ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

古典

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
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ギターで古典を学ぶ意義(シンプルに、でも深く・・・)

古典ってすごいなあって思います。

最近、生徒さんが自主的にソルとかカルッリとか、ジュリアーニとかの練習曲を「やってみたいです!」と言ってくれるので、教師として嬉しい限りです。

最近はクラシックギターの曲でも、テンションコードや南米のリズムなどを用いた「モダンな印象」のものが人気ですね。だから、そのようなレパートリーをきっかけにクラシックギターに興味を持つ人も増えています。

しかし、そのほとんどの人が「ぱっと聴き」の印象で興味をもっていることがほとんどです。それはおそらく現在はやっているポップスや洋楽などの音楽と印象が似ているので、「なんとなく親しみがある」という程度のことがほとんどです。

つまり、聴き馴染みがある…という程度で「かっこういい」と思っているだけのことがほとんど。

そして、ソルやカルッリなどの楽曲を「つまらない」と短絡的に決め付けてしまうわけです。

古典は確かに「シンプル」にできています。基本はその調の音階を中心にできているわけですし、リズム的にもシンプルです。しかし、そのシンプルな要素の中に、音程感や、パターンなどをしっかりと認識して、「変化を感じる」こと、そして「音楽を感じる」ことができなければ、実は音楽のベースメントがまったく理解できていないということなのです。

ちょっとした変化に敏感になり、それを的確に第三者に伝わるべく表現すること・・・このことが古典においては学びやすいのです。そして、教えやすいわけです。

ということは、生徒さんの立場からすれば「学びやすい」はずですね。

古典には音楽のエネルギーの根源がしっかりと根付いています。それを知ることは「音楽表現の基礎」を学ぶことであり、何故音楽が人々に感動を与えるのか?・・・ということをしっかりと確認する作業なのです。

そして、ギターの古典作品には、ギターにおけるハーモニーの扱い方、そしてギター独奏におけるオーケストレーション(声部などの扱い方)の基本ががっちりと収まっています。

ということで、最近のお勧め本はこちらです。


現代ギター 2009年04月臨時増刊号 ソル 練習曲と教則本全訳(準拠CD付)
現代ギター 2009年04月臨時増刊号 ソル 練習曲と教則本全訳(準拠CD付)
販売元:現代ギター社
発売日:2009-03-12
クチコミを見る



そして、来週、我が教室主催の「日曜ワークショップ」はソルがテーマです!



2009年11月15日(日)午前9時30分〜12時

会場:渋谷リフレッシュ氷川多目的室C

参加費:3,000円

講師:坂場圭介

テーマ:名著を読む 〜フェルナンド・ソルの「ギター教則本」〜
 
目的:煩雑で専門的なソルの「ギター教則本」を分かりやすくまとめます。
また、実際にギターを手に取っていただき、具体的に内容を体感していただきます。
 
内容:・ギターの基本技術と運指 ・ソルの練習メニュー ・編曲法と伴奏法 ・ギター上の管弦楽法
     
※実際に音出しをしたいと考えています。できれば、全員ギターを持参していただきたく思っております。


詳細は下記ページにて確認を。

富川ギター教室日曜ワークショップ特別ページ 


『受講を希望している方は、是非上記の現代ギター社出版物のソル教本全訳を通読しておくことをお勧めします。』と先日のブログに書きましたが、この前、坂場君に会ったとき「あ、読んでなくても大丈夫っすよ〜!」と言われました。

誰にでもソルの奏法上、表現上のポイントがわかるように、説明してくれるそうです。

まあ、どちらにしても上記の本はもっていて損にはなりません!

買いましょー!!


そして、日曜ワークショップに参加しましょう。教室外の人でもウェルカムです!


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お仕事論(反応編)〜古典を学ぶ

先日書いた「お仕事論」に対して、多くの反応がありました。

自分でも、そんなに本腰を入れて書いたわけではないのに、びっくりです。

お仕事論ぱーと1

お仕事論ぱーと2

 

メールもたくさんいただきました。

(あと、「拍手」のところのひとことコメントにも)

「よくぞ、言ってくれた!」というものから、「やはり古典は大事だと実感しました」というものまで…。

古典において、基本的な和声進行をしっかりと把握しながら、それを明確に第三者に伝える技術(表現法)を学ぶことはとても大事です。

上記のことは、クラシックギターにおいては、ソルやカルッリ、カルカッシ、ジュリアーニなどで学ぶことができます。

ロマン派、近現代の音楽は、やはり古典に対して「継承」「アンチ」「発展」などの立場をとっています。いずれにしても、古典がベースメントとなっていることは否定できません。

一般的に、ロマン派の音楽になれば、その和声や旋律は古典よりも複雑化、複合的な要素が多くなるものです。

最初からロマン派や近現代のものをやるよりも、徹底的に古典作品を研究したほうが実は「近道」です。

最初は簡単なエチュードでしっかりと分析し、古典の表現法のルールをしっかりと積み上げていくことが大事です。同時にギターでのテクニックの「ルール」(消音法など)も構築していくことです。そして、曲中で学んだことを、(その曲だけのものだと思わず)以後も必ず応用していくこと!…これがとても大事です。

曲中で学んだことを、以後も必ず応用していくこと!…実は、このことがもっとも難しいことなのです。

人間、誰しも忘れっぽいですから…。「ルール」を何度も応用し、その効果を検討し…という反復でしか、記憶には定着しません。

フレーズを見極める方法(音のグルーピングなども含め)や歌いまわしのルールなどは、最初は分析するのに時間がかかるかもしれません。しかし、何度も同傾向の楽曲をやっていけば、いずれ「勘」が養われます。それまでは徹底的に同傾向の曲で、「今まで学んだことを全部応用できるように」意識しつづけるしかありません。

 

例えば、ある生徒さんがソルやカルッリの簡単なエチュードの学習を続けているとします。小品のエチュードで丁寧に古典的な和声のルールを学び、フレージングの方法や非和声音などの表現法を分析している…という状態です。

さて、発表会の時期が近づいてきたとします。先生のほうでは、今学んでいる「古典の小品」で発表会にでることを勧めるはずです(少なくとも、まともな先生ならね)。

しかし、大概の生徒さんが「もっと格好いい曲が弾きたいです!…だって友達とかも聴きにくるし…」とか言います。で、「サンバースト」とか「11月のある日」とか「タンゴ・アン・スカイ」を“死に物狂い”で数ヶ月さらうわけです。

もちろん、発表会に「自分のレベル以上の曲」を弾いても問題ありません。問題となるのは、発表会の曲に全力投球して、古典のエチュードの学習を忘れてしまうことです。たとえ発表会が近づいてきたとしても、通常の学習を忘れてしまってはいけません。

大概の生徒さんが「発表会で披露したい自分の実力以上の曲」の読譜や技術上の難所に時間と集中力を奪われてしまいます。

そして、発表会が終わったとき、それまで学んだはずの古典の「ルール」(いいかえれば、「音楽のルール」)を完全に忘却していることも多いのです。

…で、ゼロからやり直し(学びなおし)…というパターン。

ですので、発表会は、そのときレッスンで学んでいるものをしっかりと(正しく且つ美しく)弾く、というのがベストです。

 

とはいっても、モチベーションの問題があります。そのとき、どうしても弾きたい曲があれば、(たとえ、自分の実力以上でも)チャレンジするのは悪くはありません。ただし、その場合でも普段の(積み上げ式の)勉強を続けることを忘れてはなりません。

普段の学び方…どの分野においても、「学び方」を知っているか、知っていないかは非常に重要です。

 

そして、「学び方」を知っている方は、着実に「良い音楽」ができる体質になっていきます。

 

ということで、「お仕事論〜反応編」でした。

 

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レッスン覚書ミニ〜2009年2月10日〜2月14日

  1. 体の中心を意識する。初心者の頃にもっとも心がけなくてはならない項目ではあるが、なかなか難しい。なんでもよいので整体の本などを参考に。自分で認識することが一番大切。私はガイドしかできない。
  2. 古典的な和声をしっかりと習得したうえで、その後の和声の扱いの変化が理解できるものである。そして、ギター的な和声の扱い方もあるので、古典はとにかくソルやジュリアーニ、カルッリなどを徹底して習得すべし。その後ロマン派(コストやメルツ)などの同様の和声において、どのような差があるか見ていくと良い。些少なものであるが、そこに時代の変化が見えるようになれば、得られるものは多い。
  3. フレーズの大きさの変化に注意する。全体の設計図を意識して作曲家はモチーフを展開していく。小+小+中で前半をしめくくり、小+小+中+小+小+中+中+大というふうに後半を締めくくったりするのである(これはあくまでもイメージであるが・・・)。作曲家がこまかいモチーフをどのように用いているか、正確に把握するように努力すべし。細部まで何回も楽譜を読み込むこと。さまざまな可能性を考えること。
  4. 分析。徹底して行なうこと。そして、それが本人しか分からないことでも、演奏者本人にとってはとても大切なことなのである。「こんなこと分かったって聞き手には分からないだろう」という考えは捨てること。それが伝わるに違いない!…という確信が大切であるし、そのための技術を生み出そうとすることが音楽の楽しみである。
  5. アポヤンドの音色。楽器によるが、比較的マット(つや消し)な音に特徴がある。そして、アポヤンドには純粋な平行振動、そこに表面板方向の振動(垂直振動)が加わることにより若干の明るさが加えられたもの、つまりおおまかにいうと2種類が存在する。純粋な平行振動はマットなものであり、それを使うことにより「腹の底で響かせているような」感じの音色が得られる。そのような音色を音楽のテクスチャーにおいて上手く生かしていくことが、ギター奏法上大切である。
  6. 中間。なにもない音色…というと語弊があるかもしれないが、これを分かるようになること大切。これがあってこそ、立体感や印象のある部分が生きてくる。メロディー全てを印象的にすべきではない。ある種適当に弾き流す部分があってよい。だからといって、「荒れて」はいけない。なにもない音色…の部分であっても、ギターとして正しい音色でなくてはならない。ノイズであっては駄目なのである。この中間的な音色を定めるのが思っているより難しいのである。

 

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