ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

音楽表現

クラシックギター弾いてみたいなあ…!と思っている方…
真剣にクラシックギターに取り組んでみたい!と思っている方…
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※他に池袋、横浜青葉台でもレッスンしています。

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名曲攻略講座!…やります。(日曜ワークショップ9/13)

9月13日の日曜ワークショップでは初の試みを行います!
名曲攻略講座!…クラシックギターの名曲を取り上げて、そこで「どのように表現を考えていくか?」という点と「どのように技術を考えていくのか?」という点をみなさんと考えていきたいと思っています。

これから不定期ですが、行っていきたいと思いますが、第一回は「ラグリマ」を選びました。フレージング、リズム、拍節感…たくさんのことをこの一曲から学ぶことができます。

詳細はこちらのブログで!


ラグリマをずっと弾いているけど、いまいち表現にマンネリを感じている方はもちろんですが、「音楽表現を自分で考えるためのヒントが欲しい」という方も是非参加ください。ここで学んだことが他の楽曲でも役立つような「音楽表現のルール」的なこともお伝えできればと考えています。

ラグリマ自体が演奏できない方でも、大丈夫です。これからラグリマを弾いてみたいなあという方でも是非ご参加ください!


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表現力アップの秘訣!〜ヒントから実践へ!

明後日の2月15日に、「表現力アップの秘訣!」という講義を行います。
詳細→日曜ワークショップ「表現力アップの秘訣!」

いままで、いろいろな人にレッスンをしてきました。表現について以下のように考えている方がとても多い…。(こまったこまった)

1:「なんとなく」勘で、表現をつけている。
2:CDやYouTubeなどで演奏を聴いて「真似」をする。
3:表現は先生が教えてくれると思っている。

1について:ある程度、音楽をやっていれば、こんな感じだろうなあ…という「あたり」はつきます。ただし、そこに理由付けができなければ、ずっともやもやしたままになります。もしそのときの自分の勘に理由付けができれば、他の楽曲の解釈にもつかえるルールが発見できるかもしれません。

2について:「真似する」ことは決して悪いことではありません。自分が聴いた演奏やCDで「これいいなあ!」という表現をストックしていくことは、自分の趣味や嗜好を確認する意味ではとてもよいことです。しかし、もう一歩踏み込みたい。その奏者がどのようにしてその表現に辿り着いたか…考えてみる。そうすることによって、楽曲の新しい解釈が見つかることがあります。

3について:多くの人がこういう心構えでいます。レッスンを受け始めた最初はこれでよいのかもしれません。ですが、先生が教えてくれた表現をそのまま受け取っているだけでは「自分で表現を見つけていく」思考回路はできてきません。先生から習った曲しかきちんと弾けない…という方が多いですが、それは困りものです。
「どうして先生はこのように考えたのだろう?」と考えること。そして、良い先生は理由を教えてくれます。そして、自分でも理由を考える姿勢を身につけましょう。

以上のことを踏まえて、音楽表現を考えるヒントというのを5回に渡って連載しました。

音楽表現を考えるためのヒント1
音楽表現を考えるためのヒント2
音楽表現を考えるためのヒント3
音楽表現を考えるためのヒント4
音楽表現を考えるためのヒント5

レッスンを通じて、そして自分で多くのことを勉強することによって、「西洋音楽のルール」を見つけていってほしい。そして、自分で音楽を解釈する喜びを感じてほしいという思いで書きました。

「どこからどうやって考えていったらいいのだろう?」「どこから勉強していったらいいの?」という人が多いのです。だから、勘や他人の演奏のコピーをしてしまう。そして、「それなりに」うまく聞こえれば満足してしまう。どういう手順で楽曲を分析していったらよいかが道筋がわかれば、自分で表現を考えていく思考回路がじょじょにできてきます。

日曜ワークショップの「表現力アップの秘訣!」では、どこから攻めていったらよいか?…から説明します。音楽表現を自分で考えていきたいなあ!と思っている方は是非参加してください。

「魚を与えるのではなく、魚の捕り方を教えよ!」という諺があります。とても好きな言葉です。良い先生の条件でもありますが、私は音楽表現に関して「魚の捕り方」を教えたいなあと思っています。

まずは簡単に「表現」についてみなさんに考えてもらいます。

その後、実際の楽曲で演習します。考え方がわかったら実践あるのみ!

以下の曲を予定しています。
タレガのアデリータ
Tarrega_-_Adelita





ソルの小品
35-14


ソルのエチュード
セゴソル1




もし、お時間ある方は上記をちょっと練習しておくとよいかもしれません。
 

ということで、表現力についてヒントを得たい方…ぜひ日曜ワークショップ「表現力アップの秘訣!」に参加ください! 
詳細はこちら! 

 

音楽表現を考えるためのヒント1

表現力っていうのはなんでしょうか?

これから何回かにわたって、このブログでヒントを書いていきたいと思っています。

当教室に訪れる方には「自分で表現をしっかりとつけてみたい」と仰る方が多いのです。

当教室の生徒はいろいろな曲を持ってきます。私がまったく見たことがない楽譜をその場で分析し、解釈の可能性を探る…それを見て、生徒さんによっては「先生って、初めて見た曲の表現がどうして分かるのですか?」と訊いてくることがあります。

勉強すればできるよ〜!とその場ではぐらかす場合もありますが、いくつか解釈の方法を教えます。西洋音楽の普遍的なルールをいくつか知れば、表現を探していくことが可能です。

今日から、その普遍的なルールを知るための参考書やヒントを少しずつこのブログでお伝えします。

ということで「音楽表現を考えるためのヒント」第一回!

まずは音楽における「表現」とはなにを表しているのでしょうか?…これはとても大切です。抽象的に言ってしまえば、ストーリーを曲で描ければよいのです。とはいっても、音楽には「言葉」はありませんし、絵もありません。音でストーリーを描ければよいのです。

では、ストーリーとは何か?…はじまりがあって、いろいろな変化が起きて、波乱があって、クライマックスがあって、終わりがある。つまり「変化」=ストーリーというわけです。

音楽では、それを「音楽の三要素」(旋律、和声、リズム)を用いて、ドラマを描き出します。この「表現とは変化」であるということをしっかりと整理してある名著としてハンス・ペーター・シュミッツ氏の「演奏の原理」(シンフォニア刊)があります。

演奏の原理
大阪村上楽器
2006-04-21


この本から多くのことを学ぶことができます。基本的な概念はシンプルです。

動的であるか静的であるか?…これが変化を作る要素ということです。テンポの速い遅い、音量の変化、アーティキュレーション、etc...いずれの要素も動的であるか静的であるかという区別がつけられます。

音色についても動的であるか静的であるかということがあります。面白いのはこのような区別がつけられると、音量の変化や表情記号の知識などと組み合わせると、様々な表現のバリエーションが得られるということです。

以前、スペインの女流ギタリストであるマリア・エステル・グスマンのマスタークラスで私が感じたことのブログ記事をアップしました。
明るさと暗さ:開と閉

この記事の中でこう書きました。
マリア・エステル・グスマン氏のマスタークラスの通訳をしたときのこと。クレッシェンドを「だんだん開いて行って〜」と言ったり、フォルテを「もっと開いて!」と言ったりします。つまり「abierto」という単語を使うわけです。直訳すれば「開いている」。英語のopenedです。文脈によっては「開放的に!」とか「明るく!」という感じで訳しわけたりします。
 

音量の大小、音色の明暗は同時に表現されると、実に複雑な表情を孕んでいきます。

楽譜のダイナミクス記号を見て、音量の大小だけで表現しようとすると、非常につまらない音楽になっていく場合があります。緊張感のあるピアニッシモ…硬質な音色で音量を小さく…というふうに表現することも可能です。

このようにハンス・ペーター・シュミッツ氏の著作には多くのヒントが隠されています。また、そのお弟子さんでもあった吉田雅夫さんの著作も簡潔にまとまっていますので、オススメです。




では、「音楽表現を考えるためのヒント2」へ続きます!

音楽表現に関しては、次回の日曜ワークショップでも扱います。 

表現力についてヒントを得たい方…ぜひ日曜ワークショップ「表現力アップの秘訣!」に参加ください! 
詳細はこちら! 



 


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リズム&パルス&拍&拍節(音楽の基本事項)

次の日曜日(1月26日)に『拍とは何か〜拍節感と自然なリズム』と題したワークショップを行います。
詳細はこちら

そのワークショップでやる内容、テキストを作成するために資料を読み直ししています。音楽のリズムとは何か?…パルスとは何か?…拍とは何か?…拍節ってなに?…これらを知ることで何が得られるのか?…結局、これらのことを知ることで何が得られるのか?

音楽の生命力となるもの…たくさんの要素がありますが、音楽の基礎として、これらの用語を整理し、実際に演奏に応用できるようになることがとても大切であることはいうまでもありません。

ワークショップで行う内容を整理するために、重要な資料を書棚からひっぱりだして、再研究中です。

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せっかくなので、自分の知識の整理も兼ねてみなさんに資料紹介しておきます。



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音楽学全般の概論です。マイヤーの認知心理学的なリズムやパターンへのアプローチなど基本事項が丁寧に整理されています。



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認知心理学的に音楽のリズムパターンをどうとらえるか…拍節とパルスなどの関連について各研究者の研究を簡明に紹介。ゲシュタルト認知によるリズム把握、グルーピング、クロージャー認知による問題点…これは必読です。マイヤー理論の欠落点も指摘しており、音楽のリズムに関する理論がまた未確立であることを示唆しています。


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上記2冊で扱われているマイヤー理論の基本書。音楽家なら一度は目を通しておきたい必読書…ではあるのですが、内容が若干分かりにくい。上記2冊で軽く「概要」をいれておくと読破しやすいかもしれません。



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第4章「リズムとは何か」で、中世から現代までの拍子や拍節、リズムとの関連を哲学方面、音楽理論方面からしっかりとまとめています。時代毎の変化や音楽理論面での変化など、整理することが可能です。


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シンプルにして深いリズムに関する本。リズムというよりも音楽解釈全般を扱っているのですが、多くのアイデアを与えてくれます。特に20世紀初頭の音楽家たちのリズム感を学びたい方、アクセント感覚を学びたい方には最高の参考書。実践的な著作であり、たくさんのヒントを得ることができます。西洋クラシック音楽解釈の根本思想をそこに見ることができます。


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藤原義章さんのふたつの著作。「リズムはゆらぐ」のほうが、実践的。
「自然リズム」を提唱し、2拍子、3拍子、4拍子…それぞれのプロポーションを知ることができます。黄金比を用いた拍のプロポーションの説明は実際の演奏にすぐ応用することができます。拍における「アウフタクト、解放拍、頂上拍、上昇拍、下降拍」の区別を知る事で、音楽の「拍子感覚」が理論的に体感できます。


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いろいろな音楽分野、専門家の方が「リズム」について書いています。拍節とリズムについては田村和紀夫さんの文章がとても分かりやすいです。小節線の意味を理解することができます。
有賀誠門さんの文章は、西洋人と日本人の拍感、ビート感の感じ方の違いを身体動作を絡めて説明しています。西洋人の身体感覚を理解する事で、リズムの「立ち方」が分かります。強拍、弱拍でのアクセントの置き方もこの身体感覚の違いが理解できないと、日本人的な訛りのあるアクセントになってしまいます。



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上記の本で「拍子とリズム」について書いていた田村和紀夫さんの考えがより具体的に分かる本です。「拍子とリズム」と小節線の意味について更に詳しく知ることができます。


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私の愛読書です。とにかく科学的に検証しているデータ集。直感で「こういうことじゃないかなあ?」と思っていたものが、統計的にまとめられています。理論を構築する際やアイデアをまとめていくときによく参考にします。


…上記資料を読み込み中です。上記全ての資料の内容をワークショップの限られた時間内に盛り込むことが不可能ですので、エッセンスだけを取り出し、誰にでも分かるように説明していく予定です。
実際に演奏にどのように用いて行くか…実際にギターを使って演奏してもらいながら体感していただけます。シンプルな譜例で「拍節とリズム」について学んでいただけます。参加をお待ちしております。詳細は下記リンクをご覧下さい。

日曜ワークショップ:拍とは何か?




 


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音楽表現のルールってあるの?

音楽というのは非常にロジカルなものです。…こういうと「また難しいこと言っているなあ」と思われる方もいるかもしれませんが、研究すればするほど、またたくさんの音楽家の方と話せば話すほど、そのように思わざるを得ません。

ロジック(論理)…人間の心理というものも非常にロジカルなものです。音楽を聴いて感情が揺れ動かされる…嬉しくなったり、どきどきしたり、悲しくなったり。。。

必ず理由があるはずです。もちろん、その理由は一つだけじゃないかもしれません。音そのものだけを研究してもダメでしょうね。ある曲を聴いて悲しくなるのは、その人の人生の悲しい思い出と結びついていたりすることもあるのですから。

ただ、音そのものの動きに、何か人間の心理を動かす要素があるのも事実です。ドとド♯が同時に鳴れば、それはやっぱり「気持ち悪い」ですよね?…でも、ドーミーソと音が鳴らされれば、「うん、いいね!」って感じがします。

西洋音楽のフォーマットの中で、私たちはそう感じるのです。

いろいろな表現の理論がありますが、そういう意味で、ここ数年で私がもっとも参考にさせていただいている本がこれです。

音楽のリズム‾その起源、機能及びアクセント‾ (要約版)
音楽のリズム‾その起源、機能及びアクセント‾ (要約版) [単行本]

非常にロジカルであり、ちょっと難解ですが、認知心理学的な表現アプローチをずっと研究してきた私にとっては「なるほど!」という記述が多かったです。

訳者…というよりは著者である稲森先生の講義が6月28日に銀座ヤマハにて行われます。稲森先生とは数度メールでやりとりをさせていただきました。是非、多くの方にこのメソッドを知っていただきたいと思い、講義のチラシを掲載させていただきます。
興味有る方は是非!

YM銀座音楽のリズム講座チラシ





















 
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