来週7月6日(日)は私が主催する教室の「重奏発表会」です。教室の発表会としては通算16回目(めざせ100回以上!)。
ということで、約20組の参加です。
この企画を思いついたのは、生徒さんの発案でした。教室発足当時(5、6年ほど前)は、参加人数も少なく、時間を埋めるために無理やり合わせ物をやっていたのですが、その頃のことを覚えている生徒さんか、『最近、独奏ばかりなので、発表会でも重奏をやりたい!』と言い出しました。
とはいっても、独奏だけで30名以上でますから、時間がない…ということで、別の期日に会場を借りて行うことにしたのが始まりです。
やはりアンサンブル、室内楽からは学ぶことは多いと思っています。きちんとした独奏プレイヤーはアンサンブルから多くのことを学べます(逆にいうと、きちんとしたアンサンブルプレイヤーになるためには独奏もしっかりできなければなりません)。
基本的には、できるだけ生徒同士のアンサンブルを勧めています。ペアはなんとなく、独奏の発表会の打ち上げなどで自然と意気投合…というパターンが多いです。またはレッスン時間の前後の生徒さんが、「やってみようか?」というパターンもあります。
先日、重奏コンクールで入賞した、我が教室の「rioricoギターカルテット」も、そんな雰囲気のなかで結成…そして、結成してからせっかくだからコンクールに出てみよう!という感じになりました。結構定期的に練習していたようです。その後プチ合宿までやったのですから、たいしたもんです。このとき、初めてこのカルテットを指導しましたが、かなりのレベルで完成度の高いものとなっていました。指導はそれなりに「重箱の隅をつつく」ようにやりましたが…。
今回の重奏発表会で、もうひとつカルテットがあります。女性4人で結成されたカルテットです。なんとなく「のほほん」とした雰囲気で練習しているようで、お茶の時間もしっかりと作って、楽しみながら練習しているようです。こういう形もありですね。真面目に(定期的に)、且つ楽しみながら…練習するうちに、アンサンブルの醍醐味が分かってくるのでしょうね。
そのほかのペアも、カラオケボックスで練習したり、お互いに時間をやりくりしながら数回はリハを続けているようです。
さて、本番まであと1週間!
会場は雑司が谷音楽堂。7月6日(日)午後1時〜開演予定です。入場無料!
(※私も生徒さんと2曲ばかり演奏します。一曲はソル「はげまし」。ギターデュオの定番!)