ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2013年04月

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

5月18日はラスマノスライブへ!

5月18日、名曲喫茶カデンツァにてライブを行います。

前回はほぼ満席でした!

ラスマノスは2005年結成以来、じみちーに活動しております。その活動内容は月一回録音作業をすること。それがある程度たまった時点でCDーRに焼いて発売する。そんな活動をじみちーに続けています。

つまり、活動的8年です。とりえあず10周年は、きちんとしたホールでやることが目標かなーなんて。

相方の湯川さんとは同門兄弟子の関係です。結成したときに「どっちかが死ぬまで続けよう」と約束したのですが、ほんとうにそうなってしまいそうですね。

御陰さまで、じみーにファンを増やしていて、「ライブののんびりとしたテンション感がたまらない」とか「じわじわと息が合っている感覚がたまらない」とかマニアックなコメントを頂いております。

ということで、チラシです。

20130518チラシ


















カデンツァさんのホームページはこちら。予約はカデンツァさんにしていただいても、私へメール(tomikawaguitar@gmail.com)していただいても良いです。お名前と人数をお知らせください。



 


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透明な技術(技術とは?)

技術とはなんでしょうか?

ギターが巧みに弾けること?…間違わずに弾けること?…いろいろ定義できるでしょうね。

最近、この文章を読んで、いろいろとヒントをもらいました。

技術とは、なぜ、磨かれなければならないのか?

技術は磨かれれば磨かれるほど「透明になっていく」。…なるほど!

ギターでも難しそうなところを難しそうに弾く…のは簡単ですね。

もしその場所を「ここは難しいんですよ!」というふうに聴き手に伝えたいのであれば、それでもいいのでしょう(実際、20世紀初頭のヴァーチュオーソ派の人はわざと複雑な運指を使ったりしていたようです)。ですが、音楽そのもののイメージを伝えたい場合、例えば「早足で駆け抜けるように」というイメージを伝えたい場合には、難しそうに弾く印象をもたれないほうがいいのです。正確に間違わずにスムーズに弾くべきでしょう。聴き手のほうには音楽だけが伝わるように演奏すべきなのです。

この山口さんの文章の中にルーベンスの「うまさ」について触れられています。うますぎて、自然に絵全体をみてしまい、その技術の卓越した感じが目に入らないということですね。これが、本当の技術です。

この話を読んで、ベラスケスの絵が思い浮かびました。

ベラスケスについて(wikipedia)

この説明の中に以下のようにあります。以下wikipediaから引用します。

ベラスケスの作品では、画面に近づいて見ると、素早い筆の運びで荒々しく描かれたタッチにしか見えないものが、少し離れたところから眺めると、写実的な衣服のひだに見える。このような、近代の
印象派にも通じる油彩画の卓越した技法が、マネらの近代の画家がベラスケスを高く評価したゆえんである。

プラド美術館にある絵は何度みても、「リアルに」見えます。近くにみると実は一筆書きのようにざっくりとしたタッチで筆を入れている部分があります。それが遠くからみると、スカートにリアルなひだに見えたり…そこが凄いのです。

この技術は試行錯誤の中で編み出したものなのでしょう。偶然ではなく、試行と実践のなかで得たものだと思います。

美術館でその「技術」を見る人はいません。もちろん、上記のような知識を得れば、そこを意図して見ることもあるかもしれません。ですが、知識としてこういうのがなければ、「そこに人がいるみたい!」という感想しか抱かないでしょう。

プロの技術というものは、そういうものなのです。

そして、プロの技術というのは細かく分類することができます。画家であれば、構図についての技術、デッサン技術、絵の具の調合の技術…たくさんの要素があります。その要素をひとつずつクリアしていくことで、新たな技術が生まれてきます。

つまり、ベラスケスの「一筆書きタッチ」からスタートしてもしょうがないわけですね。

クラシックギターでも、技術をひとつひとつ細分化していかなければなりません。

例えば、低音の消音。これが本当に「自然に」できている人は少ないです。もしできたとしても、pのタッチが荒れている場合は意味がありません。逆に低音の音色がしっかりとしても、消音のアクションがぎこちなくしかできないのでは意味がありません。

このように技術的な要素をひとつひとつ検証し、クリアしていくしかないのです。そして楽譜をみて、低音の音価やリズムを明確にイメージした瞬間に「考えなくても」自然に消音アクションができること…これが「透明な技術」というわけです。

そして、ひとつの技術が「透明な技術」になれば、次の欲求が生まれてきます。

そのようにしてベラスケスの技術は生まれているのだなあ、と考えます。

だから、レッスンをしていても、自分の練習をしていても、細部にこだわる場合が多いです。そして、生徒さんの成長度を見るときに、ある技術が「透明に(=自然に)」できれているかを目安としています。

細分化した要素は「基礎」と呼ばれるものです。だから、「基礎」って大切だなあ、と思って、いつもレッスンしています。



 


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爪とクラシックギター奏法のワークショップ(5月31日)

さて、ずっと打ち合わせをしてきた、クラシックギター奏法と爪のワークショップの日程が決まりました。

打ち合わせのブログ記事

この内容をわかりやすく伝えるワークショップにしたいと思っています。

チラシはこちら。












お早めに申し込みを!



 

富川&池田デュオのブログ作りました!

6月に発売予定の富川勝智と池田慎司のデュオCD発売用のブログを作りました。

guitar duo sindy&tommi

シンディ=池田慎司
トミー=富川

…です。もうこのまま「シンディ&トミー」というデュオ名になってしまいそうです。(それでいいのか?)
まあ、とりあえず愛称みたいなものだと思って下さい。

まだ現物はありませんが(編集作業も残っているので)、通販サイトもできました。予約購入可能です(予約特典は考え中!)。

CD通販サイト



 


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やなか音楽ホール、リコーダー&ギターリサイタル終了!

昨日は、ほぼ満席のお客様でした!
多数のご来場ありがとうございました!





















上記はリハーサル時の写真。昨日は二台のギターを使い分けました。上記のは「テルツギターです。見た目が「かわいい!」「音が綺麗!」ってことで大人気。










通常のギターも使用しました。

いずれにしても、楽しく演奏できました。また高橋さんとは演奏したいと思っています。次回も是非足をお運びください!



 


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