クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。
本当に自分でいうのもなんだが、レッスン中に限って面白いコトバを使っていることが多い。
昨日の生徒とのレッスン中にも、そう思うことが多い。
「手をぶつけて、右手の爪が割れちゃいました・・・」という生徒。
「それは割れた部分を全部切ってしまったほうがいいね」と私。
なんとなく、不安そうな顔をしているので、こう付け足しました。
「伸びない爪はない。明けない夜はない。」
・・・なんだか、人生訓みたいでいいでしょう？
実際、伸びると思わないと爪の形とか挑戦できませんね。
実は、今、またニューコンセプトの爪の形に挑戦中です。（夏変えたばっかりだったのですが、試行錯誤しています）
ということで、爪は伸びるのだから、皆さんもいろいろと形を試して見ましょうね。
ここ数日現代ギター社にばかり行っています。
対談（鼎談）の仕事が立て続けにあります。
テーマはもちろん、ギターについてです。
昨日は「運指」について＆「クラシックギター名器（スペイン編？）と演奏家」について。
リョベートの運指にはオーラを感じる・・・とか意味不明のことを発言したので、カットされるかもしれません。
昨日は、「アラビア風奇想曲」を聴きながら、各演奏家の個性を分析・・・そして、“お国柄”が演奏にでるのか？という余興があり、これが、とても勉強になりました。
私なりの結論は、やはりセゴビア、マリア・エステルなどスペイン人演奏家の音楽には気品がある。くどいようで、くどくない・・・というもの。
今日は、ギター界の大先輩、宇田川禎一先生を交えて、これもまたスペインギターとその演奏家について。イエペス、セゴビアなどについて詳しくお話を伺いました。・・・ああ、ほんとうに勉強になりました。なんとなく、世代間ギャップが埋まった気がしました。
考えている人は考えているし、考えていない人は考えていない。いつの時代も同じです。
明日は、現代ギターでレッスンの日。
結局3日連続で、要町・・・。
ステファノ・グロンドーナのマスタークラスについての予告記事だけで、その報告をしていませんでした。
でも、長くなりそうなので、それはまた次回に。
今日、レッスンしていて思ったことです。
それは、生徒が使っている教材のページ癖です。
やはり、しっかり毎日開いて練習しているページは、“セミオートマチック”に開きます。
しっかりと練習している生徒は、ページを開くのもスムーズですね。
いっぽうで、一生懸命、宿題だったページを探している生徒もいる・・・これは、駄目ですね。まったく練習していないのがバレバレです。
使い込んだエチュード集などは、風格がでてきます。
そんなことを、今日レッスンのときに感じました。
今日は現代ギター社にて、ステファノ・グロンドーナ氏のマスタークラスです。
昨日のGGサロンでのコンサートに続いて、本日はマスタークラスということです。
（昨日のコンサートは仕事のため、行けなかったのです。残念！）
私は、通訳でいってきます。
ステファノ・グロンドーナ氏はイタリア人のはずなのですが、なぜ私が？・・・と思いながらも、行ってきます。難しいことを言わない人だったらいいな〜と思うのですが・・・。（バッハの装飾音とか音楽史的なことを、止め処もなく話すタイプの先生の通訳は地獄ですので）
まあ、早めに行って、グロンドーナ氏とちょっとおしゃべりして調子をつかんで見ます。（しかし、相手はイタリア出身・・・本当にスペイン語でいいのか？）
開始は本日午後6時。夕方のマスタークラスというのも珍しいですよね。
