ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

教室

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富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
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※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

4月14日・・・富川ギター教室発表会です。

第27回富川ギター教室発表会のご案内です。

期日:2012年4月14日 午後1時 
※参加人数によって開演時間は若干前後する可能性があります。あらかじめご了承ください。
場所:渋谷リフレッシュ氷川 
ゲスト演奏:斉藤泰士
入場無料

富川ギター教室では春と秋に独奏発表会を行っています。今年も春の発表会を行います。ゲスト演奏は30分程度ソロを弾いていただきます。教室生徒発表会&ゲスト演奏ともに入場無料です。たくさんの方のご来場お待ちしております!

富川勝智

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(生徒の方々へ)(重要)Facebookにご登録ください!

当教室ではFacebookのグループページを利用して、生徒さん向けの情報発信をしております。

まだ生徒さんのなかでFacebookに登録されていない方は、できるだけお早めに個人アカウントを取得してください。

Facebook

上記にて個人アカウントを取得のあと「富川勝智」(個人アカウント)を検索してください。そして「友達になる」をクリック。私のほうで生徒さん(もしくは保護者の方)と確認できれば「富川教室」グループ(一般非公開)への招待を送ります。

そうすると、次月のレッスンスケジュールや今後の教室行事の予定など確認いただけます。

今後、電力供給の関係によりどのような時代が起こるかわかりません。生徒と教室側の伝達手段としてFacebookなどの「情報インフラ」を電話やメールなどのほかに持っておくに越したことはありません。
(実際、3月11日の震災直後に私はFacebookを中心にして各方面への安否確認や連絡を行いました)

また、現在、当教室のイベントや行事などは非常に多くあり、情報伝達は既存の会報では追いつかなくなっております。円滑な情報伝達のためにも、生徒の皆さん全員の登録をお願いしています。


 


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第24回富川ギター教室発表会

久々のブログ更新。
記事にしていなかったものから順次アップしていきますね。

4月24日は第24回富川ギター教室発表会でした。
独奏の発表会です。
当教室では年2回独奏の発表会を行っています。このくらいのペースで行っていると、みなどんどんうまくなります。最近は生徒さんの自主企画「おさらい会」もあります。そして、重奏の会も年2回程度・・・。
全部出ていれば、弾く機会はたくさんありますね。

「100回の練習より1回の本番」・・・学べることは多いです。

毎回録音も行っております。外注で専門の業者さんに来てもらっています。毎回「リアルな録音」を生徒さんにCDとして「復習用」として渡します。ちゃんと自分の音、もしくは他の人の音を客観的に聴くこと・・・これも勉強になります。



こんな会場です。



それなりの広さがあります。

会場にはお花を飾ります。受付のところ、舞台のところ、控えのところ・・・これだけでずいぶん気分が違うものです。お花のパワーってあります。

本番前の緊張しているとき・・・ちょっとでもお花を見ると和みますね。

これも生徒さんでフラワーアレンジが得意な方に依頼しています。



さて、本番!

舞台照明がつくと緊張するなあ!




今回は初出場の中学生2名なども含め、フレッシュな印象でしたね。

さて、ゲストは九州から池田慎司さん。

実は北九州で4月27日に私とコンサートがあったのですが、そのリハのために「東京に行きます!」とのことだったので、「じゃあ、ゲストで演奏して!」という流れがあったのです。

白BAMです!(新色です!)



・・・ソロを数曲。そして、強引に私とのデュオを。(ほぼリハなし)

ジュリアーニ弾きました。うーん、よいカンフル剤となりました(どういう意味で?)。

という感じで、今年も春の発表会無事に終了!

次回のブログ記事は4月26日に行われた「神成理ギターリサイタル」についてです。







レッスン覚書ミニ〜2010年7月15日〜17日

 

  1. ミラン、パヴァーヌ。和音の多い曲。一番上の声部をしっかりとならさないと、やはり聴いていて安定しない。右手aが担当している場合、まずはしっかりとaとpを鳴らすトレーニングをすること。それから内声のiとmを加えていくとバランスがとりやすい。
  2. 上記pとaの『枠』を意識することは、カルカッシの3番などを勉強することによっても意識することができる。この場合、指の動きだけで、、、つまり手の甲を動かさず、弾弦できるかがポイントである。
  3. 上級者を目指したいのであれば、適切な規模の曲を自分で探す力を持たねばならない。今、自分にとって『勉強になる曲は何か?』を探せる力・・・これがなくては、とうてい大曲にはとりくめない。
  4. バランスをとること。基本的には左手が「ポジションを失うことなく」ネック上を移動できること。この場合の「ポジション」とはフレット上に1−4の指が常に対応しておいてあることをいう。ポジション移動したあとの着地点でシーソーのようにバランスを失うことがないように。あくまでも腕を意識することだ。
  5. 指板上に、すべての指が常にあること。このことを初心者は意識しよう。それだけで、ほとんどの押弦は押さえやすくなるはず。
  6. ちょっとでも、毎週レッスンに来ることが大切。仕事などが忙しくとも、すこしでも『レッスンを受けよう』という感覚が大切だ。そこが、自分と音楽とも結びつける「最後の砦」となることもある。
  7. 弦を捉えること、そして、発音すること。この両者のアクションを分けることがタッチの安定につながる。これを意識しはじめると「ゆっくりとしたテンポ」のほうが難しく感じるかもしれない。
  8. 小中学生に言いたいこと。勉強やスポーツができる同級生はたくさんいても、クラシックギターをきちんと上手に弾ける子はそうはいない。この意識が大人になって、何か創造的なワークを生む原動力になる。この場合、意識であって、決して「ギターが弾ける」という事実ではないことが大切。これは親であっても理解できない範疇のことである。
  9. 技術の重要さをこどもの生徒に生徒に理解させるためには、「言語力」が必要だ。これはまさにコミュニケーションの問題でもある。
  10. 長い音符は長く。短い音符は短く。聞えるようにするのが、大切。機械的に音がでるタイミングだけはかっても駄目な場合が多い。
  11. 武満編、オヴァー・ザ・レインボウ。ついつい縦で見てしまう曲。というか、練習してしまうのだな。メロディーだけ弾かせてみると、いい感じにニュアンスとフレーズを意識するのに、和音と低音をつけくわえると一気にそのメロディー感がなくなってしまう。
  12. ブローウェル、シンプル・エチュード19番。和音をばらさずに練習。ダイナミクスを指示通りに。それだけで、十分に楽曲として成立する。この曲はハーモニーというよりは、色彩感を大切にしたい。その色彩がどのようにリズムにのっていき、流れを構築していくのか・・・それが大切。エチュードとしては和音を弾くimaとp指のバランスを学ぶべし。
  13. ソル、メヌエット。きちんと楽曲を解釈してから、セゴビアの演奏を聴くと、なるほどなあ、という部分が多いことに気づくはず。それまでは必死で解釈すべし。最初に参考音源なんて聴いてはだめ。だめというよりは「真似してはだめ」です。
  14. ソル。スコットランド変奏。最後の部分のフレーズ。長めのフレーズの前には、なにか「エネルギーをためる要素」があるはず。短いフレーズが「断ち切られていたり」とか・・・。そういうのを探せるようになると、全体が見えてきた証拠。

 


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レッスン覚書ミニ〜2010年6月29日〜7月1日

  1. MCP関節の動きをしっかりとコントロールできると音階などの安定感が変化する。やはり先日の月イチ講座〜関節編は自分でいうのもなんだが、良い講座であった。なによりも参加した方の変化がその証拠である。
  2. マイヤーズ、カバティーナ。伴奏部分を「きわめてピアニッシモ」で弾く練習をある程度楽曲を覚えた段階でやるとよい。セーハを押さえている無駄な力を抜く練習となる。メロディーは明瞭に。これは右手のタッチのコントロールの良い練習になるだろう。その場合もあくまでも伴奏はピアニッシモに。
  3. セゴビア編ソル20。2番。とにかく古典のなんたるか、音楽表現とはなにか?・・・この1曲を丁寧に取り組むことで考えさせられものは多い。アポジャトゥーラの表現では、その部分で止まる・・・これを不快なり、なんともいえない浮遊感、落ち着きのなさに感じるところから「耳をトレーニング」していく。そして、解決・・・。途中、解決したと思ったら、ドミソと音階的に再び高揚・・・という部分の処理の仕方も丁寧に。
  4. 古典の表現、というよりは音楽の表現では「先に処理」していくこと。アポジャトゥーラの解決をしてから、ドミソと上がって行く部分を考えることがとても大事だ。これは認知心理学的なアプローチといえる。楽曲分析とは別の切り口の考え方である。
  5. コストの舟歌。この曲もアポジャトゥーラを徹底的に考えて行なうべし。簡単なルールとして小節線を挟んで、次の音が同音であれば、その音にアクセントがつくということを覚えておくとよい。同時に西洋音楽における「小節線」の役割、1拍目の意味を説明した。
  6. ポジションの把握。重要。まずは1ポジ、5ポジ、9ポジでの指盤上での指の準備ができるようになること。それぞれの開き具合を理解する。その後は各弦にてできるようになること。
  7. ある表現を学んだ場合に、それを「言語化」し説明できるようにすること。これが『理解』という。例えば、クレッシェンドをかけたほうが「いいなあ」と思うのであれば、その理由を明快に第3者に分かるように説明できることが大切だ。
  8. へ長調において、1,2弦の部分セーハとその解除・・・つまり1指を2弦に残し、1弦は開放弦を鳴らすというパターン・・・は重要なテクニックである。DIP関節をコントロールして行なうべし。
  9. 爪が割れやすいという人は、磨き方に問題がある場合もある。
  10. ソル、アンダンティーノ。6連符、7連符などの処理。次の拍も一緒に考えて、着地するように意識。
  11. ブローウェル、シンプルエチュード13番。スラーのニュアンスをしっかりと出す。しかしメロディーは低音にあるので、音量にも注意。
  12. ソルOp.60。捉えにくい曲が多いが、音楽的に成立させること。指のトレーニングではない。
  13. セゴビア編ソル、12番。セゴビアの運指通りにやるとナチュラルなアーティキュレーションが発生する。これはこれで研究の価値はある。あと1指をできるだけ弦上から離さないようにすることもポイント。
  14. セゴビア編ソル20のエチュード。毎日1番から10番まで初見感覚で弾くことは、読譜の素晴らしい訓練となる。騙されたと思ってやってみること。1年続ければ、かなり楽譜に関する感覚が変化してくる。
  15. カルカッシ1番。ある意味、すっきりと弾ければOK。もちろん表現的にもいろいろと学ぶことはあるが、右手と左手のタイミング練習だと思ってやるとよい。
  16. どんな楽曲であっても、「音楽的に成立させること」。大事です。
  17. ヴィラ=ロボスのエチュード。一曲ずつこなしていくなかで、技術的な要求、音楽的な要求の多さに気づくはず。まずは技術から固める。単純なことからはっきりとやっていくと、技術を固める=音楽の基本を考える、ということにつながっていくはず。「なんとなくCDでこう弾いていたから」という理由で表現をつけてしまうことは、「音楽」ではない。まずは楽譜どおりに弾く。そして技術的に成立させる。このことから音楽の基本の多くを学べるはずである。
  18. ヴィラ=ロボス、エチュード7番。スケールを綺麗に弾く。ゆっくりから段階的に上げていく・・・という方法は「初心者」の練習法。この手の早いパッセージを弾くためには?・・・という特化した考え方を思いつかなくてはダメ。瞬発力のエチュードである。
  19. マイヤーズのカバティーナ。声部の分離。弾き分け、右手の独立という点ではヴィラ=ロボスのエチュード5番が完璧にこなせれば、楽にできるはず。このように、ある楽曲の技術的な要求を今までやったエチュードと関連付ける発想力を徹底的に身につけることがプロ志望、及び教授活動を行いたい人にとっては必要。その場にある曲が弾ける技術、表現がわかる・・・というのはプロの実力とはいわない。
  20. カルカッシ2番。プランティングで練習。
  21. カルカッシ3番。メロディーのみアポヤンド、及び「できるうる限りプランティング」で弾いてみる。いろいろな可能性があるが、この両者をおこなうことにより、右手のフォームは身につくだろう。


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