いっつもぎりぎりの日曜ワークショップの告知。
当教室主催の「クラシックギターに関するワークショップ」です。毎月やっています。
教室外の方も毎回多数参加していただいております。
(おおよそ)2ヶ月に1回の割合で外部から講師を招いています。7月はスペイン在住のギタリスト、藤井浩さんを招いて「スペインギターの音」をテーマに講義していただきました。
次回は来週の日曜日。8月28日です。午前9時30分より。
講師は私がやります。
テーマは「クラシックギター学習の指針」としました。
これはずっと講義したかったテーマではありました。もうギターを教えて、10年になります。数多くの生徒さんと付き合ってきました。技術上の相談、音楽についての質問をたくさんをいただいてきました。その質問のなかで最近特に多く、そして答えにくいのが、「ギターをどのように学んだらよいかわからない」ということです。
もっと厄介な質問が「どのようにギターや音楽と付き合っていったらいいのかわからない」というものです。これは厄介だなあ・・・と思っていたら、今月行なった長野での講習会の受講生の方からヒントをいただきました。
そのヒントとは「質の高い楽しみ」という言葉でした。あづみ野の講習会は主催者の自分がいうのもなんですが、その講義内容と参加者の意識は高いレベルにあります。その中でその参加者の方は、「このあづみ野ギターアカデミーで刺激を受けたので、自分にとってクラシックギター学習を”質の高い楽しみ”としていきたい」と閉会式のときの述べてくれたのです。
この言葉は私にとって、普段のレッスンにおいても大きなヒントとなりました。私の教室はもともと本格的にギターを学ぼう!と思っている人が多いです。それはアマチュア、プロ志望問わず・・・ですね。なんとなく「気楽にやれればいいや・・・ギターだしね」という感覚の人は少ないのです。
それは、ひとえに私の「アマチュアだろうが、プロ志望だろうが、音楽をやるために必要な知識と技術は一緒。だから、誰にでも同じ知識と技術を伝授したい」という気持ちが原因なのでしょうね(苦笑)。だから、そういう人達が集まる。
・・・考えてみると、ちょっと珍しい教室かもしれません。
通常は以下のカテゴリーに分類されるでしょうね。
1:誰でも気楽に楽しみましょう!的な教室
2:プロ志望やコンクール挑戦者が中心となっている教室
上記1と2がうまくバランスよくミックスされている教室はほとんどないでしょうね。でも、僕はそれを目指したかったわけです。
だから、「質の高い楽しみ」という言葉は、凄いヒントになりました。そうだ、僕はそういうものを与える教室にしたかったのだ!・・・と思ったわけです。
さて、ながーくなりましたが、日曜ワークショップでは、では「質の高い楽しみ」をクラシックギターにおいて見出す方法を講義したいと思います。
そして、そのための具体的な内容を概略だけでも伝授できればいいかなあ?・・・と思うわけです。アマチュアの方にとっては「どのようにギターを自分の正確に位置づけていったらいいのか?」「どのようにしたらクラシックギターの深さを理解することができるのか?」ということを、考える場としていければいいかなあ、と思っています。
プロ志望の方(プロで活動中の方)はその『質の高い楽しみ』を伝える立場です。具体的にどのようにしたら「質の高い楽しみ」を与えることができるのか?・・・それを知らねばなりません。
以上のことをテーマに28日は講義を致します。
場所や参加方法などはホームページの日曜ワークショップのページで確認してください。
2011年8月28日(日)
当教室主催の「クラシックギターに関するワークショップ」です。毎月やっています。
教室外の方も毎回多数参加していただいております。
(おおよそ)2ヶ月に1回の割合で外部から講師を招いています。7月はスペイン在住のギタリスト、藤井浩さんを招いて「スペインギターの音」をテーマに講義していただきました。
次回は来週の日曜日。8月28日です。午前9時30分より。
講師は私がやります。
テーマは「クラシックギター学習の指針」としました。
これはずっと講義したかったテーマではありました。もうギターを教えて、10年になります。数多くの生徒さんと付き合ってきました。技術上の相談、音楽についての質問をたくさんをいただいてきました。その質問のなかで最近特に多く、そして答えにくいのが、「ギターをどのように学んだらよいかわからない」ということです。
もっと厄介な質問が「どのようにギターや音楽と付き合っていったらいいのかわからない」というものです。これは厄介だなあ・・・と思っていたら、今月行なった長野での講習会の受講生の方からヒントをいただきました。
そのヒントとは「質の高い楽しみ」という言葉でした。あづみ野の講習会は主催者の自分がいうのもなんですが、その講義内容と参加者の意識は高いレベルにあります。その中でその参加者の方は、「このあづみ野ギターアカデミーで刺激を受けたので、自分にとってクラシックギター学習を”質の高い楽しみ”としていきたい」と閉会式のときの述べてくれたのです。
この言葉は私にとって、普段のレッスンにおいても大きなヒントとなりました。私の教室はもともと本格的にギターを学ぼう!と思っている人が多いです。それはアマチュア、プロ志望問わず・・・ですね。なんとなく「気楽にやれればいいや・・・ギターだしね」という感覚の人は少ないのです。
それは、ひとえに私の「アマチュアだろうが、プロ志望だろうが、音楽をやるために必要な知識と技術は一緒。だから、誰にでも同じ知識と技術を伝授したい」という気持ちが原因なのでしょうね(苦笑)。だから、そういう人達が集まる。
・・・考えてみると、ちょっと珍しい教室かもしれません。
通常は以下のカテゴリーに分類されるでしょうね。
1:誰でも気楽に楽しみましょう!的な教室
2:プロ志望やコンクール挑戦者が中心となっている教室
上記1と2がうまくバランスよくミックスされている教室はほとんどないでしょうね。でも、僕はそれを目指したかったわけです。
だから、「質の高い楽しみ」という言葉は、凄いヒントになりました。そうだ、僕はそういうものを与える教室にしたかったのだ!・・・と思ったわけです。
さて、ながーくなりましたが、日曜ワークショップでは、では「質の高い楽しみ」をクラシックギターにおいて見出す方法を講義したいと思います。
そして、そのための具体的な内容を概略だけでも伝授できればいいかなあ?・・・と思うわけです。アマチュアの方にとっては「どのようにギターを自分の正確に位置づけていったらいいのか?」「どのようにしたらクラシックギターの深さを理解することができるのか?」ということを、考える場としていければいいかなあ、と思っています。
プロ志望の方(プロで活動中の方)はその『質の高い楽しみ』を伝える立場です。具体的にどのようにしたら「質の高い楽しみ」を与えることができるのか?・・・それを知らねばなりません。
以上のことをテーマに28日は講義を致します。
場所や参加方法などはホームページの日曜ワークショップのページで確認してください。
2011年8月28日(日)
午前9時30分〜正午
講師:富川勝智
講義テーマ: クラシックギター学習の指針〜どのように学んでいけばよいのか?
内容:クラシックギターをどのように学んでいけばよいのか?・・・そして、クラシックギターを西洋クラシック音楽として位置づけた場合に、どのようなことを知っておかねばならないのか?・・・について講義します。
奏法理論、音楽史、学習方法について概略をお伝えできればと思います。アマチュアからプロ志望(プロ)にいたるまで、その「学び方」「学ぶべきもの」は一緒です。一生勉強であるともいえます。そのことについて知っていただきたいと思います。
参加費用:2000円