ぼーっとしていると2月が終わってしまいそう。
2月の覚書を。
まずは2/12-13にスペインギターフェスタ春の祭典オンラインを行いました。季節ごとに行っているオンラインでのイベントです。マスタークラス、ワークショップ、発表会(オンライン)とガッチリと行いました。
僕はマスタークラスを担当、マヌエル・デ・ファリャのドビュッシー讃歌とE.S.デ・ラ・マーサの「散歩」をレッスンしました。
ドビュッシー讃歌は今回ちゃんとスコアを見直しましたが、ギターならではの効果、そしてスコアからわかる作曲家ファリャがこの曲に込めたニュアンスを再確認。
やはり資料は大切です。そして、リョベート編は素晴らしいです。運指などに本当に各弦のニュアンスや特性をしっかりと生かす工夫がされています。運指に音楽がある、というのは本当にタレガとかリョベートに使う言葉なのでしょうねー。
2/14はM'sカンティーナさんでのヴァレンタインセッション。ギターソロ20分くらいと久保田洋司さんと2曲ほど。
2/20は本当はM'sカンティーナさんで「フォークソング」イベントだったはずが、出演予定者が徐々に減っていき久保田洋司さんと二人で「トークイベント」に。僕が普段行なっている「トミーの部屋」の番外編という形になりました。
90パーセントおしゃべりして終わるイベントでございましたが、きてくださったお客様はまるでラジオのようで楽しかったーと言っていただいたのでよしとしましょう。
ちなみにまたM'sカンティーナさんでは2/27に「回すぜ」のゲストで行きます。これは本来来るはずのゲストさんが来れなかったための代打です。あれこれレコード持っていきます。
そうそう、やはりレコードっていいなあーと思っております。もうかれこれ20年くらい好きなものはレコードで聴くようにしているのですが、コロナ禍で引きこもっている間にますますレコード熱が上がりました。最近はジョン・レンボーンがらみがとても良いなあーとか。ペンタングルとかその近辺のミュージシャンの活動を見ているとトラディショナルミュージックの範疇の中にしっかりとリュート曲とか古楽が潜んでいることが多いのです。
このカジュアルさとポップさ。クラシック音楽を専業にしている人にはこの観点が足りないとかなーなんて。
そして来月は久々にフルートとギターでデュオ演奏します。こんな曲を仕込み中です。
ハダメス・ニャタリの「フルートとギターのためのソナティネ」です。
かなり難解なニャタリ"和音"ですが、ローリンド・アルメイダとの関連で考えていくと「なるほどなー」と合点がいく部分も増えてきました。今までニャタリの曲をたくさん演奏してきたので、ニャタリ本人の癖と(おそらく)アルメイダがエディットした和音の癖が掴めてきた感じがするのです。
あと最近こんな本を読み直ししました。
こういうのを読んでいた思うのは「旋律専業の楽器」の人のアイデアの深さです。
フレージングやノートグルーピングに関してはやはり単旋律の楽器の人や歌の人のアイデアがとても多彩で汎用性が高いものです。ギターってどうしても和音を弾いて満足しちゃうところがありますもんね。
という感じ、色々な音楽と関わって過ごした2月でした。
割と三月は演奏多いです。
ホームページのスケジュールなどご確認ください。そして演奏会、きてくださいねー!
富川勝智ホームページ
→富川勝智の演奏会情報や著作情報などを掲載
富川勝智にレッスンをご希望の方はこちらをクリック
→正しくギター奏法を学びたい方、表現法のロジックを学びたい方…「誰でも上達できる教室」富川ギター教室へ。体験レッスン随時募集中です。
2月の覚書を。
まずは2/12-13にスペインギターフェスタ春の祭典オンラインを行いました。季節ごとに行っているオンラインでのイベントです。マスタークラス、ワークショップ、発表会(オンライン)とガッチリと行いました。
僕はマスタークラスを担当、マヌエル・デ・ファリャのドビュッシー讃歌とE.S.デ・ラ・マーサの「散歩」をレッスンしました。
ドビュッシー讃歌は今回ちゃんとスコアを見直しましたが、ギターならではの効果、そしてスコアからわかる作曲家ファリャがこの曲に込めたニュアンスを再確認。
やはり資料は大切です。そして、リョベート編は素晴らしいです。運指などに本当に各弦のニュアンスや特性をしっかりと生かす工夫がされています。運指に音楽がある、というのは本当にタレガとかリョベートに使う言葉なのでしょうねー。
2/14はM'sカンティーナさんでのヴァレンタインセッション。ギターソロ20分くらいと久保田洋司さんと2曲ほど。
2/20は本当はM'sカンティーナさんで「フォークソング」イベントだったはずが、出演予定者が徐々に減っていき久保田洋司さんと二人で「トークイベント」に。僕が普段行なっている「トミーの部屋」の番外編という形になりました。
90パーセントおしゃべりして終わるイベントでございましたが、きてくださったお客様はまるでラジオのようで楽しかったーと言っていただいたのでよしとしましょう。
ちなみにまたM'sカンティーナさんでは2/27に「回すぜ」のゲストで行きます。これは本来来るはずのゲストさんが来れなかったための代打です。あれこれレコード持っていきます。
そうそう、やはりレコードっていいなあーと思っております。もうかれこれ20年くらい好きなものはレコードで聴くようにしているのですが、コロナ禍で引きこもっている間にますますレコード熱が上がりました。最近はジョン・レンボーンがらみがとても良いなあーとか。ペンタングルとかその近辺のミュージシャンの活動を見ているとトラディショナルミュージックの範疇の中にしっかりとリュート曲とか古楽が潜んでいることが多いのです。
このカジュアルさとポップさ。クラシック音楽を専業にしている人にはこの観点が足りないとかなーなんて。
そして来月は久々にフルートとギターでデュオ演奏します。こんな曲を仕込み中です。
ハダメス・ニャタリの「フルートとギターのためのソナティネ」です。
かなり難解なニャタリ"和音"ですが、ローリンド・アルメイダとの関連で考えていくと「なるほどなー」と合点がいく部分も増えてきました。今までニャタリの曲をたくさん演奏してきたので、ニャタリ本人の癖と(おそらく)アルメイダがエディットした和音の癖が掴めてきた感じがするのです。
あと最近こんな本を読み直ししました。
こういうのを読んでいた思うのは「旋律専業の楽器」の人のアイデアの深さです。
フレージングやノートグルーピングに関してはやはり単旋律の楽器の人や歌の人のアイデアがとても多彩で汎用性が高いものです。ギターってどうしても和音を弾いて満足しちゃうところがありますもんね。
という感じ、色々な音楽と関わって過ごした2月でした。
割と三月は演奏多いです。
ホームページのスケジュールなどご確認ください。そして演奏会、きてくださいねー!
富川勝智ホームページ
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