ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

教室

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
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富川ギター教室(東京渋谷) http://guitar.sakura.ne.jp/
※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

富川勝智の演奏会チラシはこちらでご覧頂けます。

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新年と渋谷の工事現場に思う…

みなさま、あけましておめでとうございます。富川ギター教室でのレッスン、スタートしております。
ギタリスト富川勝智としての「仕事」はすでに1月4日からスタートしております。リハーサルもありますが、打ち合わせが中心となっております。今年の企画や新規のプロジェクトなど…いろいろとミックスして話をしております。

打ち合わせで渋谷ヒカリエへ行ってきました。上の階にあるカフェから工事中の渋谷駅周辺が見えます。

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これから渋谷どうなっていくのかなあ?…あれは一体なんの作業しているのだろう?…打ち合わせをしながらも窓から下を眺めて想像していました。

いずれにしても、ひとつひとつの作業を積み重ねていってることは確かです。そしておそらく知らないうちに一般の人が気づかないうちに新しい建物や道路ができて、、、「新しい渋谷駅」ができていくのだろうなあと。

これは、我々音楽家の仕事にも同じことが言えます。とにかく、何か演奏会や新しいことをやるときに打ち合わせ段階からじっくりじっくり積み上げていくしかないとです。

そんなことを渋谷駅の工事現場をみながら思いました。

ということで、富川勝智及び富川ギター教室を本年もよろしくお願いします。じわりじわりと積み重ねていきます。


 

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(今後の予定)

2017年
1/29 in "F" 富川勝智&藤沢エリカ
2/15 バレンタインギターコンサート
2/26 in"F" acoustic ladyland ライブ
3/7 Back In Town ライブ
3/16 名曲喫茶カデンツァ 富川ソロ
3/18-19 大阪松本工房企画
4/8 第40回富川ギター教室発表会
4/22 歌&撥弦楽器コンサート
6/9-10(未確定)スペインギターフェスタ
6/23 富川勝智ソロリサイタル@代々木上原MUSICASA
7/10-20 マドリッド ChamberArt
9/2 第41回富川ギター教室発表会
10/21 仙台戦災復興記念館 富川ソロ



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音楽表現を考えるためのヒント5

表現力っていうのはなんでしょうか?そしてどのように学ぶべきなのか?ということをテーマに連載しております。さて、今まで4回連続で記事投稿してきました。
あくまでも「ヒント集」ですので、興味ある本などを読んでいただいて表現力アップを目指していただきたいと思います。

音楽表現を考えるためのヒント1
音楽表現を考えるためのヒント2
音楽表現を考えるためのヒント3
音楽表現を考えるためのヒント4

さて、今回は最終回、「音楽表現を考えるためのヒント」第五回!


表現のしかたというのは、時代によって違います。その時代時代によって、「これは強調してほしいなあ!」という要素が違うということです。

これを「時代様式」と言ったりします。

たとえば、アウフタクトと一拍目の関係も時代によって感覚が違います。

かつて、このブログでもあの齋藤式指揮法の齋藤秀雄先生の言葉を借りて、以下のような記事を書きました。

拍子を理解するために

ここから引用します。

さて、一拍目の存在感は時代によって異なる…ということを私は補足説明しました。

このことに関して齋藤秀雄氏の「音楽は文法」という言葉を思い出しました。アウフタクトと一拍目(つまり上記でいうと「小節線の右側の音」ですね)の関係を以下のように述べたという言い伝えがあります。

「これは花だ」…バロック

「これは綺麗な花です」…古典

「なんて綺麗な花でしょう!」…ロマン派

上記の「花」が一拍目です。

バロックであれば、花に強い存在があります。

古典であれば、花には依然ある程度の存在感が残るが、バロックと比べれば一拍目のアクセントは弱まります。

そしてロマン派では「なんて綺麗な」のほう(つまりアウフタクトのほう)の意味合いが強くなります。結果として一拍目の存在感は希薄になります。 

旋律の扱い方も時代によって変化してきます。もちろん和声の扱いも。このあたりをじっくりと研究していかねばなりません。

なぜ、このような違いがあるのか?…各時代毎に「このバランスがいいね!」という旋律の歌わせ方や和声の表現の仕方、拍の表し方のブームがあります。とはいっても、人間は「飽きてしまう」のですね。なので、ちょっと違うことをやってみよう!…このほうが今の時代にあっているんじゃないかな?…というふうに変化させてしまうわけです。

古典の時代にシンプルな和声と美しい均整のとれた音楽が隆盛したあと、人々は「飽きてしまいます」。なので、ちょっと複雑な和声、装飾的な旋律が多く含まれている旋律が「目新しい」時代になり、それがロマン派になっていきます。それに飽きれば、12音技法などが登場し…

時代それぞれに「強調したい点」が違ってくるわけです。そこに表現の仕方の濃度の違いがでてくる。それが「時代様式」と言えます。

その楽曲が演奏されていた当時の価値観=様式感というわけです。なので、もちろんそれを知った上で、現在の我々の価値観で演奏したって一向に構わないのですが、当時書かれた曲は「当時の価値観を考慮した上で」書かれています。なので、現在の価値観や表現の基準で演奏した場合に、つまらない音楽になってしまう場合もある。そこには注意を払わねばなりません。

この様式について、学ぶためには当時の文献や楽譜、教則本などをたくさん読んでいくしかありません。少しずつ読んでいきましょう。たとえばこのような本。



あと、もう一冊くらいあげるなら、この本。


今とは違った「価値観」が見えるはずです。バロック時代にどのような考え方をされていたのか?、ロマン派の時代はダイナミクスをどのようなイメージで捉えていたのか…いろいろと見えてくると思います。

様式は時代とともに変化する「価値観」からも見ていかなければなりません。なので、音楽史についての基本的な知識は必要です。当時の人々が音楽に何を求めていたのか?…何を表現しようとしたのか?…それを抜きにして各時代毎の「個性」は見出せません。

音楽全般と思想の流れを掴むためには以下の本がおすすめです。


読み物としてすらすらと読めます。論理的な部分と感覚的な部分がバランスよく書かれている著作。

ギター史の流れについては日本語で読める良い本はなかなかありません。英語ですが、以下の本が一番のオススメかも。



(日本の出版社で、全訳を考えてくれるところありませんかね?全部読んで、全部訳しましたので、いつでもご連絡くださいまし!)


クラシックギターの奏法史というものも学んでいかねばなりません。これらのことも「教則本や楽譜」などの資料から謎解きしていくしかありません。

たとえば、よく「アンドレス・セゴビアの音楽にはロマン派的からの影響が強い」と言われますが、それを考えていくためにはセゴビアの運指などを丁寧に分析していくのがよいと思います。

以前以下のような記事を書きました。
「版」の意味〜セゴビア編ソルの20のエチュード

ソル20の練習曲〜セゴビアの意図を探る

セゴビアの運指の「理由」を考えていくことで、セゴビア本人の音楽的な嗜好やその当時のギター界の流行がわかります。もちろん、これは別の時代との比較がなければ、わかりません。なので、ソルの原典もあたらなくてはなりません。ソルの生きた時代(古典音楽の時代)の「一般的な価値観」とソルの音楽家としての「価値観や美観」それぞれを分析していかねばなりません。

ソルの場合であれば、その教則本にしっかりと「音楽のあるべき姿」が述べてあります。

そういうものをしっかりと勉強しながら、時代様式というものをギター奏法の中にも求めていかなければなりません。

さて、今回は「時代様式」について書いてみました。

これで、ヒント集は終了ですが、明日もう一本だけ関連記事を書く予定です。

いままでの「ヒント集」の「まとめ」を書いてみたいと思っています。お楽しみに!



音楽表現に関しては、次回の日曜ワークショップでも扱います。 

表現力についてヒントを得たい方…ぜひ日曜ワークショップ「表現力アップの秘訣!」に参加ください! 
詳細はこちら! 

時間割と耳休め・・・そして留学中を思い出す

2月28日に私の生徒さんたちで結成されているリオリコギターアンサンブルの定期演奏会があります。毎月一回練習しているのですが、午後だけの数時間ということがあり集中練習をしたいね!…ということだったので、2月1日都内某施設を丸一日借りて、朝から晩まで練習しました。

リオリコギターアンサンブルのブログはこちら

こんな会場でおこないました。
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写真、左で写っているのは留学から帰ったばかりの林祥太郎くんです。今回の集中練習から「指導担当」として活躍してもらいました。当教室講師である富川&尾野、そして林くんでアンサンブルの指導を担当したわけです。

以下のような時間割で練習しました。

9:00〜9:15 練習会場準備&本日の練習スケジュール確認

✳︎P練習=パート練習(尾野、富川、林がぐるぐるまわります。10分ごと)

9:20〜10:00 チューニング&山田P練習

10:10〜10:50 鎮魂歌P練習

11:00〜11:50 スケッチP練習

11:50〜13:00 お昼休憩(賢者+光自主練習)

13:00〜13:40 エスパニアP練習 

13:50〜14:30 テルプシコーレP練習

14:40〜15:20 リフレクションP練習

15:20〜15:40 休憩&おやつ

15:40〜16:40 通し練習(チューニング&山田&鎮魂歌&スケッチ)


17:00〜18:00 移動&夕飯

18:00〜18:15 練習会場準備

18:20〜19:10 通し練習(エスパニア&テルプシコーレ&リフレクション)

19:20〜19:40 やわらかな歌 練習

19:50〜20:30 全体通し練習

20:30〜 予備

まずは、40分刻みでパート練習をしました。その中で3名の指導役が各パートを10分ごとに回りながら細部のチェックを行いました。

昼食を挟んで、またパート練習。午後の締めくくりに演奏会の前半の通し。夕食を挟んで、後半の通し練習、そして全体の通し練習。

…このような感じで、なかなかハードなスケジュールではありましたが、練習は大成功だったと言えるでしょう。各パートの個人的な問題点なども解決することができましたし、曲の合わせの難所もはっきりとわかりました。

こういう全体練習をするときのポイントは「耳休め」の時間を必ず作ることです。

「耳休め=楽器を弾かない時間」です。

これを取らないと耳が疲れ切ってしまいますし、集中力も途切れがちになります。もちろん、指も疲れ切ってしまいます。40分刻みのスケジュールにしたのは、40分間弾き切れる体力があれば、演奏会は乗り越えられます。その時間感覚を養うという意味もあります。そして、やはり「耳休み」の時間が必要だなあ、と。

よく学生さんのアンサンブルの練習などで、休憩中も曲の部分をさらっていたり、次に練習する曲の譜読みをしていたりする人がいますが、できるだけ休憩は休憩らしく過ごしたほうがいいのです。

今回のような丸一日練習の場合は特にそうです。耳を休めないと集中力が続かないのです。メンバーたちには休憩時間には「絶対に楽器を弾かない」というルールを守ってもらいました。

…この1日練習を終わったあと、帰途についているときに、「これは何かに似ているなあ?」と思いました。

そうだ、留学中の1日の過ごし方だ!…と。私は1996年〜2000年までスペインに留学していましたが、朝から45分刻み+15分休憩で練習していたことを思い出しました。お昼は眺めに3時間ほど休憩をとって(もちろんシエスタもとって)、また夕方から45分+休憩15分で練習していたなあ、と。

休憩時は、本を読んだり、寝転んだり。意図的に「耳休め」しました。スペイン留学に行ったきっかけとなった先生はホセ・ルイス・ゴンサレス先生でしたが、留学いった初回のレッスンで時間割を組んでくれたのです。以下のようなものでした。

(朝食)
8:30ー10:00
10:30−12:00
12:30−14:00
(お昼休憩)
16:00ー17:30
(夕方の休憩)
19:00ー20:30
20:30以降=自由時間!

1時間半枠でとるのは、まさにリサイタルを想定した時間の区切り方ですね!この合間に5分か10分の休憩を挟んでもよいと言われました。しかし、今見ると見事なくらいスペイン時間が組み込まれていますね〜 苦笑。ホセ・ルイス先生曰く、「休憩時間はバルにいってコーヒー飲んだり、散歩したりしろ!」と。

このタイムスケジュールをもとに、留学時は時間割を組みました。音楽院にいかなければならない日もありましたので、そのあたりを組み込んで曜日毎にスケジューリングしました。いずれにしても休憩はしっかりと、そして「休憩らしく!」過ごすことをずっと心がけました。

その後、バルセロナに移転してからは住んでいたところの裏手にバルセロナ映像ライブラリー(Filmoteca)というものがありましたので、そこによく通いました。名作映画が毎日上映されていました。それが学生だと一本100円ちょっとで観れたのです。そこの上映スケジュールを見て、それも練習スケジュールに組み込んでいました。これも良い「耳休め」の時間でした。(もちろん、映画文化にも親しむことができました!)

ホセ・ルイス・ゴンサレス先生が教えてくれたのは、「時間割を組む」という考え方だったのですが、同時に「耳を休める大切さ」も教えてくれたのかもしれません。

そんなことを先日、生徒さんたちの丸一日練習をしてみて思い出しました。
 

11月から年末に向けて…忘年会などなど

明日11月4日は日曜ワークショップです。講師は尾野桂子さんです。
「歌」がテーマです。歌とギターがなんの関連があるの?…と思う方もいるかもしれませんが、歌うことによってしか理解できないことが音楽にはあります。私がぱっと思いつく限りでは、音程感でしょうね。フレーズの動きも歌ってみないと分かりにくい事が多いです。その辺りを是非ワークショップに出席して感じとってみてください。ギターをやっている方であればどなたでも参加できます。

詳細はこちら

この日曜ワークショップの年末最後の回はホセ・ルイス・ゴンサレステクニックノートの講座にすることにしています。私なりのホセ・ルイス・ゴンサレス先生への敬意を表して年末を迎えたいなという想いもあります。

ギターの基礎というのものはとてもシンプルなものです。しかし基礎というものは「普遍的なもの」でなくてはいけません。それを理解させてくれる本です。富川門下でなくても是非ご参加ください。12月9日です。

そして、その後は恒例の忘年会!です。毎年、12月の日曜ワークショップのあとに行う事にしています。生徒さんの方はいまから予定を空けておいてくださいね。

あと、長野県松本市でのレッスン会を12月23日に行います。詳細はこちらです。まだ受講生枠あります。お気軽にご連絡ください。

さて、年末はもうひとつだけプチ講習会を当教室で行おうと思っています。内容は漠然としたアイデアだけはあります。今日程や内容など調整中です。



 


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4月14日・・・富川ギター教室発表会です。

第27回富川ギター教室発表会のご案内です。

期日:2012年4月14日 午後1時 
※参加人数によって開演時間は若干前後する可能性があります。あらかじめご了承ください。
場所:渋谷リフレッシュ氷川 
ゲスト演奏:斉藤泰士
入場無料

富川ギター教室では春と秋に独奏発表会を行っています。今年も春の発表会を行います。ゲスト演奏は30分程度ソロを弾いていただきます。教室生徒発表会&ゲスト演奏ともに入場無料です。たくさんの方のご来場お待ちしております!

富川勝智

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講師はギター連盟正会員の富川勝智と坂場圭介です。
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