ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
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爪やすり・・・やっぱり資生堂が一番!

クラシックギターは右手の爪を用いて弾弦します。クラシックギタリストほど、爪ヤスリに関して、こだわっている人種はいないかもしれません。
主に2種類使います。
1:爪の形をおおまかに形成するもの(鉄ヤスリ)
2:爪の形の微調整&磨きにつかうもの(紙やすり)

上記の2に関しては、ほとんどのクラシックギタリストがTAMIYAのものを使っていると思われます。そうです、あのプラモデルの「タミヤ」です!

たとえば、こちらの2000番は使い込めば、最終仕上げ用のものになります。新品であれば、最終磨き前用として使います。

ギタリストの間では、1000番、1500番、2000番あたりを使いわけている人が多いです。

このタミヤの紙やすりのよい点。数年使っても、目詰まりがなく、「あれ?まだちょっと削れるのね・・・」というくらい長持ちします。

さて、1に関してはなかなか定番というのがないのかなあ?…と思っていたのですが…実は身近にありました。近すぎて良さがわかっていなかったのかもしれません。

それが資生堂のネールファイル(NA501)。



 私がクラシックギターを始めたときに最初に買った爪ヤスリがこの資生堂のものでした(初代は紛失してしまいましたが・・・)。

クラシックギタリストとして「爪やすり(ネールファイル)」は、市販されているもののほとんどを試してきましたが…やっぱりこれが一番使いやすいし、長持ちしているなあ、というのが分かりました。

今使っているのは二代目。10年以上は使っています。
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「荒め」「細め」で裏表になっています。目詰まりもしにくく、しっかりと削れますが、スムーズです。形もとても形成しやすいのです。そして、丈夫!…一時期ガラス製のものを愛用していましたが、落として割ってしまったことがあります。

この資生堂のネールファイルはそういう心配はありません。

ということで、最近、予備を買い足しました!
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みなさん、迷ったらこれです!

明日は「クラシックギタリストと爪」ワークショップです(満員御礼!)

明日、金曜日31日は現代ギター社にて「クラシックギタリストと爪」ワークショップを行います。定員20名もあっと間に満席となり、その後「補欠」(???キャンセル待ち???)としての受付となりましたが、会場と講師陣で話合いの末、若干の増員としましたが、また直ぐに満席。

残念ながら当日いらしてもご入場はできませんので、あしからず。

こんな内容です。
現代ギター社サイト

この企画が決まってから、計2回の打ち合わせを致しました。1回目の打ち合わせについてはこちらをご覧下さい。ブログ記事

このときに私がクラシックギタリストとしての観点から「これをギターを弾いている人にしってもらいたいなあ…」という点を、お伝えしました。2回目の打ち合わせ時にはより深い内容まで掘り下げることができました。

今、その資料を再読して、分かりやすく伝える方法(&講義の流れ)を考えているところです。

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資料を読み解いていくと、随分いろいろと分かってきました。とはいっても、やはり専門的です…(僕は苦手です…)。もし最初に文章だけで出会ったいたら、挫折していたかもしれません。今読んで分かるのは、打ち合わせでいろいろと質問し、自分の専門分野の興味の範疇から理解しようとしたからだと思います。なので、明日はその観点からワークショップを進めていければいいなあ、と考えています。

爪とギターとの関係を調べていて、こんな資料も入手しました。
アコースティック・ギター・マガジン (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE) 2013年 06月号 Vol.56 (CD付) [雑誌]
アコースティック・ギター・マガジン (ACOUSTIC GUITAR MAGAZINE) 2013年 06月号 Vol.56 (CD付) [雑誌] [雑誌]

「爪とピック」特集号です!…実はあまり期待せずに読んだのですが、なかなか興味深い文章がありました。それは伊藤賢一氏による「爪とタッチ」に関する記述です。基本的なものではありますが、重要な示唆を含んでいます。
明日の講義では、もう一歩進んで「爪の形状とタッチ」の関係を考えてみたいと思っています。爪の形状のおおまかな分類をすることによってスタートして、それを「変化」させることも可能である!…ということを分かっていただけると思います。

この雑誌の中でも、上記伊藤氏とフラメンコギタリストの沖仁氏も「バハネイル」を推奨しております。たしかに自爪の健康と知識にかけて、バハネイルさんの経験と研究に及ぶところは今のところ知りません。

そのことを分かりやすく伝えることができればなあ・・・と思っています。明日来る方はお楽しみに!(来れなくて残念!…という方は現代ギター社にリクエストを…)。



 


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爪とクラシックギター奏法のワークショップ(5月31日)

さて、ずっと打ち合わせをしてきた、クラシックギター奏法と爪のワークショップの日程が決まりました。

打ち合わせのブログ記事

この内容をわかりやすく伝えるワークショップにしたいと思っています。

チラシはこちら。












お早めに申し込みを!



 

爪と指構造と奏法(バハネイル訪問記)

クラシックギタリストと爪…切っても切り離せない関係ですね。自分の爪と指先で弦を弾きますので、爪のコンディションを常に気にしているのが「クラシックギタリスト」でしょうね。健康で丈夫な爪がやはり必要になってきますので、ネイルオイルやクリームなどでマッサージしている人も多いでしょう。

でもどうしてでしょうね?

爪が丈夫じゃないと弦を弾く時に割れやすくなるから?…という漠然とした理由でケアしているのかもしれませんね。実際私のそういうイメージを持っていましたが…。

実際はもっと「奏法」に直結したものだったのです。爪と指の構造(内部構造含め)は右手の弾弦アクションと左手の押弦に大きく関わっているのです。

実は現代ギター社から依頼されて夏頃に行われる「クラシックギタリストと爪ワークショップ(仮称)」の講師を頼まれています。もちろん爪の専門家を呼んで共同で進行して行く予定です。私のクラシックギタリストの知識と経験とバハネイルさんの爪の専門家としての知識と多くの爪を見てきたデータからクラシックギタリストに必要な知識を導きだすという方向でいこうということになりました。

バハネイル 

上記ホームページを見ても、バハネイルさんが多くの爪のトラブルを解決してきたことがわかりますし、自爪の健康をポリシーに経営していることが分かります。

ということで、バハネイルさんを訪問して、打ち合わせをしてきました。

素敵なサロンです!

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さて、バハネイルさんとの打ち合わせですが、非常に有意義でした。いろいろと爪に関する知識や指の構造に関するお話を伺いましたが、クラシックギタリストとしての観点からも多くの新しい観点を得ることができました。

私たちクラシックギタリストの多くが間違った意識で爪と指先を捉えているのではないかとも思いました。それは右手に関しても、左手に関してもです。ギタリストの多く(学習者も含めて)が「左手の爪はないほうがいいくらい」と思っているかもしれません。実はこれは危険なことかもしれません。以下の図をご覧下さい。

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打ち合わせで見せていただいた図です。骨は先端までありません。 では、指先の強度を高めているのはどこでしょう?…それは爪の「支え」であるといえます。爪と肉の接着面が狭ければ、指先は「皮を向いた魚肉ソーセージ」のような状態になります。さきっぽの肉のだけの部分でぷるぷる押さえている事になりますね。不安定ですよね。

もちろん、左手の押弦の際に爪が長過ぎれば指板にあたってしまい危険ですし、初心者の段階のときは爪と肉の間に弦が挟まって怪我をしてしまうかもしれません。でも、鉄やすりで「肉を削る」ほど短くする必要はないということです。
爪と肉との接着力も押弦時に必要なことですね。しっかりと接着(接地という言葉をバハネイルさんは使っていました)された状態になっていないと、押弦時に指先がぐらつきますね。上記の図を見てイメージしてみてくださいね。

右手に関しても、同様のことが言えます。爪と肉の接着力(…というのかな?)が弱ければ、弾弦時のアングルは不正確になります。それは上記同様「魚肉ソーセージ」で弦を弾いているようなものです。 
加えて話せば、「爪が割れやすいから」という理由で指頭奏法をする方もいるかもしれませんが、実は指頭奏法こそ、爪の健康状態が大切となってくるかもしれません。 

今回の打ち合わせに行く前に現代ギター誌2012年8月号の「爪をよくする健康法」を読みました(これもバハネイルさんが執筆しています)。参照

上記の考察を導きだした「知識」は全て含まれています。ただし、この記事はクラシックギターの奏法の観点からの見直しが含まれていません。これを読んだとしても、漠然と「爪は健康なほうがいいだろうなあ」としか思わないかもしれませんね。

なので、今回私がクラシックギタリストとして(たぶん、各種奏法に熟知しているという観点からも選ばれたんでしょう)、ワークショップを統括する立場にいるのですが、その観点から爪と指の構造に関する知識を整理すると、自爪の健康の大切さとクラシックギター界に存在する「誤った考え方や慣習や思考法」がはっきりとわかってきました。

まだ現代ギター社でのワークショップの日程などは決まっていませんが、多くの方に参加していただきたいと思っています。

最後にバハネイルさんで打ち合わせ後の記念撮影。

左からバハネイル代表の本間さん。私。カイナ事業部(ネイルクリームの販売をしています)の土屋さんです。楽しくて、ものすごいアイデアを頂いた打ち合わせでした。
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弦の振動をわかりやすくするために・・・

ずっと作ってみたかった「道具」をとうとう作成しました。

弦の振動を見やすくする道具です!これでワークショップやレッスンにおいて生徒さんに「弦の振動と爪の形状の関係を説明しやすくなりはずです。

写真で説明しますね。



必要なのは、板、ゴム紐、木ネジ2本。東急ハンズで買ってきました!

さて、まずは板に木ネジをぐりぐり刺します。



そしたら、ゴム紐の登場!



じゃじゃーん!さて、これを板にさしたネジの間に渡していきます。

で、完成!



どうでしょう?でも何をわかりやすくするための道具なのでしょうね?

なので、動画もアップしました。弦の縦振動(垂直振動)と横振動(水平振動)を分かりやすくするため&それと爪の形状の関係を理解しやすくするための道具です。



純粋な縦振動、そして純粋な横振動は(おそらく)クラシックギターの奏法では実現できません。ですが、それぞれをどのくらいの比率で使うか?によって「音色」は変化します。倍音の変化が起こるのです。

一般的に縦振動のほうが表面板に与えるパワーは強くなります。表面板がきっちりと振動するわけです。おそらくタレガ派のテクニックはアポヤンド=縦振動・・・という概念を強くもっていました。なので、基本的にメロディー=アポヤンドなのですね。きっちりと表面板を振動させたい!・・・という訳です。

現代的な奏法ではアルアイレでも十分に縦振動を与えることが可能であると考えられています。スコット・テナントが書いた名著「パンピングナイロン」(←名著であると本当に思います)では、『アルアイレでは弦を表面板方向に押し込むこと』という考えが書かれています。それは右手親指の場合でもそうです。

しかし、あまり爪の形状によって弦を押し込むというアイデアは、意図的なのか意図的でないのか、ほぼ「あまりはっきりとは触れられていない」わけです。「爪の形状」のところではそれとなく触れていますが、右手の弾弦の部分では爪の形状については”説明済み”ということで、あまり語っていないのです。

1:爪の傾斜を緩やかにして、ヌケのいい爪を作った場合は、関節のロックによって「押し込み力」を強くしなくければ、良い音はでません。

2:傾斜が強い爪を作った場合、指にかかる抵抗は強くなりますが、弦の縦振動は強くなります。しかし、抵抗が強すぎると、指をMCP関節の自然な動きにしたがって「ふりぬく」ことができずに、ひっかき上げてしまう場合があります(初心者や独学者に多いタッチですね)。これは酷い場合には「バルトークピチカート」になってしまう場合があります。これは「楽音」ではありませんね。

なので、現代的な奏法で教えている先生であれば、ほとんどが1のアプローチでまずは生徒さんの爪の形状を作っていくはずです。まずは「指の自然な動きが重要」というわけですね。その後、は大まかに以下に分類されるでしょう。
1−A:爪の形状ですこしずつ「垂直振動」を強くする。
1−B:プランティングなどの練習によって「関節のロック」によって指の弦に対する押し込む量を増やすようにしながら、垂直振動を多くしていく。

これもまた、必ずどちらか一方が正しいというわけではありません。私が見た限り、熟練した奏者は上記AもBも両方使い分けていると思います。
そして、1−Aでいくと、結果として上記2に極めて近い考え方となっていきます。

いずれにしても、このように考えていくと、各人爪の長さは違ってきて当然です。爪が長くても「ふとくてまろやかなトーン」が出せる人はいます。


・・・というわけで、先日10月16日に行なった日曜ワークショップでは、以上のようなことをみなさんと勉強したわけです。また同様のことをテーマにワークショップをやっていきたいとは思います。(次回11月27日は左手の講座になってしまいますが・・・)

しかし、こう考えてみると「ギター奏法」って深いです。そして、それを身体の自然な動きとリンクさせていく作業は「狭い視野」では行うわけにはいきません。従来のギター奏法(ソルやアグアド、そしてタレガの奏法、セゴビアの奏法など)の研究も必要です。

うーん、研究あるのみ!

富川勝智

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