ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2020年12月

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

良いお年をー!〜2020年という年

ながーい1年でした。

コロナ禍に始まり、コロナ禍に終わる。影響を受けなかった人は全世界1人もいなかったでしょうね。だから、それについてあれこれ語るのはやめましょう。

一年間、きちんとギタリストとして過ごすことができました。これには周辺の人々の協力があったのと、普段付き合いのある音楽家の方々との意見交換やアイデア交換がスムーズにできたから・・・というのがあります。

おかげでCDも新しいのを世に出すことができたし、実は曲集(譜面集)も出せていたり。オンラインイベントもきちんと形にできたし、実際のコンサートでも、何かいい形で動けるようにもなりました。

レッスンも、オンラインでもオフラインでも、ちゃんと教えることができた。

何と言っても人間関係。やはり大切だなあーと。

2020年、本当は演奏活動20周年イヤーだったんです。記念リサイタルは延期に。でも、来年はちょっと違う形で「記念リサイタル」できるんじゃないかなあーと。それはそれでプラスに考えております。5/20 Hakuju Hallです。

それに、上記で書いたように、「ものも作れた」。そして何故か新しい「人間関係」も築くことができた。それでいいじゃないかーと。この世から旅立っていった友人もいたのですが、彼ともきちんと付き合えたかなと。

最近、美味しいなあーって思って飲んでいるワインが「ウシ」さんのラベル。

ああ、そうか!来年は「丑年」かあー!無意識に選んでおりましたが、悪くない。

C719B4E4-ABB4-494B-B5BC-0D619280DB8A

















ということで、皆様も良い新年をお迎えくださいませ!






師走感・・・12/19から12/24覚書

今年の年末なんて、それほど忙しくないだろ〜と思っていたら、割と普通に師走感があります。

ということで、12/19あたりから12/24くらいまでのことを覚書程度に。ああ、ギタリストの仕事ってそんなことしているのだねえーというのが少しお分りいただけるかと。

12/19はダブルヘッダーで本番。
お昼は「クラギなんか嫌いだ」を。トーク中心のライブですが、なかなか盛り上がりましたw
クラシックギターの「つまらなさ」と「奥深さ」は紙一重です!!!

みんなで「嫌いだー」コールしましたとさ。

IMG_2319






















夜はギターデュオ「ラスマノス」としてパーティーで演奏。

夜のパーティー演奏は渋谷神泉にある老舗ライブハウスにて。

D46B2818-3E17-4CEF-81EF-DA6225CC499D

















諸事情ありまして、演奏風景はNGでございます。

12/20 は一応「富川勝智活動20周年記念パーティー」人数限定で、入れ替え制でやりました。

IMG_2340

















20周年記念ワイン!!!
開栓いたしました!!!

12/22はレッスンを途中で抜け出して、FM狛江にゲスト出演。
藤原美穂さんの番組にAcoustic Ladylandとして。

6ACEC61F-7350-4F75-917C-EFD25933DEEC

















かなりたくさんの方が聴いてくださっていたようで、楽しかったーという声が届いております。

12/23は要町方面に向かいましたー。午前からちょっとだけ「打ち合わせ」。来年のイベロリベロ(僕が所属している中世古楽バンドです)のプロジェクトについて。

午後から現代ギター社で取材。

IMG_2369

















久々のGGサロン。やはり響き良いですなあー。

ついでにGGショップにもご挨拶。CD「武満徹songs うたうだけ」・・・現代ギター社でも取り扱っております!




12/24は夜にAcoustic Ladylandでライブ。人来るのかしらー?と思っていたら、ちゃんときたー。

IMG_2376













そして、割とちゃんと投げ銭も集まり。。。ちゃんとお仕事として成立いたしました。
そもそも、なんでライブって人来ないんですかね?・・・そして、なぜか中止する人もいる。これには違和感があるんです。

だって、山手線乗れば会社や学校にいく人がいっぱいいる。音楽のライブは「仕事」と見なされていないみたいですね。だから、自粛しちゃう人がいる。

お仕事ですからね、こちらにとっては。だから、お国から「絶対に演奏やっちゃダメだよ」と言われない限り、普通にやるつもりです。

そして、会社や学校に行っている人は、普通にライブに来たら良い。はっきりいうと、山手線より安全ですw

ということを考えながら、師走だなあーと思って、日々過ごしております。


明日は今年最後のレッスン日。まだ不定期の方のレッスンはありますけどねー。

明後日は午後イベントでちょっと弾きます。




ジャンルという名の呪文+日々の作業

最近、またコロナ感染者が多くなってきて、ライブに来る人も減ってきちゃってます。ああ、困ったー。

とは言いつつ、ライブ現場は感染対策は万全でやっているところ多いんです。自分が出ているところ全てで「完璧」に近いくらいやっていると思います。コロナが流行ってきた頃(3月とか4月)にライブ現場でクラスターが発生したりはしていましたが、その後はどこも万全の対策でやっているのではないかと。

でも、いざコロナまた流行ってきたよーってなるとライブへの客足は遠のきます。風評被害ですわ。

12/11はイベロリベロのライブ。中世古楽バンド、、、と名付けていますが、メンバー全員、ジャンル越境のツワモノ達です。中世フィドルの森川さん曰く「うちら、古楽じゃないですよね!」とのこと。

夜をテーマに。珍しく英語歌詞の曲もあったりして、毎回微妙にアレンジが違うのもスリリングで良いバンドだと思うんです。

スクリーンショット 2020-12-13 21.50.03












12/13は駒沢大学にあるM'sカンティーナさんでのクリスマスセッションに。
The 東南西北の久保田さんとピアニストの鈴木孝彦さんとセッションしました。久保田さんとももうなんか我々の定番(?)「君の名前を呼びたい」を。鈴木さんとは僕の提案でカーラ・ブレイの楽曲を。

カンティーナセッション













俳優の江藤さん、、、、すごかったっす。きた人にしかわからんねー。ケーナの瀬木さんも素敵な音色でしたー。naoさんのステージも熱く、かっこいい。

で、なぜか僕が呼ばれるセッションなのですが、こういうセッションに来ると「よくもまあいろんなジャンルの人がいるのねえ」と。でも、音楽は音楽なので。

この感覚がクラシックギターの人には希薄だなあーと。

というわけで、12/19は「クラギなんか嫌いだ!」というトーク&ライブをやります。実はこの企画は自分的には今年一番の「自信作」イベントなのですが、なにぶん正体不明なので、みんな来ていいのか来ちゃ悪いのか?・・・迷っているみたいです。

来たらわかります。クラギのことがよくわかりますよ。そして、「クラシックギターを”クラギ”って略す人が嫌い!」と言っている人の心理もよくわかります。

わかってくれりゃーなんだっていいじゃんって、僕なんかはわかるんです。バンドネオンの人が「それ、アコーディオンの一種ですよね?」って言われるのとは違いますもん。

20201219
























ジャンルって「呪い」なんですよ。音楽の本質はどんなものでも一緒です。それがわかるライブになると思います。みなさま是非!

で、今日はライブ終わって、ひたすらに次のCDの音源チェックをしておりました。

これは、純粋にクラシックギターの仕事ですが、アグアド以降タレガまでの「スペインギターにおけるスペイン性」の検証というべき内容の音源です。個人的にフェレール、ブロカとウエルタは本当にいい感じに収録できるのではないかと思っています。

スクリーンショット 2020-12-13 21.42.06















PCに取り込んで、ひたすらに聴きます。そして、ライナーも書いたり。メモをしたり。この分野に関することって多分誰もちゃんと音源としてまとめていないだろうなあー。クラシックギターっていうジャンルって幅広い範囲を扱っているなあーと気が遠くなります。ピアノであれば、ベートーヴェンだけがっちり弾く人がいたり、スペイン音楽の大家のラローチャがいたり。バッハを専門にしている人がいたり。それをクラシックピアノ・・・というジャンルでくくるのは強引だなーと思ったりします。

クラシックギターだって、そうなんですよね。やはり奏者ごとに専門分野が違う。得意分野が違う。だから、僕はクラシックギターをジャンルって思いたくなあーと。

ということで、ここ数日そんなことを考えながらお仕事しております。





左手のコツってあるのかなー?(日曜ワークショップ)

コロナ禍のせいで、すっぽりと抜けてしまった「日曜ワークショップ」なのですが、10月から地道に復活しております。

次回は12/6です。

広ーいお部屋に換気バッチリで行なっております。感染対策はバッチリですよー。




左手についてやります。基本の「き」から。

弦を押さえるってどういうこと?・・・っていうところから説明します。実はこのあたりから考えないとあとで結構困ることになるのです。

よく「何フレット押さえてねー」という言い回しを使いますけど、実際に”フレットを押さえている”人に出会ったことはありません。このあたりがヒントです。実はこれがわからないとエコノミーな押弦なんてできないんです。

そして、指のはなしかた(離弦)の方法もきちっと説明している教本や先生はあまりいません。実際にうまく弾ける人は確実できているものです。それが無意識でも。プロの演奏が左手の移動の際にノイズが少なかったりするのは、それが理由です。

なので、基本アクションができていないと「ギコギコ、キュッキュ」したノイズだらけの演奏になってしまいます。そのあたりを説明します。

ということで、ぜひみなさまご参加くださいませ。


レッスン案内
東京渋谷:ホームページ
東京池袋(金曜):GG学院
※ワンレッスン→詳細
お問い合わせ

レッスンのお問い合わせや演奏依頼、執筆依頼、作曲&編曲依頼、またはブログの御感想など…

名前
メール
本文
プロフィール

tommig

訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

ギター史と和声のワークショップ
公益社団法人日本ギター連盟ユベントス主催によるギター史と和声学の講習会
詳細はこちら!
講師はギター連盟正会員の富川勝智と坂場圭介です。
Archives
富川勝智

Facebookページも宣伝
記事検索
演奏会情報
♪富川勝智の演奏会♪
チラシまとめ
演奏会チラシ


体験レッスン
富川ギター教室では無料体験レッスンを行っています。正しい基礎を知りたい方、独学でお悩みの方、技術に限界を感じている方…今すぐに申し込みください。


☆申し込み☆
 ↓↓↓↓↓
クリック!

ギタートラベローグ
日曜ワークショップ開講中!
♪詳細は…
“月イチ講座”ブログ
サーキュレーション
  • ライブドアブログ