ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

天真庵

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

2017年5月のまとめ

5月は本番5つ。それぞれまったくプログラムが違うので大変でした〜。この合間に通常のレッスンとか原稿の仕事とかあるので、ほぼ休みなし。

演奏編:
5月5日(金)天真庵長屋ライブ「うたとおどり」
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5月7日(日)That's アニソン〜AcousticLadylandライブ
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5月13日(土)プライベート演奏
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5月21日(日)季節の富川〜春の陣
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5月27日(土)「おのけいこ生誕祭」@チェロキーライブタバーン
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ワークショップ編:
5月14日(日)午前 日曜ワークショップ「セゴビア編ソル20のエチュード講座」
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5月14日(日)午後 「ギター史と和声のワークショップ」
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審査編:
5月16日(水)学生ギターコンクール 一次審査会審査員
→ゴールデンウィーク中にみなさん録音などするのかな?ひたすら録音を聴き、審査する1日です。写真はお弁当。


















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今後の予定

6/11 リオリコギターアンサンブル定演

6/17 リオリコギターアンサンブルとしてギターアンサンブルフェスティバル出演

6/23 富川勝智ギターリサイタル@代々木上原MUSICASA

7/1 スペインギターフェスタ@銀座山野楽器

7/7 富川勝智(バロックギター)&安井希久子(パーカッション)@大泉学園in”F”

7/10-20 ChamberArt @マドリッド
7/23 Acoustc Ladyland(石塚裕美&富川勝智)ライブ@渋谷ノースマリンドライブ
8/13 富川ソロ@大泉学園in F

8/25 イベロリベロLIVE@音や金時

9/2 富川ギター教室発表会:ゲスト?

9/4 「スペイン音楽コンサート(仮)@豊洲シビックセンターホール

9/21 富川ソロ@スペイン風居酒屋グラナダ 

9/23 濱田圭&富川勝智ジョイントコンサート@松本ギター工房

10/21 富川勝智ギターソロ@仙台・戦災復興記念館

10/22 渡辺公章&富川勝智デュオ@宮城県知事公館


天真庵ライブ「うたとおどり」満員御礼!

5/5は押上にある天真庵にてピアノの岸本麻子さんとのデュオでライブでした。
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デュオでは以下の曲を演奏。

二橋潤一「悲しい歌」

佐藤弘和「はかなき幻影」
ホルヘ・モレル「南の組曲」より
ハダメス・ニャタリ「南米組曲:より
フェビアン・レザ・パネ「織りなす魔法の踊り」
鈴懸の径

なーんともマニアックなプログラム!日本でこんなことやっているギターとピアノのデュオはいないよなー・・・という感じ。

レザ・パネは初めてやりました。なかなか難曲ですが、その複雑なリズムがぴたっとはまったときはなんともいえない恍惚感がw 癖になる曲ですね。

二橋さんの悲しい歌はひさびさに演奏しましたが、さすがな「対位法」な楽曲。初めて演奏してからかなり経ちますが、やっと気づいた細かいディテールがあります。

だから演奏って面白い。

ニャタリの「南米組曲」は本来「エレキギターとピアノ」のために書かれたもの。今回はクラシックギターでやってみました。エレキギターとクラシックギターでフィンガリングを変えざるを得ない部分もあり脳内変換に苦労しました。クラシックギターで弾くのも悪くないですね。

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デュオの他、それぞれのソロも弾きました。麻子さん、さすがに南米もの。ニャタリのソロ、すごいかっこよかったー!(もっと聴きたかった!!)

おかげさまで、お店定員の満席となりました。やはりしっかりと人が入っているなかで弾くのは気持ちいいものです。蕎麦を中心としたお食事付きのライブでしたが、美味しい食事とお酒でお客様もいい感じでリラックスムード。ほんとうにお越しいただいた方には感謝です。

久しぶりの天真庵での演奏…とてもよいエネルギーに満ちていました。また演奏したいなー。岸本麻子さんとのデュオも毎回素敵な刺激をもらっています。またご一緒したいです!

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天真庵ライブ終わりましたー!

先週の金曜日のことですが、押上にある天真庵でのライブが無事に終わりました。直前まで、あまり予約がはいっていなくて「まあ、のんびりやるかあ!」と思っていましたが、かけこみで予約がはいっていい感じになりました。

ディアベッリやペトレッティ、ジュリアーニなどのウィーン派の音楽を前半に、後半はメルツ作品で固めました。

斉藤泰士君とのデュオは初めてでしたが、なかなか楽しかったです。やはりアンサンブル慣れしているのでしょうね。私のやりたいことを、現場でしっかり受け取ってくれました。とても、便利(笑)。

食事付きのライブでしたので、お話を交えてやりました。





テルツギターの音は聴いてみないとわかりにくいでしょうね。通常のギターでも3
フレットにカポタストをつければ同じ音域にはなりますが、ハイポジションが多用されるので、プレイアビリティが失われます。また小型ボディの独特の鳴りがあります。

というわけで、YouTubeに動画もアップしました。



最後にもう一枚、写真を。



リハーサル中もしくは休憩中の写真ですね。私も泰士君もすっごい楽しそうですね。何にわらっているんだろう???



 


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テルツギターとは?

さて、来週16日は押上にある天真庵でライブです。テルツギターと19世紀ギターでデュオでやります。

さて、テルツギターってなんでしょうか?

まずは写真をどうぞ。

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通常のギターよりは1音半高く調弦された小振りなギターで、1810年〜1820年頃に大変流行しました。テルツギターはウィーンで大変人気の高かった楽器で、そのためのアンサンブル曲が多数生まれました。つまり、カポタストを3フレットに装着すれば、通常のギターでもテルツギターの楽曲は弾けます。

テルツギターの曲を書いた作曲家(ギタリスト)として、ディアベッリ、ジュリアーニ、フンメル、レニャーニ、メルツなどがいます。また、ベートーヴェンの楽曲とテルツギターと通常ギターのデュオに編曲したものもあります(今回は演奏しませんが)。

独奏で使われることがほとんどなかった楽器ですが、ギターデュオ(通常はテルツギター&通常ギター)での演奏効果が当時の音楽家達を魅了したのでしょう。

その音楽の様式としては当時のウィーンの様子を伝えるレントラーや、ディアベッリ(ベートーヴェンの楽譜出版でも有名)などによる変奏曲があり、またメルツの作品においてはギターにおけるロマン派を体現するような和声と歌を生かす作曲書法が用いられています。


現在、ほとんどテルツギターは製作されていません。もしテルツギターの曲を演奏するならば、通常の楽器にカポタストを用いて音域をあげればよいのですが、もともと小振りな楽器の独特の音色や発音感は失われてしまいます。当時の音楽の雰囲気を再現するためにはやはりテルツギターを用いるしかないのです。

また、その楽曲を演奏してみれば、12フレットの音を効果的に使っていることが分かるでしょう。もし、通常のギターにカポタストを着けたとすると、押さえるべきフレットは15フレットになってしまいます。ネックとボディのジョイント部分をオーバーした部分を押さえなければならないので、だいぶ居心地が悪いです。
 

今回のこのライブでは、テルツギターは1880年イギリスにて製作された「プラッテン夫人為書きラベル」、通常ギターも19世紀に作られたものでパノルモ(1831年作)を使用します。

…ということで、来週です。ライブのご予約はお早めに!
お店のほうに予約を頂いても、私のほうにメールを頂いてもオッケーです。
tommig@livedoor.com



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リコーダーとギター・・・ライブ満員御礼!

2011年3月25日天真庵ライブ 2










左:リコーダー高橋明日香さん 右:富川です

昨日の押上の天真庵でのライブですが、若干キャンセルがでて、「ああ、どうなるのかなあ!!」と思っていました。そして、当日蓋を開けたら・・・定員15名なのですが、なんと「満席!」。

当日、予約を入れてくれた方もいるようでした!

東京は元気です。まだまだ音楽がやれます。なんといっても、われわれ音楽家にとって「演奏すること=生きること」ですから。

そして、聴いてくれる人、そして、食事つきライブでしたから、半分は天真庵さんの「おいしい食事」と「場」で成立するイベントです。

地震直後、様々な問題が日本に持ち上がってきました。そして、天真庵に電話をし、庵主野村さんの「こういうときだからこそ、やりましょう!」の一言にほっとしました。

しかし、その後、キャンセルもでてしまって・・・ああ、やっぱり・・・(省略)なのかなあ・・・とか思っていました。しかし、上記のように無事にライブができたのです。

2011年3月25日天真庵ライブ 1










そして、いつもどおりの天真庵の雰囲気。

演奏も楽しめました。

そして、いつもどおり御蕎麦もおいしかった!



とにかく「演奏すること=演奏家の人生」です。そして、それは聴いてくれる人、場を提供してくれる人あってこそです。ご来場いただいた方には心より感謝の言葉を申し上げます。

ありがとうございます!
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