3月22日下北沢SEED SHIPにて行われた「Acoustic LadylandSing and Strum!」が無事終了しました。なかなかない組み合わせだったので、集客が怖かったですが、蓋を開けてみれば…たくさんの方にご来場いただけました!そして、反響もたくさんメールなどでいただいております。

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出演は石塚裕美(ヴォーカル)と富川勝智(クラシックギター)のみ。石塚さんはソロシンガーやコーラスとしての活躍中、レコーディングやヴォーカルディレクションの仕事で、引っ張りだこのばりばりの現役ミュージシャン。

かたやこちらは「クラシックギタリスト」…いったいどんな組み合わせで、どんな曲をやるのかなあ?…と様子見の方が多く、集客が直前まで見えない状態でした。

当日はたくさんの方にいらしていただけたわけですが、いったいこの二人がどんなことをやるんだろう? という物珍しさを感じている方がほとんどだったような気がします。

裕美さんの関係者も「え???クラシックの人とやるの?」という感じでしょうし、私の関係者は「え?ポピュラー??どんな曲やるんだろう?」という気持ちだったとは思います。

終わってみれば、「また聴きたい!」「是非、この組み合わせで続けていってほしい」という意見がほとんど!嬉しかったです。裕美さんの関係者にはプロシンガーやプロミュージシャン、音楽業界の方がたくさんいましたが、その方々から様々なアドバイスをいただきました。

録音作品作ってみたら?とか・・・こんな場所でやったらいいとか・・・選曲はこんなテーマでやってみたら?・・・次はPAやりますよ!・・・とか。打ち上げでいろいろな意見がでました。たくさん意見が出たということは、この組み合わせ(ポピュラーヴォーカルとクラシックギター)の面白さと可能性をみなさんが感じてくれたのだなあと嬉しく思いました!ほんとうにみなさんありがとうございます!

セッティングはほぼ生音。会場の広さの関係と音の質感のコントロールの関係から、ヴォーカルにのみ、うっすらマイクを通しました。ギターは完全生音。

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セットリストは以下。括弧内はその曲を歌っている人です。実に様々な歌手のものをセレクトしました(そして、かなりマニアック!)

  • Water is wide(カーラ・ボノフ)
  • Both Sides Now(ジョニ・ミッチェル)
  • 制服(松田聖子)
  • Tomorrow is Another Day(石塚裕美)
  • 愛のままで(秋元順子)
  • Dancing Days(レッド・ツェッペリン)
  • Woman〜Wの悲劇のテーマ(薬師丸ひろ子)
  • 夜へ急ぐ人(ちあきなおみ)
  • 夏なんです(はっぴぃえんど)
  • 機関車(小坂忠)
  • 陽気なマルコ〜草原のマルコ
選曲の段階から、かなり話し合いながら、歌詞の内容を吟味し、編曲のイメージを探しながら、準備しました。ボツにした曲も結構ありました。

クラシックギターらしさを求めること。歌と歌詞の内容をしっかりと伝えること。この二点を基本に編曲しました。普通にコードをかき鳴らすのでは、クラシックギターらしさは出てきません。必要最小限の音で、歌のもつ世界観を伝えることに主眼をおきました。

結果として、普段みなさんが馴染んでいるバージョンとは違うイメージの編曲になったものもあります。とはいっても、曲や歌詞がもつ世界観を私と裕美さんでしっかりと伝えることはできたかなあとは感じています。

MCも、なぜか好評でした。曲の内容やそこから脱線した話もたくさんしましたが、たのしーくライブできました。

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初の試みでしたが、石塚さんも私も手応えを感じております。次のライブ、近いと思います(現在企画中)。歌の凄さ、クラシックギターの新しい可能性を感じたい方にも是非聴いてもらいたいデュオです!

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↑最後に・・・友人が撮影してくれたお気に入りの写真。

ありがとう!


 


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