ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2021年08月

2019.8 新サイトOPEN!
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道具箱の道具を揃える

今日は朝から雨。

ですが、日曜ワークショップやってきました。雨だし、コロナ感染者も増えているしなあー…誰も来ないかなあー?なんて思っていたら、割と参加者来ました。ソーシャルディスタンスがきっちりと保たれる感じの人数で 苦笑。

今日はimの交互運動を丁寧に解説。右手の弾弦タッチのアングルをしっかりと定めながら。結局、身体の使い方から軽く説明。腕の説明からしっかりとやらないと、橈骨と尺骨のバランスも取れませんからねー。

こんなテキストを使用。

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imの交互運動をひたすら分解。

とりあえず受講した方に一つ道具を渡すことができたかなあーと。

ツイッターにこんなこと書きました。


表現も技術も「道具」なんですよね。それをどう使うかは使う人に委ねられる。

最近、つくづくそう思うのです。とはいえ、一つの道具を使うためにはこちらもたくさんの例を示さなければなりませんから、「とりあえず真似してねー」って教え方もする段階もあるのですが。とはいえ、教師の役割は以下に尽きます。

「生徒が自分1人で学べるようになること」

これでーす。そして、もう一つ。

「生徒ができないとかわからないっていうことの原因は全て教師側にある」

上記二点を気にしておくだけで、割とこちらもきちんとレッスンできるようになるんですよねー。

そういえば、先日関西にお住いの加藤奏さんに「ギター教師養成講座」をオンラインで行いました。ブログに感想を書いてくれています。



 
教えることを「教える」ってなかなか難しいもんです。でも、こちらも教えることで頭が整理されたり。



そういえば、最近カルカッシDVDが完結いたしました!!!

noteに細々書きました。




という感じで、雨なのであれこれ引きこもってやっていた1日でした。

奏法を分解する

日曜ワークショップで、明日「im交互運動」をテーマにワークショップを行います。



最近、奏法を分解して説明するのが大好きになってきました。もともとそういう研究は無茶苦茶好きではあったのですが、自分へのリターンも大きいからです。

そういえば、先日もスペインギターフェスタ夏の祭典で「pのタッチ」のワークショップをオンラインで行いました。
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おこなった直後から受講してくれた方に「pの響きが変わった!」と感想メールやメッセージをいただきました。実は僕もこのワークショップ行った後、pがとても安定しているのに気づきました。

ガッチリと弾弦プロセスを解説し実演しながらなので、「普通に基礎練習している」状態になっていたのでしょうね。

普段から短い時間でプロセスを確認しながら基礎動作のチェックはやっています。これはメンテナンスみたいなものですから、設計図を確認しているわけではない。

で、設計図を確認しながら部品を分解してみると、「こういうことやっていたんだ!」と自分の弾き方の総点検になるんです。

ワークショップをやると、そういう総点検みたいな感覚になるのです。

というわけで、明日のワークショップではimの交互運動を「分解します」。これ以上ないくらいに分解しておりますので、クラシックギターの基本中の基本であるimの交互運動は誰でもマスターできるはずです。

というわけで、皆様のご参加お待ちしてます!

pのタッチとアングル〜腕で弾く?指で弾く?

最近、生徒に教えていて、pのタッチ(右手親指)についてあれこれ考えております。諸説あるので生徒さんも悩んでしまうことが多い。

腕の重さで弾く!という説。
指の関節をしっかりと動かして弾く!という説。

その両方とも使うのが良いのです。どちらから片方だけに偏ってしまうと、右手が不安定になる&指が力んでしまう。世の中のギター奏法理論を語っている人は「上記のいずれか」を主張している人がほとんどですねえー。上記二つともうまくバランスをとってミックスして使う&場合によってはどちらかのみを使う&パーセンテージを変える・・・ということで安定したpのタッチを習得できるのです。

ということで、8/7-8/9までスペインギターフェスタ「夏の祭典」というオンライン講習会をやるのですが、ワークショップのテーマは「p指のアングルと腕の連動〜しっかりとした音を出すために」というものにしました。

和音を弾くときに低音がしっかりと出ない・・・そういう悩みを抱えているギター学習者の方多いのです。そして、しっかりとした音を出そうと頑張っていたら指の筋をおかしくしてしまった・・・という方も結構います。

そうならないように、「腕の重さを用いたpのタッチ」を身につけると同時に、「右手指全体のフォームの安定」も獲得できるような奏法を用いなくてはなりません。

というわけで、簡単にテキストを作成してみました。チラ見せ。

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実際はちゃんとワークショップ形式で説明を入れながらおこないます(なんだかタブ譜がボヤーンとしているなあ)。

というわけで、pのタッチでお困りの方、ぜひスペインギターフェスタ夏の祭典ご参加ください。聴講生、絶賛募集中です!

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シンディ&トミー復活!・・・9月の演奏会の打ち合わせ

このところ、ちゃんと毎日ブログを更新しているなあー。ちゃんと毎日、何らかの「仕事」はしているので、できる範囲でちゃんと記録残しておこうー。

さて、今日は九州の池田慎司くんとのオンラインでの打ち合わせでした。

9月5日にプライベートコンサートを開いていただけるのですが、その打ち合わせ。あれやこれや先ずは楽譜を揃えるところから。

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過去に演奏してきたデュオ曲はてんこ盛り。あれもやったなー、これもやったなーと取り揃える。一応、コンスタントに活動しているデュオなので、ファイルボックスには入っている。だけど、別の人とデュオやる時とか、別企画(スペインギターフェスタなど)で演奏するときにそっちのファイルに入れてしまうことがある。なので、結構探しにくい。

本当は各デュオ、各ユニットごとにコピーなどしてファイルをまとめておけば良いのだけどね 苦笑。

で、数時間ミーティング。

久々にやる曲もある。というか、レコーディング以外一回も「実演」していない曲もあるので、それがちゃんと弾けるのかとても心配w

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打ち合わせは我々のCD「Circulation」を眺めながら、「この曲は4分くらいかー」とか「こんな曲もあったよねー」などと。




意外や意外、最近結構このCDの問い合わせがあるんです。アマゾンの方にも流通は今もなく、一般のレコードショップにもないかも。

もしかしたら、現代ギター社さんなどクラシックギター専門店に在庫あるかもしれません。




ちなみに9/5のコンサートは個人宅での演奏なので、一般の方はお入りいただけません。もし、どうしてもいきたーい!という方は私の方まで個人的に連絡ください。
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