ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2015年06月

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

6月のまとめ

さて、いろいろとお天気がくるくる変わった6月もおわり〜。今月もたくさん演奏しました。そして、いろいろと勉強になった今月でした〜。

ということで2015年6月のまとめ!

レクチャー&ワークショップ編:
日曜ワークショップでは、「右手のタッチ」について講義。日曜ワークショップは今年に入ってから本当にたくさんのプロ奏者、プロ志望者が来てくれています。
次回は7/5日に開催。右手のテクニックについてもう一歩踏み込むために「プランティング」について行いたいと思っております(詳細情報遅れていて申し訳ございません!…同じ場所同じ時間に行います)。
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演奏編:今月の演奏は(も?)バラエティが半端ない。

まずは6月3日、ソロリサイタル。→ソロだけ。タレガ、ポンセ、レヒーノ、エドゥアルド…ひさびさに無言でやりましたが、充実感ありました。
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6月6日 ギターデュオ「ラスマノス」のライブ。→やっぱり湯川さんとのデュオは「まったり」+「アルカンヘルっていいねえ〜!」と思えます。
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6月14日 ヴォーカル石塚裕美さんとデュオ→どんどん進化を続けるこのデュオ。毎回準備が大変ですが、たのしーーーーです!
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6月28日 「ピアノとギターの可能性」と題して。→ニャタリとディアベッリ…振り幅大きいなあ〜。でもギターとピアノって本当に可能性あります!
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執筆編:
先月もご紹介しましたが、「タレガ傑作選」がでております。解説と伝記を担当しておりますが、いろいろと嬉しい感想をいただいております。タレガ弾いてみようかな?という方から、タレガの時代というものをしっかりと把握しておきたい!という方まで…是非購入してください。



作業準備編:
1:6月14日にシンガーの石塚裕美さんとライブをやりましたが、処方面に反響をいただいております。共演したいという方からお声がけもいただいております。続編はもしかしたら「あっと驚くメンバー」でお送りできるかもしれません。打ち合わせ+アイデア練りを行なっております。

2:7月にマドリッドで行われるChamberArtというフェスティバルに「アンサンブル担当講師」として招聘されております。日本からも演奏メンバーを連れて行きます。講習会(リハーサル形式)+本番という形でいきます。ChamberArtサイト。私の作曲作品と松岡滋さんの新曲も現地にてリハーサル+本番を行います。いろいろと6月中現地と講師陣との打ち合わせをメールベースで行ってきました。楽しみです。

3:8月にルベン・パレホというギタリストが来日します。いろいろと動いています。あづみ野ギターアカデミー(8月13〜16日)にも講師としてきてくれます。あづみ野ギターアカデミーのサイトも2015年の情報を掲載。受講生、たくさんくるといいな〜。きたら絶対に損のない講習会。本当は受講料20万でもいいなあ〜というくらい内容充実。

4:今年の秋〜来年以降の予定もじょじょに決まってきました。演奏依頼や講演やマスタークラスの依頼もたくさん。いろいろと微調整しなければならない部分もありますが、お仕事をいただけるのは嬉しいことなので、がんばりまーす。

5:新分野…あれやこれや「富川さんだったらできるでしょ?」みたいな感じで、共演依頼がたくさん。ルネッサンス〜バロック歌曲の伴奏を頼まれました。バロックギターでやってみたいと思います。僕なりの「古楽」…というよりも「いい音楽」を目指してみたいと研究中。秋口くらいに本番やります。


 


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「ピアノとギター デュオの可能性」たくさんのご来場ありがとうございます!

昨日のコンサート、たくさんの方のご来場ありがとうございました!

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私は通常のクラシックギターとピアノで、ディアベッリの「華麗なる大ソナタ」を演奏。

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ほとんどがピアノとのハモりなのですが、これを普通に弾いたら、埋もれます。ギターのアタック感と音色感をうまく使って「広がり」をプラス。まあまあ、うまくいったとは思います。会場の場所によって聞こえ方が異なるのはしょうがないとして、センター&ギター寄りにいた方と後方にいた方にはその効果がわかったはず。

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もう一曲はエレキギター弾きました。ニャタリの「民謡組曲」より二曲。
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生ピアノとエレキギター、思っているよりも美しい組み合わせです。この組み合わせの「南米もの」はなかなかないので、面白かったのではないかと。

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アンコールは各自のソロを。

ピアノとギターの「可能性」と題したタイトルですが、複数の奏者の組み合わせで各自の個性も楽しめたのではないかと思っております。

今回の出演者の集合写真です。

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左から林祥太郎、青島ゆり子、大久保紗織、富川勝智です。

第二弾もやろうかな?と企画中。



 


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部分練習をうまくこなすコツ〜怖がらない!

クラシックギターに限らず、どんな楽器でも「難所」や「指の動きの複雑な部分」をとりだして、部分練習をするのはとても大切です。

部分練習。ああ、めんどうくさい。しかし意を決してやってみると、部分練習ではできたのに、いざ通してみると「注意する点を忘れてしまう」。

→そして、できない自分に嫌気がさす。

→部分練習をしなくなる

→結局、弾けない部分は弾けないまま放置

…という悪循環に陥ってしまう人が多いのです。

上記の「できない自分に嫌気がさす」というのは誰にでもあることです。しかし、sの心の奥底には「一回部分練習でできたところは、できて当たり前!」という変な自信があるのです。人間の記憶というものを無視した心理構造がそこに見えてきます。だから、一回「やるべきことを忘れた」というだけで、自信喪失する。自信を喪失すれば、「それをカモフラージュする」。

この部分は難しい部分だから弾けなくて当たり前!という開き直りをしてしまう人も多い。

では、どうしたらいいのでしょうか?

部分練習をするAという部分があるとします。 A部分の問題点を抽出。右手の運指が曖昧だなあ、左手の準備は不足しているのだな…いろいろと注意点が見つかるはず。それが見つかれば、Aという部分でその「注意点」に気をつけながら、作業を行うのみです。

ここまではみんなやります。さて、ここから、Aの前の部分から弾いてみる。たとえば、Aの部分が登場する4小節前くらいからやってみる。

そうすると惰性で弾いてしまって、さっきA部分をクリアするために考えた「注意点」を忘れてしまう。結果、A部分は弾けないまま。。。

原因は?…「思い出せないから!」です。A部分にさしかかったときに「これからこいうことをやる!」というふうに思い出されば、クリアできます。

さきほどの「注意点」は短期記憶です。それを長期の記憶にするためには「何回も思い出さなければならない」のです。

ほとんどの人は、A部分のみをひたすら練習し、「注意点」を叩き込みますが、いざ手前の部分から弾き始めると、ほかの部分を弾くことに気をとられて、A部分での「注意点」を忘れてしまうのです。

でも、これは人間の記憶の宿命です。

なので、A部分に差し掛かったときにひたすら「思い出す!」。これにつきます。

人間というのは一度できたことは「できるに違いない!」と思うものです。自信過剰にできています。そうならないためには、脳の記憶についてのシステムをしっかりと理解し、脳みそとじっくりお付き合いしてやるしか対策法はないのかなあ?…と思います。

「できない!」と思ったら、ぼんやりとした脳みそに「おーい!ここで何するか思い出してくれよ!」と声をかけましょう。「脳が忘れてしまうという癖を分かった上で、部分練習を怖がらないこと」…部分練習のコツはこのあたりにあります。



 


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リハーサル快調〜!6/28「ピアノとギター デュオの可能性」コンサート開催!

6/28日にピアノとギターでコンサートを行います。
出演は富川勝智、青島ゆり子、林祥太郎、大久保紗織です。

男性=ギタリスト
女性=ピアニスト

シンプルですね〜。

プログラムがなかなか面白いです。簡単にご紹介いたします。*括弧内は組み合わせです。

ポンセ「ソナタ」:ギターとハープシコードのために書かれた曲ですが、ピアノでも非常によく響く曲です。ロマンチックでいて現代的。ギターの特性がいきる作曲作品となっております。(林&大久保)

ニャタリ「民謡組曲」:ハダメス・ニャタリはポピュラーミュージックとクラシックにまたがって活躍した作曲家です。この曲はエレキギターとピアノのために書かれた曲です。富川がエレキギターを担当!(富川&青島)

リハも快調に進んでおります!

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ほかにも古典期のディアベッリ(富川&青島)や、林くんのソロ、大久保さんのソロもある予定です。あと、「アランブラ宮殿の思い出」のピアノ&ギター版も演奏予定ですよ〜!

なかなか聞けない曲ばかりですが、いずれも聴きやすくて、楽しく美しい曲を集めました!みなさま是非お越しください!

ご予約のみのご案内となります(チケットはございません)。お気軽に下記へ御連絡の上、ご予約ください。

2015年6月28日(日) 14:00スタート
場所:  サロン・フェリーチェ (東京都目黒区洗足2-16-21)
当日:3500円(前売り・予約3000円)
主催:(株)オードシェル 03-6804-8494
問い合わせ&予約:info@eauduciel.co.jp

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赤ペンと録画とワンレッスン〜東京以外の方のレッスンにも対応いたします!

ひと昔前は、楽器や音楽の学習は「実際に先生の元で習うのが一番」と言われていました。

目の前で先生の弾いている音を確認し、指の動きなどを見て習う。「習う」=「まねぶ」(真似ぶ)だったわけです。今でも、この方法論はやはり「主流」であると思います。

僕も実際に、これが一番の方法ではあると思っています。

でも、近くに良い先生がいない…そもそも習いたくても先生がいない…という場合は独学するか…もしくは「通信学習」があります。今でも添削による通信教育システムは存在します。ちょっと古いですが「赤ペン先生」ですね(苦笑)。受験生とかが使うやつです。

答案にいろいろと「ここはこうしましょうね!」とか「こう考えてね!」って書いてある。 

実はこの「赤ペン先生」…僕もたまにやるのです。遠方の生徒さんで不定期にレッスンに来る方の「レッスンとレッスンの間のフォロー」や「コンクールの録音審査のための準備」のために、楽譜にがりがりと書き込んで送ってあげることがあります。(今はスマホで写真撮って、メールとかで送れるのでとても便利ですね!)

つい先日も、某コンクールの録音審査のために準備している地方の生徒さんのために、「赤ペン先生」…してみました!

こちらです。
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その生徒さんが録音したものを聞いて、アドバイスを書き入れたもの。この曲自体は二回ほどレッスンしているので、彼が忘れている点や改善点を書いています。実際に直接レッスンした前提があるので、一般の方にはあまりわからない「我々用語」がたくさんあるかもしれませんね。

実はこれに付随してビデオも送っています。赤ペンで書いたことを、実際に音で表現しているものです。僕が喋りながら解説しています。10分程度のビデオを2回送りました。(YouTubeに限定公開でアップして、リンクをメールで送って見てもらうという方法です。これ便利!)

数日前、彼から連絡あり、無事録音審査は追加したとのこと。ヨカッタヨカッタ。

…こういう作業をしていると、直接レッスン+ビデオ+赤ペンで、不定期で通われている遠方の方のレッスンもより充実したものになるのだなあ、と感じています。

今までも、数人の方とこういうやり取りでレッスンを重ねています。この方法なら、毎週通わなくても、学習効果はあるなあ、と思っているのです。

もし地方にお住いの方で、僕のレッスンが受けてみたい!という方…是非お気軽にお問い合わせください。

3つの方法があると思います。
1:東京にきてワンレッスン(2時間程度)を受ける
2:上記に加えて、ビデオや「赤ペン」でフォローしてもらう
3:ビデオや「赤ペン」だけでレッスンを受ける

1について:こういう方が一番多いです。現在5名ほどが日本各地から不定期でレッスンを受けに来ます。また出張などの折にワンポイントでレッスンを受けにくる方もおります。実際にレッスン受けて、それで満足すればもちろん「ビデオ」も「赤ペン」も不要ですね!

2について:今回の記事で書いたように、実際にレッスンを受けたけど「ほんとにこれでいいのかなあ?」とか「ちょっと自信がないなあ?」という場合はビデオや赤ペンでフォローできます。ワンレッスンを受けた方のアフターフォローのような形ですね。基本的にご質問や疑問点が浮かんだ場合に動画や録音などを送っていただければ、ちゃんと返信します。

3について:私のレッスンを受けたことがなくても、録音や録画を送っていただければある程度のアドバイスや練習方法などは提示できます。こちらは別途料金で対応しております。

…以上、いろいろと書きましたが、遠方の方でレッスンを受けてみたい!だけど時間がない!という方…できるうる限り対応いたしますので、ぜひお気軽にメールください。

tomikawaguitar@gmail.com



 


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