最近レッスン覚書書いていませんね。

ということで、最近生徒とのレッスンで思うことを書いておきます。

『じっくり』と『せっかち』タイプが生徒にはいるものです。

そのどちらがいいとも限らない。逆にいえば、そのどちらの性格も兼ね備えることが楽器上達のためには必要であると思いますね。

たとえばスケール練習とかアルペジオ練習がありますが、これも『じっくり』派は、フォームやタッチなど意識して丁寧に練習するものです。運指も正確に!・・・といった具合に。

『せっかち』派は、「こんなのやりゃいいんだよ!」とばかりに弾き飛ばす・・・。運指も決まっていないうちに、がんがんテンポをあげていったり・・・。

でも、これでも練習になるものです。やはりめちゃくちゃな運指ではテンポもあげることができないでしょうから、運指やフォーム、タッチなどもその時点で考えるようになる。

ある意味で、『じっくり』派よりも、“体で理解”しているので身につくものも多いこともあります。

『じっくり派』はそういう意味で、理論派でもあります。『せっかち』は、無駄は多いですが、実感として身につく・・・といった感じでしょうか?

ギターを教える立場としては、その両者がバランスよく生徒に備わるようにしたいところですね。