ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

音楽性

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音階と音楽、そしてクラシックギターという楽器

次の日曜ワークショップは「音階」についてとりあげたいと思っています。
レッスンにおいても、個人的にレッスンすることが多い内容ですが、説明に2回分は時間をとられるので、まさにワークショップならでは!の内容となっています。

とはいっても、今回は技術的な説明はしません。音階をいかに音楽的に捉えるか?…ということをテーマにしました。

レッスンをしていても、「この音は導音だから、ちょっと強めにね…この主音には解決する感じで弾いたらいいんじゃないかな?」と言っても、生徒さんによっては「????」となることが多いのです。つまり、何フレットを押さえるか…は指が覚えていても、「耳がついていっていない」ことが多いのです。

これは通常の音階練習でも一緒です。セゴビアのダイアトニックスケールが全種類弾ける人でも、音名を言えない人が多い。自分が何調の音階を弾いているのかすら覚束ない人がいるのです。これでは、楽譜をみたときに一時的な転調には対応できません。あ、ここに♯がついてるからト長調になっているんじゃないかな?とか、そういう感覚を実感として普段の音階練習にとりいれていかねばなりません。

導音という言葉、主音という言葉…音楽用語ってこわーい感じがありますが、少しの暗記と実践で、普段からシンプルなトレーニングを行っておけば、身体と指に感覚として刷り込まれてきます。ちょっとだけ脳みそを使う+それを耳を使って確認する…というプロセスを普段の練習のなかに取り込んでほしいなあと思うわけです。

そして、これらの音楽的な知識をクラシックギターという楽器の機能性のなかで確認することが大切です。おそらく、クラシックギターのどの教本にも書いていない「トレーニング法」ですが、他の楽器の方はみーんなやっている練習法かもしれません。興味本位でもよいので、ご参加ください。ハ長調の音階がローポジションで弾ける方ならどなたでも参加できる内容となっています。

詳細は以下の記事にて。10月19日です。

日曜ワークショップ「音階練習法」

 

マスタークラスから何を学ぶのか?

言葉の響き…人によっても違います。国によっても。


最近、言葉の響きのバリエーションが音楽のイメージを掴むのにとても大切であると感じています。
簡単に言えば、あるフレーズを歌おうとするときに、ガガガ(gagaga)と歌うのか、タタタ(tatata)と歌うのか、パパパ(papapa)と歌うのか?…元々持っているイメージがどのような「子音+母音」なのかを考えて弾くことが、ギターの音色感や音の立ち上がり感に影響してくるのだなあ、と思うわけです。

そして、その子音と母音の感覚は国毎に違うのかな?…と考えます。フランス人だったフランス人流の好みや嗜好があります。スペイン人も同様です。ドイツ人も。

極端な話、その嗜好が分からなければ、スペイン音楽に相応しい「歌い回し方」はまったく分からないとさえ言えます。


では、それをどのように身につけていけばよいのか?
 

各音楽家がどのようにフレーズを「歌うのか?」を少しずつ消化していくしかないような気がします。

ああ、この音は「パリラリターヤ!」と歌うのか!…と分かれば、その奏者のイメージが掴めます。そして、それが具体的に楽器の音色としてどう実現されているか?…優れた奏者であれば、その具体的な音から彼が心の中にもっている歌、つまりイメージが還元できるのです。


スペイン音楽であれば、優れたスペイン音楽の奏者の「歌い方」をよく観察することで、スペイン音楽の共通の歌い方と正しいイメージが形成されてきます。


海外に行って留学することも、そういう意味ではとても良いのだと言えます。海外現地の人々の言語感覚や音の響き…それを感じることで、その国の音楽をやる上でのイメージが湧いてくるのだと思います。例えばイタリアの街でオジさんが歌っている鼻歌にだって、イタリア人的な歌い回しが宿っているのです。


私は4年間スペインに留学しましたが、その点を意識し始めたのは2年経ったくらいの頃(遅かった…)。でも、最初の2年間習ったホセ・ルイス・ゴンサレス先生の歌い回し(実際のギターでの歌い回しも含めて)は、まさにスペイン音楽そのもの!…だったと思います。


その後、バルセロナでアレックス・ガロベー先生に習いましたが、ひたすら歌わされました。スラーをどのように歌うか?…フレーズの盛り上がりはどうなっているか?…いろいろなことを学ぶ良い機会でした。ああ音楽のイメージって(当たり前ですが)先に自分の中になければいけないんだなあ!…と実感したわけです。
 

この時期から、器楽奏者の人がどのようなイメージを持っているんだろう?と興味が湧きました。マスタークラスなどにいっても、あるフレーズの歌い方を説明するときの先生の歌い回し(実際の歌です)に注意を払うようになりました。
 

例えば、先生が「ここをお前は”ダダダダダターダ!”と弾いてるけど、もうちょっとしなやかに”タリラリティヤーーーア”と弾けないかな?」と要求したとしましょう。そうしたら、その場でその先生の言葉のニュアンスを復唱します。真似すれば良いのです。”タリラリティヤーーーア”ですね?…と。そうすれば、少しはその先生のイメージが自分の中に取り込むことができます。


私はスペイン留学中にたくさんのマスタークラスを受講しました。技術的にはもちろんですが、そういう「お国柄」を学ぶ良い機会であったと思っています。ドイツ、イギリス、スペイン、北欧、南米…いろいろな国の先生に学びましたが、それぞれにお国柄があります(もちろん個人差もあります)。いずれにしても「日本人にはない歌い回し」があったのです。


4月8日に当教室にてフランシスコ・クエンカ氏のマスタークラスを開講します。彼の具体的な音を聴けば「ああ、スペイン!」と思う筈です。マスタークラスでは言葉での説明もあります。そういう部分があれば、そこに注意を払ってください。音楽のイメージがその言葉にもあるはずです。どのように歌うのか?…どのようなニュアンスの言葉をセレクトしているのか?…そこに注意を払うことにより、音楽のイメージの源泉が掴めるはずです。

前回のフランシスコ・クエンカ氏のマスタークラスの様子はこちらのブログ記事でご覧頂けます。 


ここは通訳の腕の見せどころでもあるわけですが、そのあたりは受講生及び聴講生の方も意識してレッスンの場を楽しんでいただければと思います。


フランシスコ・クエンカ 公開マスタークラス
期日:2014年4月8日(火曜) 

会場:渋谷区文化総合センター大和田 大練習室

時間:午後1時15分〜午後5時
聴講料:2000円(当日お支払いください)
申し込み:tomikawaguitar@gmail.com 

受講曲:アランブラ宮殿の想い出(タレガ)、ファンダンギーリョ(トゥリーナ)、月光(ソル)などを予定

※午後6時〜 渋谷にある当教室にてプライベート(非公開)でのレッスンも予定しております。もう一名ほど可能ですので、ご希望の方はご連絡ください。

 

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