異なるジャンルのミュージシャンが集まるライブがあります!
ジャズ、ロック、クラシック…それぞれの分野のエキスパートがどういう音楽をやるのか?…みなさま是非おいでください!
「〜っぽい」という言い方があります。クラシックっぽい歌い回しとか、ジャズっぽいとか。
最近、バロックギターを弾いて古楽分野のプロの方と共演したり、Acoustic Ladylandというユニットではポピュラーのシンガーの方と共演…最近は道下和彦さんという名ジャズギタリストの方ともお知り合いになれたり、一緒に音を出したりしております。
その道の(そのジャンルの)すごい方々と共演させてもらうと、やはり自分の持っている語法とは違うセンスを感じます。
一言でいうと「話し方」が違う。アクセントの置き方とかリズムの感じ方とか…ジャズっぽい感じがあったり、ロックっぽい感じがあったり、バロックっぽい感じがあったり。
それを感じながら、リハーサルして影響受けたりして弾き方などを変えたり、「へえ、そんなタイム感の感じ方もあるのか!」と発見したりしております。
クラシックギターにも、おそらく「〜っぽい」があるのだと思います。それを生かしながら演奏していくしかないのかなあと。
おかげさまで、様々な分野の方と共演させていただく機会がいっぱいあるので、ある意味で「クラシックギタリストっぽさ」が自分でわかる環境にいます。ラッキーなのです。どの分野の方々と共演しても、「うわ、その感じ、俺にはないなあ!」「それ、どうやってるの?」「その感じはどういった意味があるのだろう?」と感動ばっかりしているので、自分にないものがはっきりとわかる。
そういう点では、すごい素直なタイプの音楽家だったりするので、自分の「クラシックギタリストらしさ」がすぐにわかってしまうのですよね。そこを突き詰めるために普段練習したり、あれこれ研究しているのだなあと。
クラシックギターの分野の中でも、いろいろな「らしさ」があります。それこそスペインっぽい音楽をする人もいれば、ドイツっぽい音楽をする人もいます。
楽器も19世紀のオリジナル楽器を演奏する場合にも、「19世紀っぽさ」があります。来年、長谷川郁夫さんというまさに19世紀ギターのオーソリティーである奏者の方と共演するのですが、一度顔合わせ&音合わせをしてみました。やはり、長谷川さんの演奏は「19世紀っぽい」のです。
こんな楽器を使います。
↓
同じギターでも、「〜っぽさ」を出すためにはタッチや音楽の作り方などを少し変化させなくてはいけません。昨日も楽器のメンテナンスしていましたが、ちょこちょこ弾きながら、あーかなあ?こうかなあ?と試行錯誤。
でも、楽しい。
そして、19世紀の楽器の面白さがわかると、モダンのクラシックギターに戻ってきたときに、その凄さもわかる。そうやって、ぐるぐるぐるぐる、いろいろな楽器やいろいろなジャンルを徘徊しながら、自分の奏者としてのジャンルの良さがわかってくる。 この作業…ちょっと面倒臭いところもありますが、とても楽しい自己発見の旅でもあります。
明日も実は他ジャンルの方との初顔合わせ&音出しです。楽しみだー!
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近々では、こんな異なるジャンルのミュージシャンが集まるライブがあります!
ジャズ、ロック、クラシック…それぞれの分野のエキスパートがどういう音楽をやるのか?…みなさま是非おいでください!
『ねこぢた』=スーパーノンジャンルでボーダーレスな音楽集団。
道下和彦(Gt)石塚裕美(Vo) 山田直子(Ba)富川勝智(Gt)
■2015年10月30(金)
世田谷区自由が丘の素敵な小さなライブバー
Mardigras(マルディグラ)
03-3722-6892
世田谷区奥沢5-29-10リブレB1
OPEN 19:00 START 20:00
Music Charge \2.500(Food, Drink別)
http://www.jiyugaoka-mardigras.com/
+-+-+-+- アクセスinfo +-+-+-+-
東急東横線・大井町線自由が丘駅南口改札を出てすぐ右折。電車高架下をくぐった先のコンビニエンスストア「ファミリーマート」のあるT字路を左折。最初の信号の角に建っているクリーム色の4階建てビル地下。駅より徒歩3分。