ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

月イチ

2019.8 新サイトOPEN!
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富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
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※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

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テーマは「指関節」!・・・6月の月イチ講座

さて、定期的に行なっている『誰でも参加できるギターテクニック講義』のお知らせ。

当教室では、毎月「日曜ワークショップ」というのをやっています。

2ヶ月に1回は私、富川勝智によるギターテクニックの講義となっております。今まで、たくさんの受講生に参加していただき、テクニックに関する「正しい考え方」をレクチャーしてきました。

今年にはいってからは、下記の本をもとにレクチャーを行なってきました。

ホセルイスゴンサレス ギターテクニックノート/手塚健旨・訳
著者:ホセ・ルイス・ゴンサレス
販売元:現代ギター社
発売日:1998-12-10
クチコミを見る

具体的な練習方法、実際にどのような指の動かし方をすればよいのか?・・・そして楽曲においてどのように使われるのか・・・を今まで講義してきました。

今回も基本的には同じ方向性で講義をすすめたいと思いますが、更に発展させた形で行ないたいと思います。指の関節について、その構造と機能を徹底的に説明し、それが既存のギターテクニックとどのようにリンクしていくか・・・を説明したいと思います。

これは3月に湯布院にて行なわれた講習会でレクチャーした内容に基づいています。

・・・ということで、そのとき書いたテキストを読み返しているところです。

091119_1728~01


















我ながら、一杯書いたなあと・・・こんな感じで、14ページ分あります。すべて指の関節のみの説明です。

もちろん、ギター奏法に関連したことです。私は解剖学者ではありませんから。

実際に湯布院ギターアカデミーで講義をしてみて、参加者さんとのワークショップにおいて気づいたことがたくさんあります。そして戻ってきてから自分の生徒さんたちとのレッスンの場で気づいたこともあります。

左手でいえば、こういう形の左手で押弦している人がいます。腱鞘炎一歩手前ですね。

ひきつる指














このような傾向をもっているギター愛好家の方はたくさんいます。しかし、指の構造を知り、ちょっとしたトレーニングをすることで、スムーズに「押弦ができる指の形」を作ることが可能です。

そのための講義であると考えてください。

我々プロが、試行錯誤や数多くの経験から「自然に築き上げてきた」もしくは「意識して作り上げてきた」フォームを、理論面から説明し、それを実際に身につけてもらうための講義です。

この関節に関する知識は右手のフォームにも応用できます。

(実は3月の湯布院での講義は右手に関してのレクチャーでした!)

興味ある方は、是非ご参加ください。


日時は2010年6月20日です。会場は渋谷リフレッシュ氷川。時間は午前9時30分〜正午までです。参加費は2,000円。

参加は事前申し込みなしで大丈夫です。

多数のご参加、お待ちしています!

 ※会場などの詳細は富川ギター教室日曜ワークショップページをご覧下さい。



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明日のワークショップ(ギター奏法について)

明日となりますが、下記のワークショップを行ないます。
多くの方の参加をお待ちしています。当日参加でもちろんOKです。

2010年4月11日(日)
午前9時30分〜12時
講師:富川勝智
講義テーマ: ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート活用法〜応用編第2弾!
内容::「正しい基礎技術」をしっかりと確認することによって難所を克服する方法や基礎技術を楽曲に応用していく方法を学びましょう。また楽曲に中にある基礎技術を考える上での「要素」をしっかりと理解することによって、基礎テクニック練習にも意義が見出されてくるはずです。教室在籍生以外でも参加可です。多数のご参加お待ちしています!

費用:参加費 2000円
準備物:ギター及び足台
申し込み:事前申し込み必要なし。当日会場へ直接お越しください。



場所などの詳細は下記を参照してください。

富川ギター教室日曜ワークショップページをご覧下さい。


この基礎テクニックに関する講座も毎回新しいアイデアを付け加えながら行なっています。

今回は腕と手の関連について解剖学的な解説を加えながら行なっていきたいと考えています。




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今日のワークショップ(ギターという楽器について)

本日となりますが、下記のワークショップを行ないます。
多くの方の参加をお待ちしています。当日参加でもちろんOKです。


2010年3月7日(日)
午前9時30分〜12時
講師:尾野薫
講義テーマ: クラシックギタリストなら知っておきたいギターの仕組み」

内容:クラシックギターの製作家の観点から、ギターの仕組みや音の仕組みについて学んでいきます。弦の運動(倍音、進行波、共鳴)について、音の立ち上がりについて(雑音について、等)…クラシックギターを弾く人であれば是非知っておきたいことを勉強いたします。講師は日本を代表するギター製作家であり、トッププロの楽器のメンテナンスの分野でも定評がある尾野薫氏です。
費用:参加費 2000円
準備物:ギター(※任意…講義内容の理解のため持参していただいたほうがベターです)
申し込み:事前申し込み必要なし。当日会場へ直接お越しください。





場所などの詳細は下記を参照してください。

富川ギター教室日曜ワークショップページをご覧下さい。


内容は専門的なものにはなるかと思いますが、製作家サイドからクラシックギターの音について語る形式の勉強はなかなかできないと思います。

初心者から上級者、プロの方までお待ちしております。



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ギター・テクニック・ノート講座第2弾!(今月の月イチ)

2009年最後の日曜ワークショップは、私の師匠であるホセ・ルイス・ゴンサレス氏のギターテクニック基礎練習をまとめた名著「ギター・テクニック・ノート」の使い方をレクチャーしました。

ホセルイスゴンサレス ギターテクニックノート/手塚健旨・訳
著者:ホセ・ルイス・ゴンサレス
販売元:現代ギター社
発売日:1998-12-10
クチコミを見る

2009年12月の日曜レクチャーでは午後にたっぷりと時間を使ってこのテクニックノートの解説を全部終わらせました。事前にレジュメを作り、この本の使用法、練習のポイント、注意点を説明しました。

多数の参加者にいらしていて頂きました。
以下は前回の写真。(満席!!)

JLGTN写真


さて、この参加者の方から多数の感想をいただきました。その多くが「是非、もっと詳細に!」というものでした。

この講座の続きともいえる応用編を2月14日に行います!


今回は、テクニックノートにある技術を楽曲中にどのように活用していくかをテーマに講義を行ないたいと思います。

実際に楽曲の中にある技術的な要素を取り出して、テクニックノートと関連付けていきたいと思います。テクニックにある基礎技術は、それ自体では意味をなしません。

実際に楽曲の中でどのように基礎技術が応用されていくのか?・・・ということを意識して練習すべきものです。

なので、ギター初心者から中級者の方が教本などで目にする練習曲や楽曲などの一部を用いて、テクニックノートにある基礎技術を再検討いたします。

日時は2010年2月14日です。会場は渋谷リフレッシュ氷川。時間は午前9時30分〜正午までです。参加費は2,000円。

申し込みは要りません。ギターと足台は持参で。もちろん上記のテクニックノートは購入の上、ご持参ください。

他別途プリントなどはこちらで用意します。

多数のご参加お待ちしています!


 ※会場などの詳細は富川ギター教室日曜ワークショップページをご覧下さい。



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テクニック講座を終えて・・・

ちょっと遅れましたが、日曜日20日に行われた日曜ワークショップのレポートです。

会場についてみたら、熱気むんむんでした!

今までの日曜ワークショップの最多参加人数を記録いたしました!受講生は27名!

JLGTN写真

(上記の写真はギタリスト丸山さんのブログから拝借)

テーマは「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート」(以下JLGTNと略)


ということで、参加してくれた人のブログ記事をご紹介。

http://maruyama-guitarra.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-0ab5.html

この丸山さんのブログから引用します。

講義の中でたまに出てくる著者:ホセ・ルイス・ゴンザレスや訳者:手塚先生の逸話や裏話、さらにイエペスやデラマーサ、もっとさかのぼってタレガに関連した話しまで出てくるのは講師:富川さんの知識と経験の深さで、この教本だけ見ていては分からない背景やギター史の流れが一層このTN(テクニックノート‥)の理解を深めます。

ギター史、及び奏法史の正確な理解なくしては、ギターテクニックに関しては教授することはできません。伝統的な奏法から現代的な奏法まで、そしてそれらの長所、短所を完全に理解して整理する作業が大切です。

このJLGTNは現代的な奏者の左手指の独立、そして右手の独立に関する弱点を克服するためのヒントに満ちています。正しい動きと筋感覚(身体の正しい理解)をもってこのテキストを練習していけば、ギターを制覇する素晴らしいテクニックが身につきます。

もちろん、この本だけでは決して充分ではありません。

身体の正しい理解とギター史的な背景、そして現代奏法理論への正確な理解・・・この3点を理解して用いなければなりません。


では、次に私の弟子でもある尾野桂子さんのブログの記事。

http://blog.livedoor.jp/ono_guitar/archives/1180714.html


このブログからも引用します。

序章に始まって、第一章から各章ごとにポイントや、練習の際にに注意しなければいけないことなどを細かく説明していきましたが、途中で気付きました。
ほとんどが、普段のレッスンや月イチで行われている基礎テクニックの見直しで言われていること。つまり、私たち門下生はレッスンを真面目に受けていれば、このテクニックノートで練習すべきことの説明はすでにされているのです。まあ、富川先生の師匠2人が著者であり訳者であるのですから当然ですね。

今回の講座は、私の生徒以外の参加者の方もたくさんいましたが、やはり普段の日曜ワークショップ(基礎講座)に出ている方のほうが、理解がしやすかったかもしれません。

通常の講座であれば、右手のタッチの理論だけで2時間まるまる・・・とか出来ますので・・・。

ということで、今回参加したかたは是非来年2月の基礎講座に続けて出席するとよりJLGTNへの理解が深まると思います。

そして、このJLGTNは「序」にも書かれているとおり、『エチュードなどと併用されるべきもの』です。

テクニックは音楽表現に使役すべきものです。具体的に曲の中で扱われて始めて、テクニックノートの真価が発揮されます。

普段のレッスンでやっているエチュードや楽曲などにJLGTNを関連づけるようにしてみると、基礎練習の意味が理解できます。




とりあえず、テクニック基礎講座は2月14日(日)午前9時30分〜予定しています。

今回参加の皆さん、是非ご参加ください!!

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