ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2017年06月

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

6/17 ギターアンサンブルフェスティバル満員盛況!

6/17は下丸子大田区民プラザにて開催された「ギターアンサンブルフェスティバル2017」にリオリコギターアンサンブルとして出演してきました。

入場無料とはいえ…ほんとうに満席!!!

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詳しい演奏曲目はリオリコギターアンサンブルのブログにありますので、そちらをご覧ください。

会場にお越しいただいた方で毎年このフェスティバルで我々の演奏を聴いていただいている方からは、ますますアンサンブルの質が緻密になったという声をいただきました。「こなれてきた」のでしょうね。今回は長く弾いている楽曲を中心にプログラムを構成してみました。長く弾いている曲は、やはり演奏の質が安定してくるものです。惰性になってはいけませんけどね。

これで、しばらくリオリコギターアンサンブルの演奏予定はありませんが、毎月の練習は欠かさずに「仕込み期間」にはいりたいと思っております。

随時、上記ブログのほうで練習風景や新しい情報などアップはしておりますので、ご愛顧を。



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6/18の日曜ワークショップ〜セゴビアとソル練習曲

明日のための資料作成をしています。
明日6/18は朝から日曜ワークショップです。先月に引き続いて「セゴビア編ソルのエチュード」の講座を行います。
詳細はこちら

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前回、一応1番から3番まで終了しましたが、テクニック的な関連もあるので3番と4番を平行してみたいと思います。なので、もう一度3番も見直します。なので、明日は3番から5番までやろうと考えております。

いつもと会場も違いますので、ご注意ください。
「東山社教館」です。最寄駅は池尻大橋駅です。こちらです。

では明日!日曜日の朝から、ソルとセゴビアの「共同作業」をじっくりと研究しましょう!



 


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スペイン音楽漬けの二日間!〜スペインギターフェスタと「夏の祭典」

銀座山野楽器にて7/1に行う「スペインギターフェスタ2017」が好評発売中です。
出演メンバーは例年同様、岩崎慎一、坪川真理子、東隆幸、池田慎司、富川勝智です。そして、翌日7/2はこのメンバーによる「講習会」イベントがあります。

まずは7/1の演奏会の内容を紹介します。

内容は以下です。今回は「二種類のコンサート」を行います。

第一部:ソロ ギター名曲の裏側〜スペイン音楽の魅力とは?
13:30open 14:00start
→「名曲だけ」を集めてコンサートします!実はプロの演奏で滅多に聞くことができない楽曲ばかりかもしれません。是非この機会にトッププロの演奏で「定番」を楽しんでください。

第二部:アンサンブル ギターアンサンブルで聴くサルスエラ〜スペイン音楽の”粋”ってなに?
16:30open 17:00start
→このメンバーでしか実現しえなかったテーマかもしれません。新規アレンジ盛りだくさんで、ギターで聴く「サルスエラ」です。スペイン音楽の「粋」が理解できるでしょう。全スペイン音楽ファン必聴のコンサートです。

料金:第一部、第二部それぞれ→当日3500円 前売り3000円 ✴︎学生2000(当日前売り共通)

第一部と第二部通しチケット→前売りのみ5000円(数に限りがございます)

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webサイトの宣伝サイトも開設しております→こちら

チケットの購入方法は以下。
1:山野楽器 銀座本店4Fギターフロアで直接購入していただく。

2:銀座山野楽器本店4Fのギターフロアにてお電話、もしくはメールにて申し込み。チケット申し込みや振込による購入も可能ですので、山野楽器までご連絡ください。
03-5250-1063(10:30-20:00 火水のみ20:30まで)
guitar-honten@yamano-music.com

3:出演者各自から直接購入する。

上記でいずれかの方法でお願いします。確実なのは1か2です。


また翌日7/2は「夏の祭典」を行います。岩崎慎一、坪川真理子、東隆幸、池田慎司、富川勝智のメンバーで「スペイン音楽」の勉強をしましょう!という企画です。

まずはこちらのチラシを。
夏の祭典チラシ



















岩崎慎一氏と池田慎司氏のマスタークラスを中心に朝からがっちりと勉強できるイベントなっています。

みっつの内容で「夏の祭典」は構成されています。

1:発表会
2:マスタークラス
3:ワンポイントレッスン

発表会。これはただの発表会ではありません。講師全員のワンポイントアドバイスがもらえるというものです。

マスタークラスは通常通りの「マスタークラス」です。しっかりとじっくりと曲についてレッスン受けたいなあという方におすすめです。岩崎慎一先生も池田慎司先生も「最高のレッスン」をしてくれますよ!

マスタークラスは気がひけるなあ…という方には「ワンポイントレッスン」もあります。20分で「一箇所だけ」アドバイスがもらえます。これは生徒さんがわの希望でもよいし、先生にお任せでもよいです。ここのスラーが決まらない…とか、ここの歌わせ方がわからないとか…。これは「
岩崎慎一、坪川真理子、東隆幸、池田慎司、富川勝智」いずれの先生のも受講可能です。


 


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リオリコギターアンサンブル第4回定演〜大盛況にて終了!

日曜日、6/11にリオリコギターアンサンブルの定期演奏会が無事終了しました。
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リオリコギターアンサンブルは私、富川勝智の門下生を中心に結成されているギターアンサンブルです。クラシックギターというのは不思議な楽器です。ギター合奏ばかりやっていると、独奏が苦手になります。そして、ギター独奏ばかりやっていると、アンサンブルが苦手になります。

アンサンブルからは呼吸感や拍の感じ方や声部に対する強い意識を学ぶことができます。「ソロをきちんと弾きたいならアンサンブルの経験は必須」なのです。そして、優秀なソロ奏者は優れたアンサンブル能力を持っているものです。

さてさて、、、今回は定期演奏会にゲストを呼びました。名実ともに日本を代表するギターカルテットとなっている「クアトロ・パロス」です!

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彼らこそ、優秀なソロ奏者の集まりと言えるでしょう。それぞれ優秀なソロ奏者でもあります。その上でカルテットをすると「どれだけすごいか」、、、彼らの演奏を聴けばわかると思います。

リオリコギターアンサンブルのために曲を書いてくださっている松岡滋さんからお花が届きました。いつもお心遣い嬉しく思います!

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↑受付をやってくれたヤングたち、ありがとう!

最後の曲とアンコールはクアトロ・パロスとの共演。盛大に締めくくりました。

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最後の集合写真は客席からスマホなどで撮影してもらう方式!これからの「思い出」の共有はこういう方法になっていくのかもしれませんね。SNSなどに自由に載せてくださいねーと…。

実はまた土曜日にリオリコアンサンブルで演奏します。

こちらです。


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こちらは入場無料ですので、お近くの方は是非!




 


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レッスン覚書2017年5月21日〜6月10日

1:脳のプログラミングを考えて、自分の意識を騙しながら練習する。

2:ああ無理だ…と脳味噌に思わせてしまったら、もうその時点で「ナチュラルな動作」を導くことができない。

3:ああ、これならできる!と脳に錯覚させること…脳を騙しながら動きをブラッシュアップしていくしかない。

4:歌う。歌いにくいところは実際に「歌いにくそうに」歌う。

5:半音階は色彩の微妙な変化。迷いといってもよい。

6:トローバ、特性的小品集。一度はアンドレス・セゴビアが改編したバージョンで弾いてみるとよい。その演奏効果がわかる。出版されている楽譜=正しい楽譜…という認識はトローバに関してはあてはまらない。

7:「弾けない」と思えば、脳みそが抑制をかける。そういうアクションになってしまう。できる!という段階のアクションから脳みその呪縛を解き放ってやるしかない。

8:運指。ソルの時代の楽器であれば、いまのものよりも小さい。奏者の手の大きさはどうだったのか…ソル教本の手のイラストから類推するにそれほど現代の人と大差はない。その意味で左手運指の縮小はなかなか厳しいと言える。たとえば、5弦2フレを2で押弦キープしたまま、1弦2フレを1指、3フレを4で…という運指はあまり使われなかったと思う。

9:とにかく、ソルの練習曲の運指は「当時のソルが使っていた運指」をまずは学びたい。そこからソルがどういう歌心のイメージをもち、どういうテクニックへの哲学をもっていたか…それを知ることができる。

10:カルカッシ25のエチュードは、ミゲル・リョベートがその効用を発見したことで有名。その弟子のレイ・デ・ラ・トーレ編の25のエチュードもその意味で必携。「師匠はこういう運指にしているが、それはこういう理由である。だが、私はこういう考えで、こう変えている」というのが明確に書いてある。

11:アルカーサル・デ・セゴビア。イントロ、正確に8分の6で。和音のバランスをとること。メロディーだけをとりだして歌わせてみること。

12:曲を仕上げていく段階でわすれがちなのは「声部を抜き出して、そこだけしっかりと表現を考える」こと。何回でもくりかえし表現の可能性を考えるべし。

13:カルッリ45のエチュードの最初の数曲は、上級者にこそ有効。シンプルな練習にどれだけの「意味」を与えることができるか?…そこが問われるので。

14:ブローウェルのシンプルエチュード18番。装飾音のエチュードであるが、スラーでどのくらいダイナミクスをコントロールできるかという意味では最高の「左手のコントロールエチュード」となる。

15:楽曲はエチュードにもなりうる。逆にいえば、エチュードもちゃんとした演奏会用の楽曲にもなる。

16:リズムはどんな人間にも認知されやすい。音程や音色は認知されにくい。「わかりやすい演奏」=リズムがデフォルメされたものであると言える。
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東京池袋(金曜):GG学院
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