明日2月1日(木)は、国分寺クラスタでライブです。平日のためか、予約が少ないな〜。(悲しい・・・)
今からでもいいので、ばんばん予約してくださいね。(もちろん当日飛び込みで来て貰ってもOKですが)。
さて、本番前に考えることといえば・・・プログラムですね。毎回同じことをいっていますが、私はほとんどプログラム考えていません。おそらく、最近生徒にレッスンした曲を中心にプログラムを組んでしまうと思います。
話は変わって、今日のブログのタイトル「譜面台vs.自分」の意味を説明しましょう。
普段、どうしても、譜面台と自分の間だけで音楽を作ってしまう傾向がみなさんありませんか?
大きな会場で弾くとわかるのですが、そういう癖をつけてしまうと、結構危険です。拠り所がない感じ・・・とでもいうのでしょうか?
私の生徒さんは割合人前で演奏することが好きな人が多いのですが、本番をこなせばこなすほど、『いったい本番中はどこを見ればいいのだろうか?』とか、『どの音を聴けばいいのだろうか?』と悩んでしまう人が多い。
ということで、大きな会場だろうが、小さなライブハウスだろうが、とりあえず聴いてもらうターゲットを決める。大きな会場だったら、一番後ろに座っている人に聴いてもらうつもりで、弾く。小さな会場なら、隅っこに座っている人をターゲットにするとか・・・。
それと、もうひとつ、ギターから出る音ではなくて、会場に響く音も聴くこと!・・・これが結構大切です。
このあたりは、本番を多くこなすうちに身についてくることではあるのですが、いつも譜面台とギターの間の音ばかりを聴く癖をつけてしまうと結構難しいのです。
一応、私も、どのような会場でも、どのようにその空間で自分の音が響くかということをリハのときにチェックします。これが結構重要ですね。
『誰に聴かせるか?』というのも、お客さんでなくても、大丈夫。電灯でもいいし、椅子でも、ぬいぐるみでもOK。そういう訓練を、普段の練習でもやっておくと、だいぶ本番は緊張しなくて済みます。普段と違う状況=混乱=緊張・・・という図式をできるだけ減らすのが、やはり本番に強くなる秘訣であると思います。