ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2019.8 新サイトOPEN!
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秋の繁忙期第二弾(11/1-11/6)


11月1日:スペインギターフェスタリハーサル。やっと5人集まって音を出す。新曲アレンジも多いので短時間でも集中して。和気藹々と楽しみながら。それでもちゃんとまとまってくるから不思議。

11月2日:スペインギターフェスタ秋の祭典。講習会企画。全国から集まってきた受講生と聴講生。嬉しい。コロナ期間中にオンラインで「祭典企画(マスタークラスとワークショップとweb発表会)をずーっとやってきましたが、コロナ禍が終わってもリアルでコミュニケーションが取れる。そしてなぜか受講生、講師とも長〜い付き合いのように思えてしまうのが、これも不思議。


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↑ピアソラをレッスン中の僕です。空中の何をつかもうと思っているのかな?これも不思議。

11月3日:スペインギターフェスタ横浜公演。イギリス館のアンビエンス、最高!そしてメンバーとのトリオ、五重奏も何か違うフェイズに入った気がしました。アンサンブルの立体感と自由度が増した感じ。超満席。それも嬉しいし、打ち上げも超満席。これも嬉しい。

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11月4日:尼崎へ。日本ギター連盟主催「名曲コンサート」に出演。20名を越える国内のプロギタリストが集合。久しぶりにお会いした藤井眞吾先生、田部井先生、(ものすごくよくあっているけど)石原先生などと控室であれこれ雑談。いやあ、これも勉強になる。特に藤井眞吾先生とは10数年前によく一緒に仕事をしたので積もる話をあれこれと。やはりすごい情報量。
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11月5日:奈良へ。オフ日。趣味の仏像めぐり。あれこれ秘仏も見れたりして、満足。夜、東京へリターン。

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11月6日:イベロリベロのライブ。午後集まって、リハと選曲。夜からライブ。やっぱりこのメンバーの即興能力ハンパねえ。聖母マリア頌歌集とセファルディー音楽を半分ずつ。ギテルンも弾いているとやっぱち好きな楽器だなあー。

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というわけで、秋の繁忙期第二弾、終了。相変わらず、毎日違う脳みそ使いながら生きてます。

ここからは東京国際ギターコンクール関連の準備と年末のレコーディングに向けての仕込み、来年のあれこれの仕込みとか。やることはたっぷりあるのですが、演奏が続かないので気力的には割とのんびりやれそうです。



11/3 スペインギターフェスタ、イギリス館で演奏しまーす!

明後日、11/3 横浜イギリス館でコンサートがあります。「スペインギターフェスタ」としてのコンサートです。

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いくつかグループ活動的なものをやっていますが、同級生的なグループとして「スペインギターフェスタ」があります。同時期にスペインにて留学していたメンバーで結成されて、来年で10周年です。この前、このリハーサルがあって(関東在住組だけでのリハ)、来年10周年だねー!なんて話してました。

結成が2015年ということになるんですね。このメンバーでオンラインの講座をやってもいて、これがコロナがスタートしてすぐにやっているので、割とそれも長いですねー。コロナ禍の時に同様にグループとしてオンライン講座や講習会のようなものをスタートしたクラシックギタリストもいましたが、今も続いているところはうちぐらいでしょう。

メンバー間のコミュニケーションがしっかりとあり、各自の活動も忙しいはずなのに、役割分担がしっかりとなされているのが長く続いている秘訣なのかもしれません。

もちろん、各自の「スペイン音楽への造詣の深さ」と「スペインギター音楽への深い理解度」もあるとは思います。5重奏やトリオ、デュオなど基本的に各自がアレンジしていますが、各自の選曲センスにそれを感じます。だから、集まってリハする時から楽しい!

そして、勉強になる。

僕はドノスティア神父の「バスク前奏曲集」から三曲をトリオにアレンジしました。これも絶品ですよー。日本では全く知られていない作曲家ですが、北部スペインの独特なロマンティシズムを感じる楽曲です。

各自は「スペインの音」を持っているメンバーです。そしてスペイン音楽の深さや楽しさがわかるプログラムになっています。まだ未聴の方もぜひ。本物のスペイン音楽はなるべく早めに味わっておいた方が良いです。人生、短いですよー!

ということで、まだ少しお席ございますので、是非ご予約を!




11/2の講習会の方のマスタークラス受講生は締め切りました!満員御礼。
聴講の方はまだまだ受付中です。実はレッスンもすごい我々(自画自賛)ですので、皆様是非当日飛び込みでも良いので、お越しください。

僕のギター史のワークショップもあります。

タイトルは
”さかのぼり”ギター史!〜ギター史ってドラマだねえ!」です。割と楽しい講座内容になっているはずです。



基礎練習としてのスケール〜動画アップしましたー

現代ギター誌へ「ホセ・ルイス・ゴンサレス ギターテクニックノート講座」というものを連載して、あっという間に一年過ぎました。
今発売されている2024年11月で14回目の連載。




毎回連載と連動で動画を上げています。アップしましたので是非みなさんご覧ください。欲を言えば両方読むとなるほどーとわかる内容となっています。もっと欲を言えば、第一回目の連載から読んで、動画もみておくと「腕の連動ってこうなっているのかー」とかあれこれわかってきます。

とりあえず14回目の動画、是非ご覧ください。




スケールについては第13回からの動画を見ていただけると、音楽的な意味もわかって良いとは思います。



大切なのは音程感です。これを踏まえて音階練習を行なっていくと格段に音楽表現のセンスが上がります。そしてこれをギターという楽器の指板のシステムの中で目で見えるようになってくることも大切です(ビジュアライズ)。

もう少しだけ音階についての連載は続きますので、是非お付き合いください。

そして、是非余裕のある方はこの段階で第一回からの連載を復習してみるとたくさんの発見があると思います。腕の使い方、体幹の使い方…諸々含めて練習を進めていくとスケール練習の中でたくさんのものが学べるということがわかるはずです。

結論から言えば「山ほど練習しましょう!」ってことなのですが、少しだけ頭を使ってくださいませ。頭だけで理解してもダメですよ。とりあえず楽器と向かい合ってやってみること。そっちの方が先です。


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