ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

拍節

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コツと音色〜西洋音楽のセンスは「学ぶこと」が可能なのか?(2/19日曜ワークショップ)

2/18は午前中から日曜ワークショップでした。表現法について連続で先月から講義しております。
日曜ワークショップ 9:30-12:00→表現法講座part2(詳細

簡単にいえば、西洋音楽をやる上でのマナーを体得してもらおうというワークショップです。

まずは、リズムや拍節感(メトリック)そしてパルスなどの用語を整理していきました。
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ビートの感じ方も「東洋と西洋」で手を叩きながら感じてもらいます。
…すると、どうでしょう?実際に音に出した瞬間、みなさんの音ががらりと変わりました。ほんのちょっとした「感じ方」で音色まで変化するのです。

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西洋音楽のマナー=西洋人の哲学といってもよいものです。「現地で暮らしていないと学べない」とも言われていますが、僕はそうは思いません。たしかに実際に暮らしていれば学びやすい感覚であることはたしかです。あちらの言葉をしゃべり、あちらの空気を吸って、あちらの生活哲学のなかで考えていけば、すんなり合点がいく「西洋音楽のマナー」であるとは思います。

ですが、ある程度、手順を説明すれば上記でいったように「音ががらりと変化する」のです。それは西洋音楽のマナーを一瞬にして体得したというふうにもいえます。

レッスンで教えている際にも、「言葉で説明できなければ」と考えて西洋音楽のルールを伝えています。自慢のようになってしまいますが、他の先生に習われている方や他の楽器の方もワンレッスンに来ます。実は「表現法」をしっかりと言語化して伝えてくれる人って現役の演奏家ではとても少ないのだそうです。

ということで、表現法の講座は次回は3/12です。まだ詳細はアップしていませんが、日曜ワークショップのブログのほうでチェックしてください。テーマは「旋律」というふうには決めています。

詳細や場所などは日曜ワークショップのブログで確認してください。




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表現を「つける」ための道具、差し上げます!(2/19表現法講座)

自分で表現を「考えていく」というのはなかなか難しいですね。
実はレッスンで「あ!うまく弾けた」とか「おお、いい音楽になったなあ!」って思ってもうまくいかない方が多いと思います。

その理由は簡単です。自分で技術上や表現上の問題解決のシステムを持っていないからです。

たとえば、技術であれば「どうしてこれができるようになったのか?」という理由を自分で言葉で完璧に説明できること。表現であれば「どうして、こういう感じのいい音楽表現をつけられるようになったのか?」という理由…それを説明できないといけません。面倒くさい言葉でいうと「抽象化」といいます。

「ルール」的なものをもっていれば、自分で技術を解決できたり、表現をつけられるようになっていきます。先生がいなければ「うまく弾けない」「いい音楽にならない」というのは、困ります。良い先生であればそういう道具を与えてくれます。

まずは道具。それがあれば「作っていけるもの」があります。あとはひたすらに道具を使っていくことです。たまに失敗することもあるかもしれませんが、つかっていくうちに、使うべき場所や使うべきタイミングなどがわかってきます。

表現法のツール(道具)をとりあえず与える講座を先月からやっております。

日曜ワークショップ 9:30-12:00→表現法講座part2(詳細

日曜ワークショップで「音楽表現法」についてのワークショップを行っています。三ヶ月連続の講義で、一回目は「概論」、二回目は拍節感とリズム、三回目は旋律について扱っていきます。

まずは一回目で「そもそも音楽表現ってどういうものだろう?」という点を考えました。二回目である今回は、リズムは拍節感(メトリック)そしてパルスなどの用語を整理していきます。

表現を自分で考えるためのツールを与えます。いままで、たくさんのコンクール志望者をレッスンしてきましたが、誰もが使いこなせる道具です。素直に先入観なくゼロから学んでいけば、最後には「西洋音楽の美」を作るための道具を習得できていることでしょう。

詳細や場所などはこちらをチェックしてください。




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伝えたいことがあるからワークショップを続けています!

いままで沢山のワークショップの講師をしてきました。ギター奏法や表現について、そしてギター史や奏法史について…いろいろなテーマでやらせてもらっています。

ワークショップをするためには準備が必要です。事前の勉強もしっかりとしておかなくてはなりません。資料を集め、知識を整理し、そして自分なりの言葉で説明できるように準備しておかねばならないわけです。

結構、時間がとられます。資料集めにはお金もかかります(苦笑)。

とはいっても、やる意味はあります。自分の勉強になります。そして勉強したものを他者の前で「自分の言葉」で伝えることによって、その知識がより整頓されます。受講生の方にどのように伝わっているのか?をしっかりとその場で確認できます。本当に役立つ知識なのか?…これも分かります。

知識を整理してアウトプットする…この作業は自分にとって最高の勉強となっているかもしれません。

そして、いつも私の中には「伝えたいこと」がたくさんある!…ということです。これが分かればもっとギターが楽しくなるのに…この経験があると音楽がもっと楽しめるようになるのに…というものが、たくさんあります。

それを、「伝える場」がワークショップという場です。もちろんワークショップという場には不特定多数の方が来ます。普段、私のレッスンを受けている方もいますが、半分は初めての方です。なので、「だれにでも分かるように」教えることを心がけていますし、いろいろな知識や経験をもった方がいらっしゃるので、その方々から新しい知識を得ることもできます。


さて、3月23日の日曜日もふたつのワークショップを行いました。

午前中は日曜ワークショップ。拍節感のワークショップ。
午後はギター連盟ユベントス主催のワークショップです。ギター史と和声のワークショップです(私はギター史を担当)。

午前中のものについてはこんな感じで10名程度が集まってくれました。

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前半は用語の定義付け。そのためには私も必死で「おさらい」&知識の整理をしておかなければなりません。後半は受講生と一緒に即席アンサンブルを結成して得た知識を実践してもらいました。

こんな感じです。




午後からはギター連盟のほうのワークショップでした。いままでルネッサンスから近現代までギターの歴史を概観してきましたが、各受講生がどのように知識を有機的に結びつけて覚えているか…それを確認するための総仕上げです。つまり、テストを行いました。

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(↑テスト開始を待つ受講生の方達)

ちゃんと問題用紙をつくって、最後は採点もしました。平均点70点以上はいきました。

坂場圭介氏は和声担当でしたが、彼のテストもみな80パーセントはとれていました!

知識を思い出すこと+使えること…ギター史の知識にせよ、和声の知識にせよ、アウトプットすることでやっと各自のものになります。アクティブに知識は使えないと意味はないのです。

日曜日はこのようにふたつのワークショップを行いました。これからもたくさん「伝えたいこと」があります。そして、もしこのブログをご覧の方で「こんなことをテーマにしてほしい」というのがありましたら、メールなどでお知らせ頂けると嬉しく思います。

 


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リズム・パルス・拍節を整理するために(いろいろな資料紹介!)

日曜日に拍節とリズムについてのワークショップを行います。
詳細はこちら

ワークショップをする前には、もう一度資料を整理して知識の整理をします。拍節とリズムに関連するレクチャーやワークショップはもう数年前から行っていますし、普段のレッスンでも生徒さんにリズムや拍節についてはしつこーく言っています。現場で実践してもらって、そこからフィードバックをたくさんもらっていますので、もう一度関連する資料を読み直すことで「新しいアプローチ」を得ることもできますし、見過ごしている知識を得ることも可能なのです。

なので、資料はワークショップ前に読み直すわけです。

せっかくなので、読み直した資料をご紹介します。そして、次のワークショップで受講生の方とともに「演奏してみたい!」と思う曲も紹介します。

まずは定番「リズムはゆらぐ」です。

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自然リズム…この言葉は藤原義章さんが提唱している言葉です。フィボナッチ数列や黄金比にその根拠を求めていますので、本の中にはこんな図が載っています。
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(一時期流行った)「ゆらぎ理論」の分野でも、同様の考え方が提唱されている…とのことで、その例としてなんと我々クラシックギタリストの定番曲である「禁じられた遊び」も譜例として載っています!

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禁じられた遊びの録音を研究し、拍毎のプロポーションがどのようになっているか…を扱った論文があるということなのです。これもワークショップで皆様にご紹介します。

拍子のプロポーションについて、指揮法の観点から見事に説明した隠れ名著があります。こちらです。増田宏三さんの「指揮法&ウィンナーワルツ」です。

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通常の三拍子についても詳細にふれられていますが、特に興味深いのはウィンナーワルツについての説明です。一小節を一周期としてとるという原則から導かれる独特の拍のプロポーションを見事に説明しています。

今回のワークショップではウィンナーワルツは扱いませんが、逆にウィンナーワルツを研究することで得られる「通常の三拍子感」とでも言える拍感があります。

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 通常の三拍子感を徹底して感じてもらうことで、拍節とリズム、そしてパルスについて実体験していただきたいと思っています。

ワークショップでメインで扱う楽曲は以下の二曲です。
フェルナンド・ソル作曲の月光
フランシスコ・タレガ作曲のアランブラ宮殿の想い出

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上記二曲を声部分けして弾く事で、「三拍子」の感覚を掴んでいただければと思っています。メロディーと伴奏部分のリズムとパルスの違いを学んでいただければ十分であると考えていますので、特に独奏で弾けなくても初心者の方でも十分に参加していただける内容にしたいと思っています。

また1月に行ったpart1の内容についても、軽くおさらいをします。
1月の内容についてはこちらのブログ記事を参照してください。また1月の講義を行うにあたって読み直した資料に関するブログ記事もありますので、参考資料など気になる方はご覧ください。

では、みなさまの参加をお待ちしております!
詳細




三拍子のレッスン(拍のプロポーションとは?)

次の日曜日に日曜ワークショップにて「三拍子」を講義いたします。
日曜ワークショップ 拍とは何か part2 三拍子を極める

このワークショップでは「拍節とリズム」の基本を説明してから、クラシックギターの名曲である月光とアランブラ宮殿の想い出を扱おうと思っています(禁じられた遊びもちょっとだけ扱います)。

これらの曲の共通点は?…三拍子であることです。

三拍子を学ぶことで、拍節(メトリーク)について基本的な理解と実感が得られるはずです。

昨日のレッスンにおいて、ちょうど生徒さんがフェルナンド・ソルの「月光」をレッスンにもってきました。

生徒さんのレッスンでは動画を撮影しながら、本人に「何が自分の演奏に足りないのか?」を発見してもらいながら、指導することが多いです。今回はたまたまレッスンのテーマが三拍子でしたので、「三拍子らしさ」を気づいてもらうのが主眼のレッスンとなりました。

レッスン生はKMD君です。本人の了解も得られたので、どのようにして演奏が「三拍子らしくなっていくか」をレッスン中にとった動画から解説していこうと思います。

まずは1回目の演奏です。レッスンがスタートしたばかり。まずは私は何も言わずに弾いてもらいます。


 
三拍子の曲ですが、全体として三拍目が短くなってしまっていますね。和音の変わり目ですので、左手が焦っているのか…三拍目をはしょっていますね。

短くなりがちだった三拍目(アウフタクト)の感じ方を変えてもらいます。三拍目から一拍目までの繋がりを意識。こんな感じになりました。



ちょっと意識しすぎてミスも散見されますが、重さと「持ち上げ感」のある三拍目から一拍目への着地感は表現できています。

「三拍子の指導2」で三拍目から一拍目までの繋がりはできてきましたが、二拍目の意識が希薄でした。なので、二拍目をジャストまたはちょっと詰める感じで弾いてみます。そうすると一拍目から二拍目まで緊張感を持って進むことができます。

こんな感じになりました。



三拍子の「前進感」は二拍目のタイミングがポイントとなってきます。アウフタクトから開放された一拍目から、緊張感をもって二拍目に向かうこと!…これが大切です。

「三拍子の指導3」において、二拍目のタイミングと三拍目(アウフタクト)から一拍目までの繋がりを意識してもらい、「三拍子」としてのバランスはとれました。しかし、三拍目の八分音符の意識が希薄なために一拍目までの繋がりのタイミングがとれていませんでした。

なので、全体として八分音符の打点を意識して弾いてもらいました。

二回目の演奏では、これまで学んだ「二拍目と三拍目」の意識を強くして弾いてもらいました。八分音符のパルスを感じることにまだ馴染んでいないために、まだたどたどしいですが、全体としては「すっきりとした拍感」の演奏になっていると思います。 

こんな感じです。

 

まだまだ馴染んでいない感じですが、三拍子の自然なプロポーションを感じられたでしょうか?

日曜日のワークショップでは、もう少し詳しく「拍節とリズム」についてみんなで考えて行こうと思っています。

日曜ワークショップ 拍とは何か part2 三拍子を極める

 
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