・・・というわけで、昨日行われた「第35回GLC学生ギターコンクール」で私の弟子の林祥太郎君が大学生の部で見事に第一位を獲得しました!
おめでとう!
受賞後の記念撮影です。
私も会場で聴いていましたが、素晴らしい演奏でした。そして、同時に「まだまだ教えたいことがあるなあ!」と思いました。・・・と、これからもまだまだしっかりと勉強して欲しいなあ!と思うのですが、とりあえず、「がんばった!」・・・その一言に尽きますね。
大学生の部は今年28名と大所帯だったので、やはり激戦でした。しかもラグリマという課題曲・・・差がつかないかな?・・・と思った人は本選にすすめなかったかもしれません。音程感、ピッチ・・・すべてにおいてこの曲をマスターするのは難しいですから。よい課題曲であったと思います。
本選のメルツも、しっかりとロマン派的なアプローチを実践していました。これがなかなか教えるほうにとっても難しい点ではありましたが・・・。
なんとか、林君はしっかりと私のレッスンを吸収してくれていたようです。
私のレッスンは理論はありますが、基本的には生徒の「頭で考えさせます」。だから型を押し付けません。その「哲学」もしっかりと彼は理解してくれていたようです(これについてはまたいずれ書きましょうね!)。
そのことが結果につながったのだと思います。
また、このコンクールについては記事をかきますね。とりあえず、今日はこのあたりで!
GLC
昨日はGLC学生ギターコンクールでした。
本選の審査員を担当しましたが、素晴らしい本選会でした。
どの部門も聴き応えがありました。今のギター界のレベルを知る上でも必ず聴くべきコンクールのひとつであると確信を持ちました。
審査の合間に慌ただしくしておりましたので、メモを取る時間もありませんでした。なので、携帯でとった写真で、結果報告です。
審査員控え室の鏡に張り出してあります…。
なので、私が映っていたり、審査員やスタッフの姿が映し出されています。村治先生もいますね。
審査結果の個人的感想などは、また後日余裕があるときにブログに書くかもしれません。
今日は簡単に。
上位3名に残る人はスムーズに決まりました。あとはその奏者の「長所」をどのくらいプラスのポイントに評価していくか…ということでした。おそらく各審査員によって、どの部分をプラスに評価するかは変わってくると思います。
私の場合はどのくらい緻密に音楽を作っているか?を審査基準にしました。
楽曲が要求する技術面、表現面での難易度のバランスを考慮して審査しました。
それを基準にして、「その子らしい音」が出ているか?…「ギターらしい音」が出ているか?…ということも私の場合、加味しました。
中学生以降の部門になると、すでに「出したい音のイメージ」がはっきりとある参加者がいます。それがあるかないか?…はとても大きいです。「どのような音楽を作りたいのか?」というイメージの有無も審査基準としました。まあ、これはあくまでも私の主観に基づくものなのだけれども…。
それにしても、いずれの部門も「音楽」を楽しむことができました。素晴らしいです。学生ギターコンクールとはいってもそのレベルはあなどれません。おそらく、全てのプロ志望ギタリスト、若手ギタリストにとってこのコンクールを聴くことは大きな刺激となることでしょう。
あ、もちろん、プロギタリストにとってもね。
(スタッフ及び審査員として)忙しかったです。ですが、それ以上に楽しかったです!!
今年の夏も学生ギターコンクールが開催されます!
このコンクール出身者でプロとなった人も多いです。
私もかつて大学生の部で優勝し、「プロになれるかも」と思ったキッカケとなったコンクールです。
数年前、GLC所属のギタリストの方の推薦で、会員となりました。そして、昨年は2次審査を担当。今年は本選の審査員を担当させていただきます。
会場や開催日時などの詳細は主催であるGLCのホームページをご覧下さい。
入場券は1,500円にて富川ギター教室でも発売中です。
興味のある方は是非!!
昨日は第33回学生ギターコンクールの2次予選審査員&スタッフとしていってまいりました。
それにしても、レベルが随分上がったものです。
私が大学生の部で1位をとったのは1994年。そのときの高校生の部が日渡奈那さん、中学生の部1位が木村大君、小学生の部が村治奏一君でした(うーん、なんともすごい面子だ・・・)。
今回のコンクールでは村治奏一君も審査員として呼ばれ、休憩時間などにいろいろ話をしました。
ここで、私の勘違い…94年のときに奏一くんがGLC賞をとったと思っていましたが、その2年後の96年だったようです(コンクールパンフレットの入賞者一覧を確認してみたのです)。私が一位だったときはGLC賞は空席だったようです。
では、審査員及びスタッフの打ち上げ写真をどうぞ。
左から奏一君、真ん中は新井伴典氏、新井氏の隣は三次君、右は大御所「鈴木巌」先生!
巌先生はいつお会いしても元気!&ものすごい記憶力です。
左手のトレーニングもいくつか教えてもらいました。いろいろなネタをもっているので、実に楽しい…というか、圧倒されてしまいます。今度、遊びにいく約束をしてしまいましたが…。
来年のGLC学生ギターコンクールは2009年8月2日(日)東京文化会館小ホールで開催です。来年もみなどのような演奏を聞かせてくれるか?・・・楽しみです!!
毎年夏休みに開催される、GLC主催の「学生ギターコンクール」の一次予選の結果が発表されています。
なんとか私の教室の生徒は全員通過!!・・・あとは二次の曲の仕上げと本選曲をがっちりと練習していくだけですね。とりあえず、教師として責任は果たせたかなあ、とほっとしているところ。
テープ審査で落とされると悔しいですよね。指導する側としても、ちょっと熱がはいります。自分が審査員になったつもりで、チェックしていく場合が多いですね。
消音、ダイナミクス、正確さ、フレージング、音色の変化・・・いたって基本的なところから攻めていくことが多いですね。当たり前のことができていれば・・・という観点なのですが、生徒には細かいと感じられることも多いかもしれません。
どちらにしても、本気で録音してみると、最初はみながっかりすることがおおいようです。それだけ普段の練習において客観的に自分の演奏を聴けていないということですね。
おそらく、このテープ審査用のテープ作りだけでも、とても勉強になると思います。参加することに意義があるとはいいませんが、たとえ落選していたとしても勉強の一過程だと思えれば得るものは多いでしょうね。
・・・まあ、そういいつつも私の生徒全員通過には、それなりにほっとするものがあります。ああ、良かった、良かった。
これからどんどん暑くなっていく中、本番までにどれだけ集中して練習できるか?・・・あとは生徒次第ですねえ。
(私も体調崩さないようにがんばろう!!)
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