朝から厚木にてアンサンブルレッスン。
出張レッスンというやつである。
このグループとは付き合いが長い。
月一回だけ出張指導に行っている。
私よりも年長のグループなだけに
「可愛がってもらっています」
音楽的には私がぐちゃぐちゃ細かいことを言っているので、
年末の忘年会では苛められる・・・というよくある図式が繰り広げられる。
彼女達にとっては私は子供くらいの年齢なので、そういう感じなのだ。
このグループはギター4人のみで活動している。
ボランティアや公民館などでの演奏がメインだ。
完全固定メンバーなので、完全な4重奏団である。
ギター歴は?十年というベテラン揃い・・・
私が留学から帰国してすぐぐらいに、友人音楽家の紹介で指導することになった。
当時、留学から帰ったばかりで、私もある意味「生意気盛り」で、無茶苦茶厳しく指導した記憶がある。
「フレーズの意味わかってるんですか?」
「左手のフォームがなってない!」
「クレッシェンドがまったくできてない!」
などなど・・・厳しすぎたなぁ、と思う。
で、そんな指導によくついてきてくれたな〜と今頃になって思う。
人生については先輩なわけで、ほんとにいろいろ勉強させていただきました(特に飲み会で・・・)。その点も感謝です。
最近メンバーの体調不良や多忙で、数ヶ月レッスンをやっていなかったために、久々のレッスンでした。
この厚木でのレッスンをした後、現代ギター社でのレッスンへ。
池袋・・・厚木からは遠いな〜
昼間の小田急は妙に眠い。
大体寝ちゃうのだ。で、ワープ感覚で新宿。
それから現代ギター社へ。
レッスン前に現在執筆中の「アルベニスの生涯」の原稿打ち合わせ。
結局今回執筆分は写真などを挿入することになり、400字ほど捨てることに・・・月曜締め切りで、もう一回原稿を手直しせねば!
「現代ギター誌」リニューアルについて編集長と若干、懇談。これはただの馬鹿話。
「ストリング・ガール企画」が可愛くない子ばっかり集まったらどうするんだ!とか、私が力説してただけです。
それから8時過ぎまでレッスン。
コンクール受ける子がいるので、大変だが、楽しいレッスンである。みな練習してくるし。ひとりだけ、「独自の世界」を持っている苦学生N君が大物の器を見せているが、彼はコンクール大丈夫なのだろうか?
・・・ちょっと心配