さて、昨日のブログで宣言したとおり、(今年こそは)レッスン覚書を復活させるつもりでいます。「ミニ」バージョンはちょっと分かりづらいかもしれません。レッスンを受けている人は「ああ、そういえばそういうこと言われたなあ?」とか、「これ、私のこと?」という感じで思い出すきっかけになれば…と思います。

レッスンを受けていない人は、なんだかわからないことも多いかもしれませんが、それなりに役にたつこともあるかもしれないので、ぼんやり、眺めてください。

  1. セゴビア編、ソル1番。やはり音楽的にいくらでも掘り起こせる作品である。ハ長調だからといって甘く見てはいけない。リズムの変化、声部の扱いにおいて最上級の楽曲である。
  2. ギターの構えを右手と左手でシーソーのように考えてしまうと、危険である。一般的に右手を弾きやすくしようとすると、左手側のネックは前方に突き出てしまって手首に負担をかける。これを上手く解決することがポイント。そして、そのようにすると必ず右手と弦の接触アングルは変化する。このとき、再度爪の形などを再検討する必要にせまられる。
  3. 音の中に感情をとどめる…しっかりと音を聴くことが大切だ。
  4. うねりを聞いて調弦しようとするのはなかなか難しい。初歩段階では、基準となる音を聴いて、歌い、自分の体内で「振動」させてみることである。そして、その自分の体内で感じる振動数を、次に合わせるべき音を比較する。そのような訓練を経ると、思った以上に調弦がスムーズにできるし、音感も養われる。
  5. 簡単な音階をつかっての音程を感じる練習はとても重要。単純な話、この訓練をやっていると調弦もうまくなってくる。
  6. 右手親指の関節のロックをトレーニングすると、右手のフォームは安定する。親指をしならせて弾弦する癖をつけてしまうと、親指の背中を使った消音がやり辛くなる。しならせ癖は一般的にだれでも身に着けてしまいやすいものである。
  7. ターレガのトレモロ練習。pimaのmにアクセント。リズムが整う。
  8. 初見が早い人と、遅い人。遅い人は分析をして読譜していこうという傾向が強い。なので、暗譜が得意な場合が多い。
  9. フラット系の楽曲。苦手な人が多いが、ローポジションでのコード数種をずらしていくことで、コードネームが浮かぶ人は多い。このことを大いに利用していけば、それほど怖れる和音は登場しない。

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