1. 楽曲のなかのダイナミクスの指定。pp、p、mp、f、ffの数などを全体からみていくと、ppに対して作曲家がどのくらいの音量(雰囲気)を要求しているかが分かってくる。特に近現代以降の作曲家の場合には注意が必要。
  2. フレーズ感を出すためにはフレーズの重心を探し出すこと(定めること)が大切。それを生かすためのアポヤンドの使用を考えること。
  3. バーデンジャズ組曲。三連符は「らしく」。基本的にはゆったりと広がりを感じるリズムである。一小節をおおきく2拍子でとることがポイント。
  4. 自分の表現意欲に楽器がついてこなくなったとき…楽器のレベルアップを考えること。各弦のバランス(音圧や音量、倍音の構成)などが気になってきたら自分で楽器を選ぶ耳ができてきたということであろう。
  5. ソルOp.35-9。低音(メロディー)のつながりが有機的に感じられると良い。最後にテーマに戻った後、フーガ風に旋律がアルペジオに絡められて下降する部分を印象深く。
  6. 音量が強くなる部分は左手も暴れがち。右手を軽く弾き、左手の動きを分析。左手はそのままの動きで右手だけのタッチを大きく。右手と左手の分離を意識。
  7. 和声の解決に「必然性」を見つけることができれば、間違いは減る。
  8. イメージを固めれば、耳が能動的になる。結果、右手左手の動きが緻密になる。そして音が変わる。「イメージ→音の変化」という図式の→の部分には以上のようなプロセスが含まれているような気がする。
  9. 左手指押弦は腕とのリンクを忘れずに。自然に指は曲がって押さえられるはず。
  10. 親子デュオというのは理想的な子供のためのレッスンかもしれない。当たり前だが、驚くくらい息が合う。いいなあ。

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