ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

執筆活動

2019.8 新サイトOPEN!
http://tomikawaguitar.com

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
→富川ギター教室では生徒随時募集中です。まずは無料で体験レッスン!
申し込みフォームはここをクリック

富川ギター教室(東京渋谷) http://tomikawaguitar.com
※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

富川勝智の演奏会チラシはこちらでご覧頂けます。

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

2008年概観(執筆活動編)

2008年を振り返っています。

演奏活動、教授活動…と見てきました。

さて、今回は執筆活動です。

私の執筆活動は大まかに以下となっています。

  • クラシックギターに関する奏法や表現法に関する文章
  • クラシックギター及びスペイン音楽や文化に関連する文章

メインは現代ギター誌への寄稿です。

連載として「セゴビア・アーカイブ細見」というのを行ないました。これは来年3月号まで連載いたします。セゴビアの蔵書に埋もれていた作曲作品を掘り起こして出版しているシリーズがあります。ギタリストであるジラルディーノ氏が監修をつとめる「セゴビア・アーカイブ」シリーズです。そのアーカイブシリーズを毎回1人の作曲家に絞って紹介するというものです。

このアーカイブ自体にも詳細なデータや論文が載っているので、それ自体で価値があるのですが、やはり現代ギターという専門誌とはいっても読者はアマチュアも多いと思います。私の想定読者層としては、中級者〜若手プロ志望…といったところなのですが、それなりに「読み物」として面白くするために工夫を凝らしました。

毎回、ちょっとした疑問とちょっとした解決が得られるように文章の流れは構築したつもりではあります。

データ的な部分には補足を行い、私なりの見解も含めました。自己資料もかなり見直しました。手持ちの楽譜に不備があれば、買いなおし…御陰で紹介した作曲家の作品に関して、カタログ的な知識を整理することができました。

また、タンスマンやモンポウなどのビッグネーム作曲家の場合はCDを聞きなおすことにもなります。またライナーノートなどからも有益な情報を得ることができますので、執筆前にはひっぱりだしたCDが山積みに…。

そんなわけで、この「セゴビア・アーカイブ細見」の連載は勉強しなおしばかりです。結局ひっぱりだしてきた楽譜などもちらっと弾いてみたり…もちろんセゴビアアーカイブシリーズも楽譜ですので、それも弾いてみます。

ちょっとした練習になります。いい勉強になるのです。

 

その他、アグスティン・バリオスを記念した豪華本の解説や、ガルシア・ロルカと芸術家たちに関する小論なども寄稿いたしました。

バリオス本も解説を書くにあたって、一通り目を通しました。なるほど〜という部分もあって、やはり仕事とはいえ楽しめました。

もともとスペイン27年世代の芸術家に関しては、個人的に研究していましたので、資料はそろっていました。知識の整理がすることができて、有意義なお仕事でした。

この一文のベースメントとなったのは、実はひたちなか市のアコラさん主催で行われた「レヒーノ&エドゥアルド兄弟のギター作品」というレクチャーコンサートでした。このときちょこっとレヒーノ=スペイン27年世代の音楽家…というふうに解説をしました。その延長線上で、ロルカや関連音楽家をとりあげたわけです。このレクチャーはギタリスト中心のものでしたが、その時代の芸術家たちが面白い具合に連繋して、そして刺激しあい、ときには敵対しながら、ひとつの芸術潮流を築き上げていったわけです。

1920年代〜30年代は非常に興味深い時代です。現在の世界状況と近似することも多く、この点も今後の研究課題かもしれません。現在の視点からみると、この時代の芸術家たちの動きに多くを学ぶことできるのです。

そして、そのように考えていくうちに、その時代の楽器とかにも目がいくようになってしまって、かなり危険な状態です。ああ、サントス・エルナンデス欲しいなあ…という感じ…(誰か譲ってくれないかなあ?1927年生まれのサントス…)。

 

さてさて、そのようにして、毎月最低一本の原稿を書き、ときには追加の原稿も書きながら暮らしてきましたが、根本はギタリストですので、教えたり、演奏したりということも同時進行…。

生徒さんなどには「いったいいつそんな仕事やってるんですか?」といわれます。私本人としては、無理をしているつもりではないとこが救いですかね。確かに締め切りにはなんとなく追われている気はしますが、毎回執筆の仕事から得るものは多いです。

来年も定期的に連載するかは分かりませんが、個人的な研究は一杯するつもりです。

昨年から今年にかけて、教本などの仕事もいくつかしましたし、私自身としてギター教授法についてある程度の体系化がされてきたような気がします。来年はそのあたりを地道にまとめながら、勉強をしてみるのも面白いかなあと思っています。

(そんなこともあって、最近スタニスラフスキーシステムの本を読んでいます。俳優の演技メソッドですが、その確立の過程に興味があるからです)

そんな感じで、執筆を依頼され、勉強し、そして次への興味が沸いてくる…ぐるぐる回り続ける好奇心…かなりの文章量をこなした一年でした。

 

BLOGランキング(応援よろしく!)

音楽ブログランキング

2007年概観(執筆活動編)

2007年概観、執筆活動についてです。

今年は連載などはなかったため、定期的には文章は書きませんでした。

今までファリャやアルベニスの伝記などを執筆してきましたが、今年は研究期間ということで・・・。

不定期なものとしては、現代ギター誌には「セゴビア奏法」についてちょっとした論文を書きました。この手の記事は自分の勉強の整理も兼ねているので、実に楽しい。

現代ギター誌別冊の「てんこもりブック」にも楽曲解説、奏法解説を寄稿しました。これもまたいろいろな意味でいつも勉強になります。昔はありとあらゆることを盛り込んで書くのが奏法解説としては好きでしたが、この方針でいくと普通に1万5千字くらいにはなってしまいます。なので、最近はターゲットを定めて書くようにしました。初心者向けにしよう、とか初心者脱出のためには?・・・とか、です。

読む対象を定めるということは、やはり奏法解説としては大切なのだと思い始めています。例えば、有名なサグレラスのマリアルイサなども、初心者、中級者、上級者、それぞれが弾く場合に目的が違うような気がします。実際のレッスンにおいても、それは意識して教えています。初心者であれば、正確な押弦やタッチの安定を心がけるだろうし、中級者であれば、セーハの安定、ダイナミクスのコントロールなどに集中するでしょう。上級者であれば、マズルカとは何か?・・・南米的3拍子の捉え方・・・フレーズ感の出し方、などを教えるかもしれません。

今まで奏法解説を書いていて、分量が多くなりすぎたのはこれが原因だとわかりました(今頃気づいた)。あたりまえのことなのですが、初心者向けの曲、上級者向けの曲という区別は意味をなしません。たとえば、金鳳花ワルツなどでも、フレーズを捉えることができない「自称上級者」もいます。

話は脱線しますが、ある程度キャリアがあるアマチュアの人こそ、基礎的なレパートリーを見直すことが大切なのだと、最近特に思います。

 

さて、執筆という意味では、今年はギター教本が一番苦労したものかもしれません。練習曲、基礎練習まで全てオリジナルの作曲です。文章もページ数が限られているので、かなり苦労しました。いっそのこといくらでも書け!といわれるほうが楽なのかもしれません。この教本の執筆が今年の夏のメインイベント。おかげさまで売れ行きも上々のようです。おそらく、既存の教本にはかかれなかったことも多く盛り込みましたので、気づく人は気づくでしょう。ちなみにクラシックギターをメインに扱った教本ではありません。ですが、クラシックギターの奏法を見直したい人にも充分効果的であると思います。

・・・以上、定期的な連載がなかったものの、なんだかんだいって、毎月なんらかの文章は書いていたような状態ですね。

また、執筆とは異なりますが、夏に池田慎司と行った現代ギター誌上における対談も楽しかったです。お互いギターを構えながら、デュオ演奏のあり方を議論するという展開でした。こういうのは、文章として読んでみると、また面白いものがありますね。

来年も、いくつか執筆依頼(アイデアのみかもしれませんが・・・)が来ています。執筆というのは時間的にも、労力的にも結構しんどい作業なのですが、一文書けば、それだけ「整理されたもの」が増えていくので、終わると「勉強になったな〜」と思うのです。なので、仕事の依頼があれば、できるだけやっていきたいと思っています。

2007年概観、執筆活動編、終了です。

BLOGランキング(応援よろしく!)

音楽ブログランキング

レッスン案内
東京渋谷:ホームページ
東京池袋(金曜):GG学院
※ワンレッスン→詳細
お問い合わせ

レッスンのお問い合わせや演奏依頼、執筆依頼、作曲&編曲依頼、またはブログの御感想など…

名前
メール
本文
プロフィール

tommig

訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギター史と和声のワークショップ
公益社団法人日本ギター連盟ユベントス主催によるギター史と和声学の講習会
詳細はこちら!
講師はギター連盟正会員の富川勝智と坂場圭介です。
Archives
富川勝智

Facebookページも宣伝
記事検索
演奏会情報
♪富川勝智の演奏会♪
チラシまとめ
演奏会チラシ


体験レッスン
富川ギター教室では無料体験レッスンを行っています。正しい基礎を知りたい方、独学でお悩みの方、技術に限界を感じている方…今すぐに申し込みください。


☆申し込み☆
 ↓↓↓↓↓
クリック!

ギタートラベローグ
日曜ワークショップ開講中!
♪詳細は…
“月イチ講座”ブログ
サーキュレーション
  • ライブドアブログ