ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

右手

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爪の形〜いつでも悩んでる?

クラシックギター弾きにとって爪は一生の課題なのでしょうね。

プロギタリストですら、「いやあ、最近爪の形を変えたんだよ」という台詞をよくいいますね。私もその1人。

もうこのブログをつけて数年になりますが、年末に「その年の概観」というのを記事にします。で、おおまかに読み直しました。「今年は爪の形を変えた」とか「今年はタッチを変えた」とか…毎年同じ内容のことを爪やタッチに関して書いているのです。

共演したギタリストからの影響や、音楽の好みもあると思います。音色の好みが変われば、タッチなども変わりますから。爪の形状も。

 

とはいっても、基本的な理論はあるので、生徒とのレッスンにおいては以下の方針で指導します。

  1. 右手の自然な動きを妨げない爪の形状を見つける
  2. 和音を弾くフォームを原則として利用し、爪の形を作っていく
  3. 最初の数ヶ月は爪の形と指の動きを毎回のレッスンでチェックし続ける
  4. 楽曲をこなしていくうちに「爪の形状」は変化していくものである、ということを生徒さんに理解させる。

1は一番重要です。独学でやっている方の多くが、『とりあえず爪を適当に伸ばす』とか市販の教本の爪の形をまねています。その爪の形に合わせた右指の動かし方になっていて、引っ張り弾きやなでるような弾き方になっていることがほとんどなのです。

つまり「爪の形が指の動きを決めてしまう」という悪いパターンになってしまっていることがほとんど。

理想は「指の自然な動きを妨げない爪の形状を考える」ということです。そして、そのことを考えるためには「指の自然な動きって何?」というふうに考えをめぐらすことが大切です。(※私の理論では『物を握る動作』が基本です)

上記のことを踏まえて、爪の形状作りは和音を弾く事を基本に行います。これが2ですね。

そして、これらのことをとにかく最低でも数ヶ月は生徒さんとのレッスンにおいてチェックを続けます。アルペジオや音階などを用いながら、常に1と2を念頭においてチェックを続けるわけです。

とはいっても、初心者の生徒さんにそればかりやらせていても面白くないと思いますので、親しみやすいメロディーや「クラシックギターらしい」エチュードなど曲を与えながらレッスンを進めるわけです。飽きさせず…こっそりと基本はチェックし続ける…このあたりは教えるテクニックの見せ所です。

そして、実はこのチェックはどのような上級者になっても続きます。

左手を直すためにネックのアングルを変えれば、右手の弦に対するアングルも変化します。また生徒さんの音色の好みが変化すれば右手のタッチも変化します。また高速スケールを弾くためには「体の認識」を変えなければいけないかもしれません。

…さまざまな楽曲をこなしながら、右手のタッチはそのつど見直していくしかありません。そのことを生徒さんも理解して、じっくりとコシを据えてレッスンを続けてもらうことが大切なのですね。

それが4です。

初心者であろうが、かなりの経験者であろうが、常に基本に戻りタッチや爪の形状を見直すことが実に大切。

「貪欲に、でも焦らずに…ときどき楽観的に…」というぐらいの気持ちで、生徒さんにはレッスンを続けていただきたいと思います。

そして、最終的には自分の体のことは自分で研究して、“理解”してもらうしかありません。「自然な動き」は本人にしか分からないのです。そして、音色の最終的な好みも、本人次第なのです。

その意味からいうと、爪の形も本人が決めてもらうしかありません。それに対する様々なアドバイスを、私は教師として与えるだけしかできないわけです。

生徒さんとのレッスンで私がよく言う“決まり文句”があります。

『絶対に僕の爪の形は真似しないでね!』です。(※習っている生徒さんは皆聞いている台詞ですね!)

この台詞の意味を是非、生徒の皆さんは考えてみてくださいね。

(余談)→なので、先日の教本付属DVDの撮影のとき、『爪の形』というのを撮られるのが一番嫌でした。見る機会がある方はあくまでも“参考程度”にしてくださいね。

そういえば、ステファノ・グロンドーナも『絶対に爪の形を撮影されるのは嫌!』といっていたなあ。かなり不思議な形でした。彼の理論を聞くと、とても理解できる形なのだけど…。

 

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レッスン覚書ミニ〜2008年6月27日〜7月2日

  1. 左手のポジションを意識しての音階練習。鏡をみて、弦をひっぱったり、押したりしていないか?…チェック。姿見でなくても、小さめの鏡を譜面台においてもOK。
  2. 表現は自分でつけてみると、CDなどの録音を聴いても、「あ!ここのリタルダンドはこの奏者は結構濃いなあ…」とか判別できるようになる。自分で解釈して、フレーズ感などを出せるようになると、CDなどを聴くのも、実に楽しくなる。
  3. エストレリータ。同音の処理に敏感になること。結構この曲のポイント。
  4. 右手a指と小指のバランス。手の構造を、研究して、しすぎることはない。分かってしまうと、実にa指はスムーズに動くようになる。
  5. ヘンツェ、ノクターン。メロディー=大きく、伴奏=小さく…という二分法は初心者用のレッスン。その後は、それを心理的な遠近感で考えること。聞き手の意識をどこに持っていきたいか?…を考えることによって、上記の単純な二分法から離脱できる。
  6. 「レガートに」。心の中に、ひとり歌手を置く。それに歌わせてみる。どこでブレスするか?…どこまで一息で歌うかなあ?…と考えて、その歌手に歌わせてみる。そういうイメージが大事。
  7. デュオ曲の合わせ方。アウフタクトでの呼吸。そしてちょっとした勘。これが大事。
  8. 解決感をしっかりとつけた演奏を心がける。ドミナントで一旦停止してみる練習がお勧め。「居心地悪いなあ〜」というドミナントがトニックで「ほっ!」とする感じ…が大切。居心地が悪いところで、とどまる訓練。してみましょう。デュオの練習などでも有効です。
  9. タンゴ・アン・スカイ。2拍3連。とにかく分割。メトロノームで正しいリズムをとりながら練習。このリズムのところを正確にとると、その「つっこみ感」が分かってくる。付点のリズムとはまるで違った感触が得られればグッド。

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デュオコンサート写真

先週土曜日の演奏会の写真です。Sさんによる撮影です。

児玉富川演奏1

何かを指差している富川。(MC中)

ジェスチャーで何かを語っているのでしょう。

 

 

児玉富川演奏2

演奏中。

楽器の色の差は新旧の差です。

(同じ製作家による楽器ですよ)

 

児玉富川&かに足君

愛用譜面台、通称「かに足君」をMC中に紹介。

普通の譜面台よりも足が長ーく伸びるので、譜面がいっぱい載ります。便利です。

 

 

児玉富川演奏3

アンコール?

恍惚の表情の富川・・・

 

 

とまあ、本番中の写真でした。

傑作は3枚目の「かに足君」でしょうね。この写真を見たときに、「ああ、このアクションができるというのは我ながら凄いなあ」としみじみ思いました。ある意味でアレクサンダーテクニックの御陰ともいえますが、右手研究の成果です。私は生徒にも、このアクションができることを望んで、日々レッスンしています。ギターのバランスをとるのは難しいですが、ギターはあくまで道具です。難しい言葉でいえば、「ギターが落下する恐怖感」を克服できれば、右手は自由になります。

演奏中、ギターを右腕でがっちり固定していては、しなやかな音は出ません。(自分は重みで支えている・・・と“思いこんでいる”人も多いですが、この感覚は間違っていることが多いですよ。ご注意あれ)

そういえば、打ち上げのときに、「右手が自由に動きますね!」といわれました。これはこの「凧揚げ」ができるからですね。と、ちょっと自分自慢。

 

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レッスン覚書ミニ〜2007年7月30日

  1. ディアンス「タンゴ・アン・スカイ」。楽譜の選定に注意。日本で入手できる某バージョンにはディアンスの大切な指示が抜けている。
  2. 同曲。全てを4拍子にのって演奏できるか?・・・が忘れてはならないポイント。8分音符でカウントしている部分が無意識にあってはいけない。
  3. 初心者にはpの動きが激しい曲は向かない。もしそのような曲が教本などにあった場合、Pの安定を重視した右手の動きを研究することで、大分演奏も安定する。
  4. 一般的なギター教本の調性の並び方。ハ長、イ短、ト長、ホ短・・・。ホ短で4指の使用が顕著になる。そういう意味で、順当な並び。でも、ギター的な和声でいうと、ハ長の曲が一番難しいかもしれません。
  5. とにかくスケール練習は大切。テキトウにやっても効果がある。考えてやっても効果がある。理想はその両方をバランス良く?

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音のコシを出す方法

昨日のレッスンで気づいたこと。
 
皆さんは手掌窩(しゅしょうか)という言葉はご存知だろうか?
解剖学上の言葉なのでなじみがないでしょうね。
 
5本の手指の指先をギュッと合わせるようにします。
すると、手のひらの中に5本の指の筋が集まるように感じる中心点があるはずです。
 
これが手掌窩(しゅしょうか)です。
 
指の動きは全て手の甲を安定させることにより確実になります。
ギターで弦を弾くために指を動かすとき、
この手掌窩(しゅしょうか)を意識することで
音質がガラリと変わります。
指も動きやすく感じられるはずです。
 
実際昨日のレッスンでも本人も驚くほど「音にコシ」が生まれました。
 
また手掌窩(しゅしょうか)を意識することにより、右手のラインも意識しやすくなります。
お試しあれ!
 
 
 
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