ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

教授活動

2019.8 新サイトOPEN!
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クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
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富川ギター教室(東京渋谷) http://tomikawaguitar.com
※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

富川勝智の演奏会チラシはこちらでご覧頂けます。

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2015年のまとめ Part2〜教授編

今年もがっちりと教えるお仕事、がんばりました。
メインは渋谷にある「富川ギター教室」でのレッスンですが、洗足学園音楽大学での副科のレッスンや青葉台にある井桁ギター教室での個人レッスン、池袋にある現代ギター社GG学院でもレッスンを行っています。

どこでレッスンをしても、もちろん内容は一緒なのですが、やはりホームグラウンドである渋谷(神泉)でのレッスンが一番落ち着きます。

仕事場であるレッスン室には、CDなどの音源や楽譜資料があります。なので、必要に応じてとりだして、その場で疑問を解決できます。

教える方針というのは昔から大きく変わりません。
基本をしっかりと身につけてもらって、西洋音楽のルールにのっとった音楽表現をしてもらう。

なので、技術的にも音楽表現においても「基本」というのはなんなのか?…ということは常に考えています。著作や音源などから何か大切なのかなあ?と常に考えています。そして、自分自身の経験からフィードバックすることも大切な作業です。

基本は応用が利かないと意味がありません。演奏にとって応用とは「本番でできること!」でもあります。なので、教える側は常に実践の側にも立っていなくてはなりません。

私本人は年間かなりの本番数がありますので、現場で自分の知識を試すことができます。そして、優れた演奏者との共演においても色々と試すことができます。

それがない人は大変だろうなあと思います。頭だけで考えることは非常にストレスフルです。現場でやってしまって、「あ、そういうことなんだな!」と思ったほうがシンプルで楽です。

もちろん教えるためには、現場での経験を分析しなくてはいけません。そうしなければ、レッスンの現場では役に立ちません。経験したものを言語化する作業によってのみ「基本」は抽出されてきます。

今年はこの基本ということの大切さを教える現場で強調した年だったかもしれません。

例えば、夏に行われた「あづみ野ギターアカデミー」において、ひたすら基礎練習講座を担当しましたが、そこで受講してくれた方からはやはり「基礎の大切さ」を実感できたという感想が多くきかれました。
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基礎には音楽的な基礎も含まれます。音楽表現の基礎がありますが、それは千葉でマスタークラスを行った時に「隠しテーマ」として伝えることにしました。
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千葉ソロギターサークルさんの主催のマスタークラスでしたが、「今までの呼んだ先生とはまったく違うレッスンスタイル」と言われました。ほとんどの先生が結果だけを言います。たとえば、「そこはクレッシェンドをかけたほうが効果的」とか。私のレッスンでは、受講生がどのような感覚をもって表現を考えているのか?…そして足りない音楽表現の基礎はなんなのか?…ということを中心テーマに行いました。

以上のように技術と表現の基礎というものを、日々レッスンでは教えていると言えます。それが、僕の教え方なのだな…と実感した一年でした。



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2014年のまとめパート2〜教授活動編

教えること…個人レッスンにせよ、ワークショップ形式にせよ、教えることで自分自身の知識や経験を参照しながら、再構築しなくてはなりません。その作業はずっと続けてきました。来年で教え始めて15年になります。常時40名の生徒さんを毎週教えています。まったくの初心者から上級者、プロ志望、もちろんプロ演奏家として既に活動している方まで…いろいろなレベルの方を教えています。

とくに今年はコンクールで上位を狙う方、プロとして活動していきたい方が多く訪れました。定期的なレッスンの場合もあれば、月に1回ほど上京してくる方もいます。
 

熱心な方が多く、いままで他の先生に就いていてもなかなか内容に納得ができなかった方が多いのですが、それだけこちらの知識の整理が必要になってきます。その場その場のレッスンで生徒さんの悩みや難所を把握し、それにたいしてどのくらい適切なアドバイスができるか?…が大切だと思ってきました。

ある程度のことはメールや電話での相談で解決するのですが、実際に演奏を聴いてみて、練習の仕方を見てみないと、本当の解決には至らない場合が多いのです。このあたりはマンツーマンのレッスン形式の常道なのでしょうね。


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定期的に通っている生徒は、1年ほど通っていれば、「あ、先生ならこういうこと言うだろうな…」ということがわかってきます。その状態になれば、しめたものです。極端な話、レッスンに来なくても「レッスンを受けている状態」になっていきます。


その状態になった生徒さんというのは大体わかります。もうそういう思考回路になっただろうな…と思ったら、もうすこし次元の高いスキルの伝授にかかります。教える側は口に出さなくても、生徒さんの吸収度を的確に把握しておかねばなりません。


技術面、表現面において「当たり前にやれてほしいこと」というものはあります。たとえば、技術面でいえば、声部の弾きわけ、消音、アポヤンドとアルアイレの自由な使い分け、効率のよいタッチ、ダイナミクスの適切なコントロールなど…たくさんあります。表現面についても、拍節の適切な理解、フレージングの正しい理解、音楽形式についての正しい理解などなど…これもたくさんあります。「あたりまえにやれてほしいこと」と書きましたが、これが俗にいう「基礎」です。


この基礎力が非常に足りない方が多いというのが、今年はっきりとわかりました。たとえコンクールで上位入賞していても、プロで活動していても、「あたりまえにやれてほしいこと」ができていない人がとても多い。


そのあたりをどのように伝授していくか?…生徒さん本人がこれらのことにどのくらい必死に食らいついてくるようにするか?…が今年の「教える」ということのテーマでした。


なので、個人レッスン中はもちろんですが、ワークショップなどでも基礎技術や表現について(拍節感やレガートなどについて)講義を行いました。特にワークショップは教室内外の方がたくさん受講してくれました。教える側としてもたくさんのことに気付きましたが、簡単にいうと以下の言葉に集約されます。


基礎技術不足が不適切な表現を導く。そして不適切な表現イメージが基礎技術への不完全さを許す。


…基礎技術が足りないために、フレージングにタイムラグが生まれたり、ポジション移動時に不自然なアクセントがついたりします。そして、それがそのまま「その人の音楽性」になってしまうのです。もちろん、この音楽性は「歪められた音楽性」です。技術がより優れていれば、その本人のイメージに近い音楽へなっていきます。その人のもっている不完全な技術レベルで音楽を作り出そうとしてしまい、それがその人の音楽として固定されてしまうということです。


表現のイメージが不完全な場合も、技術への甘えがでてきます。ここは絶対に音を繋ぎたい!…と思えば、それを実現するための技術を身につけたいという欲求がでてきます。


この両者がバランスよく学べている方は、上達します。音楽全体がよくなっていきます。表現イメージに関しては、ひたすら良い音楽(クラシックギター以外)を聴くこと&しっかりと楽譜から情報を読み取って(楽器をはなれて)、作曲者の意図やイメージに近づいていくしか方法はありません。「実際に声にだして歌う」ということもとても大切。


教授活動においては、上記のことをずっと意識して教える1年だったと思います。そして、今後もこの両者のバランスをとりながら、教授活動を続けていきたいと思っています。


真剣にクラシックギター音楽を学びたい方は、一度は私のレッスンに来てください。他の先生では教えられないことをたくさん教えることができると思いますし、生徒さん本人が自分で「学び続ける」ための基礎を教えることができます。


まったくの初心者の方も是非お問い合わせください。コンクールやプロを目指す方も是非。本当に役立つ知識と経験を与えることは保証いたします。


来年も是非「富川ギター教室」をよろしくお願いいたいます!




 


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2009年(度)概観(教授活動編)

さて、旧正月を迎える前に2009年度まとめをしておこう!・・・ということで、今回は教授活動編!

昨年の下書きをまずはそのままお読みください!11月末頃に書いたものです。
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2009年概観です。教授活動編です。
今年も以下のところで教えています。

  • 渋谷(富川ギター教室)
  • 池袋(現代ギター社GG学院)
  • 横浜青葉台(井桁ギター教室)

今年は不況の波で生徒が減るかなあ・・・と思いきや、逆に問い合わせがとても多い年でした。どちらかというと「真剣にとりくみたい!」という人が増えたような気がします。

大手の音楽教室からも「是非、うちの講師として来て欲しい」というオファーが数件ありましたが、断らざるを得ませんでした。

一方で、仕事が減った・・・という同業者の声も聞こえます。不思議な一年だったような気がします。友人ギタリストと「ギタリストも二極化が進んでいるのかなあ・・・」とちょっとリアルな会話もでてくるような一年だったわけです。

残酷なようですが、こういう時代だからこそ、生徒さんも「本物」に接していたいのだと思います。それだけに、教えるほうも勉強を欠かすわけにはいきません。おかげで教授法のスキルも数段アップしたように思います。その努力をしていない人は今後どんどん生徒は減っていくのだと思います。

地方からの生徒もだいぶ増えてきました。各地から定期的に通ってくる生徒さんがいます。そのためのレッスンコース「アドバンスワンレッスン」もスタートしました。完全予約制で2時間程度・・・徹底的にレッスンします。音楽解釈の基礎理論から技術へのリンクまで・・・じっくりとお互いが満足いくまでレッスンできるシステムです。

来年以降、このアドバンスワンレッスンで本格的なレッスンは行っていこうと思っています。

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以上が昨年書いた下書きです。

ということで、書いている矢先にアドバンスワンレッスンの問い合わせが予想以上にやってきていて、年末は多忙でした。実際にプロとして活動している方、そしてコンクールなどで入賞なさっている方・・・私にとっては緊張感のあるレッスンですが、同時に充実感があります。


もちろん、通常の方のレッスンにも同じような意欲をもって取り組んでいくつもりでもいます。

しっかりとクラシックギターを学んでみたい方、一生をかけて音楽と付き合っていきたい方、基礎からじっくりと取り組みたい方・・・いつでも私はウェルカムです!



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2008年概観(教授活動編)

27日土曜日で今年のレッスンはおしまいです。

ということで、2008年概観、教授活動編です。

今回は教授活動について。主に下記の場所でレッスンしております。

  • 渋谷のスタジオ(富川ギター教室の本拠地!)
  • (月曜日)横浜の青葉台
  • (金曜日)池袋要町の現代ギター社

なによりも、今年からは渋谷のほうを中心にレッスンする体制にしたので、体が楽です。おかげで演奏会のリハとかのスケジュールがたてやすくなりました。

現在、渋谷のほうでは、火曜、木曜、土曜でレッスンしています。

日曜と水曜はフリーにしてあります。こうでもしないと自分の練習やリハーサルなどなかなか調整がつき辛いのです。帰国した当時は、まったく定休日なし!…でやっていました。そして土曜日と日曜日は2箇所の教室をまわっていましたから…。若さがありましたね。

そういう意味で考えると、今年は自分の年齢や今後のキャリアを考えての「整理の年」だったかもしれません。月曜日と金曜日の外部でのレッスンも良いアクセントとなっています。

このあたりのキャリアデザインというものに、非常に意識的になったのは昨年頃でしょうか?それまでは、「来た仕事は全部やる!」というくらいの気持ちで頑張ってものでしたが、自分の生活や音楽家としての目指す目標などをしっかりと考えて、「仕事とは何か?」ということをかなり自問しました。

そういう意味で、今年数回行なった「ギター教師養成講座」は音楽家としての職業意識を再認識させてくれる場となりました。この講座を準備するのには2年程度かかりました。準備していると、まだまだ勉強が足りないことがわかりました。具体的な教授テクニックということではなく、音楽家と社会とのかかわりはどうあるべきか?…というところから始まって、いかにして音楽家が生きるべきかという根本の問題を考えるという良い機会になったのです。

そこから、仕事ということに関して(まるで就職活動中の学生のように)考える作業が始まりました。多くの先輩音楽家にも意見を頂きましたし、今まで共演した演奏家の方のライフスタイルなども参考にさせていただきました。そして多くの本を古今東西、読み直しました。

講座自体には、多くの参加者が集まりましたが、そこで交わされた議論は私にとっての良いフィードバックとなっています。来年も不定期ですが、開講していく予定です。年齢問わず、参加していただけると嬉しいです。

 

さて、通常のレッスンに関してですが、私のポリシーは『当たり前のことを当たり前にできるようにする』です。このポリシーを貫き通した一年だったかもしれません。

音楽表現においても、演奏技術においても、「プロもアマも存在しません」。音楽をあるべき姿にするための、必要な技術、考え方、哲学は一緒である…と考えています。アマチュアだから…といって、和声の知識や読譜が弱くて当たり前!といっては駄目ですし、技術練習をしなくてもいい…家での練習はしなくてもいい…という考えではない、ということです。

音楽という同じ山を登り、同じ頂上を見据えている以上、プロも(教師も)アマも(生徒も)同じことを学ばなければなりません。そして技術や知識をどのように学んでいくか?(教えていくか?)ということをレッスンの場で提供することが大切であると考えた一年でした。

私自身、技術上においても、表現においても習得するのにかなり苦労しました。奏法改革も数度…(苦笑)。

今はいい意味で(うぬぼれではなく)、『ああ、20年前の自分が、今の自分に習っていたらなあ…』と思えるくらいにはなりました。

ちょっとしたコツで良い音を出してくれる生徒、あっという間にトレモロができてしまう生徒さんなどを見ていると、こういうふうに思ってしまうんですね。

ということで、レッスンにおいては、だいぶ教える自信がついてきた一年ではありました。

そして、生徒さんから実に多くのことを今年も学ぶことができました。生徒さんが疑問に思っていること、うまく出来ない部分、そして理解が難しいと思われる部分…これらをともに考えていく作業によって、自分の奏法にもフィードバックしていくことができます。

レパートリー面でも私のところにくる生徒さんとのレッスンで、多くのことを学べます。ソルやポンセ、ヴィラ=ロボスなどといったスタンダードであっても、生徒さんとのレッスンではより冷静に客観的に分析することができます。

バークリーやベネットなどといった現代曲であれば、なおさらその傾向は強くなりますね。こういう楽曲は実に教えていて面白いです。

 

全体的に初心者〜プロ志望までまんべんなくいますので、レッスンに飽きがくることはありません。これは私のポリシーなのですが、音楽について大切なことは初心者でもプロ志望でも変わりません。音楽表現に関して、たとえギターを始めて数ヶ月の人でも、たったひとことのヒントで本当の音楽を奏でる人もいます。その逆に、数年習っていても、音楽の本質を理解しようとする態度に欠けている人は上達しません。というよりも、音楽として成立していないのですね。

技術上においても、私はどの生徒さんにも最初に右手、左手の「もっとも重要な理論」を説明します。そして「これは絶対に忘れないでね!」と念押ししたとしても、それをすっかり忘れてしまうのが人間の常です。これを繰り返し、繰り返し教えるのが教師というものなのです。しかし、それでも、人間としての素直さが欠けているのか、数年間に渡って、同じことを言い続けていても定着しない生徒さんもいることも事実です。

音楽表現においても、技術においても、何かを習う際には「素直に」なることが一番の早道です。こちらのいうことに疑問を抱くのではなく、まずは試してみること。もし、それが間違いであると思ったら将来的に捨てればいいだけです。こちらとしては生徒さんの課題解決のために多くの知恵を使っていますし、普段の研究にも時間を割いています。そして何よりも、私の場合、今まで200人以上は教えていますので(体験レッスンを含めればもっとかな?)、ケーススタディの蓄積があります。

習っている生徒さんには、とりあえずこちらに身を預けてほしいというのが教師としての願いです。

ちょっと辛口になりましたが、逆に言うと、『素直に習っている生徒さんは伸びるなあ!』と本当に思った一年でもありました。ある意味愚直にこちらが言っていることを実現しようと努力した生徒さんは演奏が見違えるように変化します。

先にも述べましたが、私は音楽表現についても技術についてもベースメントしか教えません。もちろん、表現については様々なバリエーションがありますので、一概にはいえないかもしれませんが、少なくとも音楽表現上の文法というものがあったり、時代の様式があります。このあたりをベースメントとして教えているだけなのです。

「音楽は自由だ」と口でいうことは簡単ですが、その自由とは何なのかを考えなければなりません。音楽自体から多くのことを学ぼうとしなければ、それは勝手気ままな「雑音」にしかなりません。虚心に音楽のベースメントを構築する作業を怠ってはいけないのです。

長くなりましたが、来年も上記のような心構えでレッスンしていこうと思います。音楽には厳しくいこうと思います。そして音楽の本質を生徒さんがスンナリと受け取ってくれるように「楽しく」レッスンしていくつもりです!

 

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2007年概観(教授活動編)

2007年概観。教授活動編です。

現在、教えている場所は以下のとおりです。

―唾での自分のスタジオ

横浜、青葉台「井桁ギター教室」の個人レッスン(月曜)

5半融・宮地楽器ミュージックジョイ

っ啾涕渋絅ター社「GG学院」

メインは,任后おかげさまで多くの良い生徒さんに恵まれています。ありがたいことです。みな、真剣に音楽、そしてギターを学んでくれているので、こちらも多くのことを発見することができます。30代、40代の生徒さんが中心となっているので、なんとなく同世代・・・な感じで楽しいです。教室行事のスタッフとしても、みなキビキビと働いてくれています。最年少は5歳。もちろん60を超えた人もいて、バラエティに富んでいますが、みなギターにかける情熱は私以上(?)なので、こちらも負けられません。日々情報収集&研究にいそしんでいます。

△寮塚嫗羔擬爾寮古未気鵑惑齢層が両極端で、中学生または50代以上…という感じです。やはりベットタウンということで、このような年齢構成になるのでしょうね。尊敬する先輩である井桁典子先生がボスです。長い歴史をもつ教室だけに、独特の雰囲気があります。また先輩である井桁先生からも学ぶことが多くあります。勉強させてもらっているという感じです。それでいて、わりあい自由にやらせてもらっているので、居心地いいですね。

の吉祥寺教室もつねに満席!・・・という状態。スタッフのパワーが感じられる素敵な教室。サロン的な雰囲気で、受付嬢も感じがよくて、連絡関係もスムーズ。講師を大事に扱ってくれる雰囲気にも満ちています。残念ながら、来年2月以降、私の仕事上のスケジュールの関係で退職することになりますが、今後も宮地楽器のことは応援していきたいと思っています。

い慮渋絅ター社の教室。こちらも良い生徒に恵まれております。そしてなによりも講師陣の仲が良いのが特徴です。兄貴分のシキさんを始め、バンテン氏、ツボちゃん、金曜お向かいのマスダ君、マッチャン、金さん・・・みなそれぞれ最前線で活躍中のギタリストですので、彼らとの交流で学ぶことは多いです。ここの発表会はものすごくレベルが高いので有名です。生徒達はみな有名コンクールの入賞常連だったり、ベテランアマチュアが勢ぞろい・・・。発表会で、先生達は「講師演奏したくないなあ〜」というくらいですから。そのような環境にいると、他の先生の生徒さんからも刺激を受けることも多いです。今年の発表会で金さんから教えてもらったクレンジャンスのデュオ教材なども収穫だったなあ。そのほかにもいろんな情報が得ることができることが、副次的に役にたつことが多いです。

 

さて、教えることから学ぶことは多いです。

それは初心者を教える場合でも、上級者を教える場合でも変わりません。その生徒さんが「うまくなりたい!」と思っている限り、こちらも学ぶことは多いのです。

もうひとつ、今年考えたことがあります。もうかれこれ7年以上教えていますので、なんとなく長続きする生徒さんの特徴が分かってきました。在籍している生徒さんも、これからギターレッスンを考えている生徒さんにも役にたつと思います。「習い上手」になることが、楽器のレッスンを長続きさせるコツです。

  1. できるだけ生のコンサートに行くこと(ジャンル問わず)
  2. 当然ですが、先生の演奏会にもできるだけ足をはこぶこと
  3. 発表会などの教室行事に参加すること
  4. 月に最低1枚はクラシックギターのCDを買うこと
  5. 楽器はできるだけ良いものを使うこと(先生のアドバイスを仰ぐことをお忘れなく)
  6. レッスンでいわれたことをしっかりと復習すること
  7. 周囲の環境を整えること(家族や恋人、友人の協力)

以上のことを最低限守っていけば、長続きします。一応解説しておきます。

1について。生のギターの音を知らない人が思っている以上に多いです。またオーケストラのスケール感をしらない人も多い。レッスンで「ここはオーボエっぽい音色でね・・・」といっても、オーボエの生音を知らないと話になりません。音楽の感動は生演奏が一番です。また演奏者のオーラを感じることも大切な経験なのです。

2について。レッスンを受けている先生の演奏会には足を運ぶのは常識です。全部来いとはいいませんが、先生のスタイルや表現法や音色の特徴を知らないで、その先生から学ぶことは不可能であるし、失礼であるといえます。私はいままで就いた師匠の演奏会は習っているときには全て行きました。そこから多くのものを学びましたし、レッスン時に言っていることが本番の演奏を聴いて初めて理解できた、ということもあります。

3について。本番でしか学べないことは多いです。またモチベーションを高めるためにも発表会には必ず参加することが大切です。参加しない人は絶対に上達しません。

4について。月に1枚はクラシックギターのCDを買うことを勧めます。クラシックギターのレパートリーは膨大です。ルネッサンス、バロック、古典、ロマン派、現代・・・なんだかんだいって500年分のレパートリーを弾かねばなりませんから、そのイメージを掴むにはCDを聴くことがてっとりばやいのです。月1枚買っていっても、10年経てば100枚です。100枚聴けば、どんな人でも「あ!この曲ものすごい好き!」っていうのが出てきます。それが目標になればしめたものです。またその100枚は一生の財産です。一枚2000円だとしても20万で一生の財産を手にすることができるなら安いもの・・・と思って、地道に買っていきましょう。

5について。初心者、中級者、上級者、それぞれに「その段階にふさわしい上質な楽器」を使うことが大切です。初心者だから、古道具屋にある1000円くらいのボロボロギターでいいや・・・とかいう人もいます。音程や弦高がむちゃくちゃで、無理な弾きかたを身に着けてしまう場合が多いです。専門店や先生などのお勧めの楽器を買うことがお勧めです。中級者になれば、もうワンランク上の楽器を買うことがポイントです。音量や音色の幅など、表現の幅を広げてくれる楽器を買うことがモチベーションを上げることでしょう。上級者になれば、「自分の音」を出すための道具選びとなります。この段階が実に難しい。ほんとうにギターの音が分かっている人に相談にのってもらうことが大切です。

6について。あたりまえですが、レッスンで言われたことを復習することが、次回のレッスンで「新しいこと」を教えてもらう前提となります。自分勝手に先に進んだり、勝手に曲を「完成」させてしまったりしては、レッスンに通う意味がありません。長く独学を続けた人や知識ばかり多い人に多いのですが、「あの本ではこう書いていました」とか「あの奏者はこう弾いています」とかいう人がよくいます。そして自己流の解釈で曲を練習してきてしまうのです。ちゃんとした教師であれば、段階的にレッスンをしているはずです。その生徒さんの現状や問題点を掴み、それを克服する処方箋を与えているのに、それを無視されては困るのです。

7について。実は家族や恋人などの周囲の協力がなくては練習時間はなかなか確保できないものです。家族が音楽嫌い・・・恋人が寂しがるから・・・友達の誘いが断れなくて・・・いろいろな理由がありますが、実はこのことが障害となってレッスンを辞める人も多いのです。まずは自分にとってどれほどギターと過ごす時間が大切か?ということを周囲に理解してもらうことが大切です。

以上、ちょっと脱線気味になってしまいましたが、来年も教授活動がんばっていきたいと思っています。

どちらにしても、「教えること=学ぶこと」だと思っています。学ぶことを止めると「教師失格」だと思っていますので、その点は生徒に負けないように頑張ろうとは思っています。

2007年概観「教授活動編」終了です。

 

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