ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

松岡滋

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

大阪二日間〜1/18ソロ&デュオと1/19トリオ

大阪に来ております。今日は大阪グラナダでソロ&デュオ、明後日はトリオでの演奏です。

まずは今日1/18はソロです。ギリギリまですっかり忘れておりましたが、岩崎慎一さんとのデュオがセカンドステージでございます。昨日リハしましたが、ギリギリまでお互い忘れていたにも関わらず、バッチリです 苦笑。

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(フライヤにはソロとしかないですが、ちゃんとセカンドステージでデュオありますよー)

で、土曜日は喫茶コンチェルトにて、14:00から松岡滋さん、岩崎慎一さんとトリオです。

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昨日リハをしてきました。

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当たり前ですが、本当にお二人とも素晴らしい奏者です!ビリビリきたので、トミーの髪の毛逆立っています。ふふふふ。そのくらい素晴らしいトリオになりそうです!

何れにしても、大阪グラナダ、喫茶コンチェルト、両方ともお時間ある方是非お越しくださいませ!





阿佐ヶ谷スタッカートでのライブ終了!〜不思議なご縁で繋がったメンバーでのライブ

人間というのはどこかで繋がっているものです。

12/8に阿佐ヶ谷にあるスタッカートで行ったライブはまさにそういう出会いから生まれたライブでした。クラシックギタリスト二名とジャズピアニスト一名のライブ…実に面白い組み合わせだったと思います。

以下の経緯。
1:松岡滋さんが阿佐ヶ谷スタッカートでライブを行った。
2:スタッカートの常連さんであった川畑淳が偶然ライブに訪れる。
3:ライブ後、談話していて川畑氏が「クラシックギターなら富川という昔からの友達がいる」という話題がでる。松岡氏曰く「仲良いよー!」。
4:松岡氏から富川に電話がその場で。富川も久々に電話で川畑氏とお話する。
5:それをきっかけに富川と川畑氏の交流が再び。飲みにいったり、飲みにいったり、飲みにいったり 苦笑。
6:じゃあ、せっかくだから何か演奏するかー…と。で、今回のライブになりました。

以上の経緯があったのです。僕と川畑氏は高校生の頃に知り合いました。ディープパープルとかハードロックのコピーバンドで。当時から彼は鍵盤うまかったなー。僕はエレキギター弾いていました。その後大学生の頃に彼はジャズの道へ、僕はクラシックギターを専門としていきました。
実は帰国直後、一回小さなライブをやったことはありましたが、それ以降お互い多忙でなかなかタイミングが合わず…。そのライブをやったのは2002年頃だったと記憶しています。

それから15年近く経って、今回のような流れになりました。本当にご縁って面白いなあ…。

それぞれのソロと、それぞれのデュオ、そしてトリオで…内容たっぷりのライブ内容だったと思います。民族よりのクラシック音楽…とでもいうのでしょうか?ニャタリやショスタコーヴィチ、ディアンス、ジョビン…面白い曲が揃っていたと思います。

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お店はほぼクリスマスムードだったので、せっかくなのでクリスマスソングもギターデュオでやりました。川畑くんもアドリブで「クリスマスソング風ソロ」を…これが実に素晴らしかった!

…お店の雰囲気もとーっても素敵です。普通に飲みにいきたいお店です!
阿佐ヶ谷スタッカートのホームページ)

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また、この3名で何かやれればよいなあと思っています。来年?クリスマス?…なにか考えてみます!



 


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ビーザー〜ギターレパートリーについてちょっと考えた

大阪の松岡滋さんのブログにロバート・ビーザーについてのブログ記事がありました。

松岡滋さんのブログ記事


こういう活動をしている先輩ギタリストがいることは実に素晴らしいことだと思います。そして、何か自分の活動に通じている気持ちもあって、心強く感じもします。

ああ、同じ思いを持っている人がいるんだなあって(勝手な思い込みですが…)。


みなさんはフルート&ギターのレパートリーというとどのような曲を思い浮かべますか?

おそらく定番ピアソラ「タンゴの歴史」、もしくはイベールの「間奏曲」などでしょうね。ジュリアーニなどを思い浮かべる人も多いと思います。

実はフルートとギターの組み合わせの楽曲は古典はもちろん現代においても山のようにあります。私もいままでたくさん演奏してきました。

一般に知られている曲も全く知られていない曲も…そういう意味でのマニアックさではかなりの自信があります!

でもそれが一般的にマニアックと言われていても、私が曲を選ぶ理由はひとつです。それは「いい曲だと思うから」…ただそれだけなのです。


最近、いい意味でのマニアックさが自分よりも若い年齢のギタリストにかけていると思います。CDで聴いたことがある曲しか興味がない…有名なギタリストが弾いた曲しか興味がない…そういう人が増えているような気がします。

とにかく「これは!」という曲はとにかく楽譜を漁って、がんがん弾いていくしかありません。そして、マニアックだと思っても、地道に活動している人のコンサートへ足を運ぶしかないのです。 

そして、もしあなたがプロギタリスト、もしくはプロギタリスト志望であるならば…そういう意識を持ったギタリストと付き合っていくことです。私は幸いにして周囲にそういう先輩ギタリストが多くいます。もちろん後輩ギタリストのなかにも、ごく少ないですがそういう意識を持った人がいます。

ああ、恵まれているなあ…と思うわけです。

そういう人たちと一緒に演奏すれば、やはり未知の作曲家と出会う機会も多くなります。今年の夏も松岡滋さん、レオナルド・ブラーボさん、池田慎司君と演奏しましたが、それぞれかなりマニアックです。長岡克巳さんの曲や、ニャタリなど…面白い曲にたくさん出会えることができました。

それが自分の世界を広げることにつながっていくわけです。そして彼らに負けないように楽譜を漁って「いい曲」を発見していく作業をがんばっていくわけです。もちろん同時に定番レパートリーに磨きをかけることを忘れてはいけませんが…。

ということで、松岡さんがビーザーのアレンジを扱ったブログ記事を見たとき、「さすが!」と思ったわけです。

逆に考えるとこういう記事をみたときに「さすが!」と思えるプロギタリストが何人いるんだろうか…。

おそらく「へえ、そういう名前の作曲家もいるんだねえ」という人のほうが多いんじゃないかなあ…と思うわけです。そういう世の中にしないためにも私も微力ながらがんばっていきたいと思います。

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反響(「あづみ野ギターアカデミー」について)

先週行なった「あづみ野ギターアカデミー」についての反響がブログなどに綴られています。いくつかご紹介します。

この講習会は私が企画したものです。実際の運営は実行委員会を結成し、各自役割分担をして行なっています。

まずは事務局長である丸山耕太郎さんのブログ。

丸山耕太郎氏・「感動できる条件」

このブログに下記のような文章が綴ってあります。

今回僕は確信を持てた事があります。人が感動できる必要最低限の条件、それは真剣である事。そういう環境が「あづみ野ギターアカデミー」にはあります、そしてそれを支えてくれる講師陣、スタッフもいます。

当たり前といえば当たり前のことですが…実にシンプルにして真実ですね。実際はこの「真剣である事」の内実がどのようなものか?…ということが定義が難しいとは思います。わたしがこの「あづみ野ギターアカデミー」で実現しようとしている「真剣さ」はプロの目からみた「真剣さ」です。

とはいっても、これはプロ志望や若手の参加のみに限る…といっているわけではありません。どのような年齢の人であろうと「音楽という(険しい)山を登っている仲間」という意識に変わりはありません。

私は主催者挨拶として、「あづみ野ギターアカデミーを20代〜30代の若手ギタリストのミーティングポイントにしたい」といいましたが、それは現在のギター界の若手ギタリストの状況を考えていった言葉です。音楽の「難しさ」を身に沁みて感じることができるのが、20代〜30代です。ましてやプロで活動を始めてみれば、自分の理想とする音楽活動と仕事との兼ね合いにおいて、その「難しさ」を忘れてしまう傾向にあります。

この「難しさ」を理解してはじめて「真剣さ」の内実が分かってくるのです。これをできるだけ早い時期に理解してもらいたいというのが、このアカデミーの企画意図でもあったわけです。

この「真剣さ」を理解できれば、将来若手ギタリストが「自分でその場を作り出す」または「その場を与える」姿勢をとることができるでしょう。それがギター界において、そしてギター音楽において「最優先課題」であると私は考えています。

 

さて、今回このアカデミーのためにアンサンブル曲を書いていただいた松岡滋さんのブログにも記事がアップされています。アンサンブル曲「やわらかな歌」の録音データを昨日送ったのですが、それに関する記事です。

松岡滋氏「やわらかな歌」初演について

ブログ記事以外にも、個人的に松岡さんからメールも頂きました。今回松岡さんに楽曲を依頼してよかったなあ、と実感しています。

プロというものは、どのような場も勉強の場であると感じられる感性をもっていなくてはなりません。その感性を松岡さんは持っています。今回もこの楽曲の作曲に関して、かなり念入りに研究なさったそうです。

その姿勢からは私も多くのものを学びました。やはり尊敬すべき先輩ギタリストであり音楽家です。

 

さて、スタッフ兼受講生の宮島君のブログも「若い感性」に溢れていて、非常に読み応えがあります。

宮島幸太郎君の日記

 

今回スタッフとして、そしてギタートリオMOT,Tのメンバーとして、そしてオプショナルレッスンの講師として大活躍してくれた尾野桂子さんのブログも(まだ書きかけ?)是非お読みください。

尾野桂子さんの日記

 

という感じで、続々と「あづみ野ギターアカデミー」の反響が来ています。他の受講生の方もメールなどで感想を聞かせていただけると嬉しく思います。

もちろんまだまだ不備の多い講習会ですので、スタッフ一同より良い内容となるように尽力していくつもりでいます。

(ということで、スタッフ希望者も募っています。詳細は…直接、富川まで!!)

 

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あづみ野ギターアカデミー無事終了!

2009年8月7日〜9日にかけて行なわれた「第2回あづみ野ギターアカデミー」が無事終了いたしました!

簡単にレポートを。

前夜祭のためにスタッフは朝7時50分のバスに乗り、そこから松本へ。

松本着で、そこからレンタカーです。レンタカー待ちの間、ひさびさに「バムを探せ!」写真を撮ってみました。いかがでしょう?

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2009年AGA 3

レンタカーのドライバーは九州から来た立石君。若手ギタリストです。急遽、富川の直感で「奴は運転うまそう」ということで任命しました。勘はあたります。その後、生徒さんの送迎などで大活躍。一路穂高方面へ。

2009年AGA 2

12時30分に大阪より松岡滋さんが到着予定なので、穂高駅にお迎えに行きました。いい天気でした。空の色がいいでしょ?

その後宿に入り、まずは富川、池田、松岡3名によるスタッフへのレッスン。前夜入りすることによって、講習会本編のレッスン負荷を減らそうという策です。

その後夕方には「前夜祭」会場となる「そば処ふじもり」入り。

リハーサルです。

2009年AGA 1

時間は限られています。私は松岡滋さん作曲の「歌と踊り1番」を演奏。その他、トリオもやりました。

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思っている以上の入場者。限定30名は満席でした。いい雰囲気で楽しめました。クラシックギターって、こういう場所にも合います。

そして、宿に戻ってからも練習は続きます。翌日以降、アンサンブルがあります。まずはスタッフからパートリーダーを決めて、松岡さんによる指導。演奏のポイントなどを伝授していました。曲の全体像を掴むための指導です。

2009AGA 10

その後、翌日のコンサートで演奏するMOT,T&若手ギタリスト志望による5重奏のリハーサル。“飛び入り”で講師である池田君がアドバイスをしていました。

2009年AGA 11

そんな感じで、夜は更けていきます。その後も各自初見デュオを楽しんだり…。前夜祭からけっこう盛り上がっています。講師陣もトリオのリハーサルなどをしました。

さて、講習会初日です。

午後1時から開講式。1時30分〜個人レッスンです。

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富川、池田、松岡、3名による個人レッスン。

そして、午後からアンサンブル指導。第一回目にしては良く合ったかな?

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そして、初日夜はMOT,Tギタートリオによる「ワンコインコンサート」。地元の方も20名近く来てくれました!

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MCが…松岡氏と池田君のツボにはまったようです。

そして、その後は10時過ぎより、池田君によるテクニック講座一回目。左手の重心について…。ペットボトルを利用した「関節の固定体感機」(仮名)を用いて行いました。池田君の書いたテキストも素晴らしい出来でした。

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この基礎講座は最終日の午前中に実践編を行ないました。左手のポジショニングを安定させて、腕の軸を体感していく方法でした。これはじっくりやれば、ポジションを正確に安定させていくことができるでしょう。

という感じで、多忙なレクチャーと個人レッスンの合間にも、講師陣は“息抜き”を忘れません。

レッスンの合間にくつろぐ池田君と松岡さん。

2009年AGA 13

 

立石君と松岡さん。語り合っています。手前に見えるのが、松岡さん作曲の「やわらかな歌」。

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という感じで、講習会は過ぎていきました。

2日目夜はあづみ野コンサートホールで講師陣による演奏会。昨年よりもチケットは倍売れました!

3日目、受講生代表コンサート。これに関しては前日夜にコンサート出演希望者を募り、そこから選抜しました。審査員6名(講師+MOT,T)+聴衆審査員(残りの受講生)できちんと集計しました。順位も決めました。ダントツでトップは東山君。聴衆の人気もダントツで彼でした。

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上のような感じで、受講生代表コンサートを行ないました。5名弾きました。みな素晴らしい演奏でした!!

そして、講習会の締めくくりは松岡滋さん作曲のアンサンブル曲「やわらかな歌」の演奏です!

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初日とはうってかわって、しっかりとした演奏でした。たった3日間の練習でしたが、素晴らしい音楽になっていました。

その後、閉講式。そして解散。

最後には初めて出会った同士もみな仲良くなっていました。

 

…という感じの3日間でした(スタッフは4日間)。

昨年と違って、今回は私の生徒以外の人も多く参加してくれました。北海道、九州からも参加者がおり、そういう意味で本当に「講習会」という形になってきたように感じます。

ざっくりとですが、2009年あづみ野ギターアカデミーのレポートでした。

また、撮影班から写真データが届いたら、別の観点からレポートしてみたいと思っています。

 

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