ギターレッスンと演奏の日記 from 富川ギター教室

クラシックギターの「伝道師」富川勝智のギター教室でのレッスン活動と演奏活動の記録です。

2022年05月

2019.8 新サイトOPEN!
https://tomikawaguitar.com

富川ギター教室(東京渋谷) https://tomikawaguitar.com
https://tomikawaguitar.sakura.ne.jp/wp/lesson/
※他に池袋現代ギター社でもレッスンしています

お仕事依頼&お問い合わせは下記メールへお気軽に!
tomikawaguitar@gmail.com

5/17はラジオ「駒沢六弦倶楽部」収録!

ラジオの公開収録を5/17に駒澤大学駅近くにあるイベントスペースM'sカンティーナで行います。

みなさん是非来てください。放送は6月です(放送日はまたおしらせします)。

ゲストはなんとー!鈴木大介さん。巨匠すぎる、、、、出演依頼しておいて割とビビっております。是非みなさん公開収録来てください。15分番組二本収録ですが、割と濃厚な時間を楽しめますよ!

公開収録後はミニコンサートもあります。大介さんの演奏も聴けますし、僕とのデュオもあります。
20220517駒沢6弦






















ご予約は「予約フォーム」からどうぞ!




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 <富川勝智「駒沢六弦倶楽部 2022年6月」>
クラシックギタリスト・富川勝智が隔週でパーソナリティを務める新ラジオプログラム<駒沢六弦倶楽部 (神戸コミュニティFM「FM MOOV」2022年4月スタート)。その公開録音(6月2週分)とミニコンサートの二本立てイベントを開催いたします。今月のゲストは!<鈴木大介>さん!終演後にゲストを交えた乾杯トークもあります。皆様のご来場御待ちしています!

日時:2022年 5月17日(火)
   18:15開場/18:30開演/19:45終了
MCパーソナリティ:富川勝智 (クラシックギター)
ゲスト:鈴木大介 (クラシックギター)
会場:東京・世田谷「M's Cantina (エムズ・カンティーナ)」
   世田谷区上馬4-4-8 新町駒沢ビル 2F
   (東急田園都市線・駒沢大学駅 西口徒歩1分)
料金:2,800円 (自由席・ドリンク代600円別途/乾杯トーク600円UP)
ご予約&お問合せ:「エムズ・カンティーナ」03-6450-8111(24h留守電対応)
予約フォーム:https://ws.formzu.net/fgen/S13353355/
主催:moment/エムズ•カンティーナ
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鈴木大介
作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、アンサンブルとコンチェルトを含む膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術によって常に注目を集める 。  マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝。 近年はジャズやタンゴのアーティストたちとの演奏活動や、自作品によるライヴ演奏も行い、また多くのアレンジは録音やコンサート共に好評で、様々なギタリストに提供し演奏されている。また、美術作品からインスパイアされたプログラムにも積極的で、これまでに国立新美術館「オルセー展」、ブリジストン美術館「ドビュッシー展」、都立現代美術館「田中一光展」を始めとする多くの美術展でのコンサートを成功させている。 楽譜は現代ギターから自作の『12のエチュード』をはじめ、『キネマ楽園 ギター名曲集』『Daisuke Suzuki The Best Collection for Guitar solo』を発売。2021年2月20日には、武満徹没後25周年を記念して、『武満徹 映画とテレビ・ドラマのための音楽 鈴木大介によるギター編曲作品集』を日本ショットより出版。  これまでに30作以上ものCDを発表し、いずれも高い評価を得ている。最近作は武満徹編の「ギターのための12の歌」を全曲収録した『ギターは謳う』。
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■番組情報
タイトル:駒沢六弦倶楽部
出演:富川勝智、Nao (隔週担当)
放送局:FM MOOV KOBE(兵庫県神戸市 / 76.1MHz) http://www.fm-moov.com/
放送日:毎週水曜日 PM18:15〜18:30
※収録は東京・駒沢大学のイベントスペース、M's Cantina(エムズ•カンティーナ)にて公開収録で行う予定です。収録スケジュールが決まり次第、会場のFacebookページ( https://www.facebook.com/MsCantina/ )やSNSなどを通じて随時お知らせ致します。
※インターネットではサイマルラジオ( http://www.simulradio.info/ )、スマートフォンではAndroid、iPhoneアプリ「TuneIn Radio」をダウンロードの上でお楽しみ頂けます。

第53回富川ギター教室発表会無事終了!

2022/5/14(土)富川ギター教室第53回発表会を行いました。

会場は目黒パーシモンホール。

緑豊かな環境にある素晴らしいホールです。

2020年春からコロナ禍でしたので、会場の使用条件などがなかなか難しく、参加者を分散して行ったりしておりました。そして、ゲスト演奏もなかなか実現しませんでした。日程がなかなかフィックスできない状態でしたから。

ということで数年ぶりの「普通の」発表会!

30名近くの生徒さんが参加してくれました。

毎回パンフレット作っているのですが、簡単に挨拶を書いています。毎回文章変えているので割と大変w

記念に載せておきます。

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常日頃、生徒さんに言っているのは「学び続けること」の大切さ。

スランプであろうが、仕事が忙しかろうが、学校の勉強が忙しかろうが、子育てが忙しかろうが、家の中に老人を抱えていようが、そしてコロナ禍であろうが、「学び続ける」ことが大切なんです。

大概の「忙しさ」は気持ちの問題で、なんとか時間を作れば学べるものなんです。

なんだかんだの理由をつけて、学ぶことから逃げることはたやすいことなんですよね。そんなことを戦争が起こってしまった地域の人たちのことを想像すると、考えてしまいます。

実際にコロナ禍の時も、平気でレッスンを蹴ってしまう…っていう方多かったようです。当教室は2020年2月終わりの時点で「さ!オンラインに移行するぜー!」とやりました。色々な方法で生徒さんが学びを続けられるように考えたのです。

そういう意味ではうちの教室はオンラインレッスンの先駆だったと思います。

面白いことに生徒さんの95パーセントはしっかりと趣旨に賛同してくれましたし、オンラインで新規の生徒さんも増えました。で、今は対面で続けている人もいます。(もちろんそのままオンライン継続の方も)

そういう経緯があったので、僕としても実は感無量でございました。ああ、生で生徒たちの演奏を聴けるのはいいなあ、と。

同門同士の発表会というのはまた良いものです。ある先生に就いているお弟子さん同士がいい感じで(程よい抑制のもとに)刺激を与え、与えられる。最後にケツを持つのは先生ですから(苦笑)、ある程度自由にできますしね。上手く演奏できても、失敗しても、ゆりかごの中にいるようなものです。

その気楽さと、一応先生見てるなあー!というプレッシャーもあるので、演奏上達のためには発表会参加はマストなのです。

同じ曲やこれからやってみたいなあというのを、先生以外の演奏で聴くことができるのも発表会の魅力の1つですし、教育的には効果的なのです。例えばレッスンで僕がお手本を示したのしても「いやー、先生だから上手に弾けるんですよー」となります。でも、発表会で小品やエチュードなどを他の生徒さんが引くのを聴くと、なんであの人いい感じに弾けるんだろう?…わたしも頑張らなきゃー!となるものです。

その辺りが発表会は面白んです。実際、打ち上げなどでお互いの演奏の感想などを言っている様子が見られましたが、そういうのが「上級者への道」なのだと思います。

今回のゲストは益田正洋さん。ハイドン、バッハ、素晴らしい演奏を聞かせてくれました。生徒さんたちの間でステージマナーが素敵でしたー!という声もあり、そうだよねえーと。ステージマナーというのはお客さんへの気遣いなんです。

そういうことも学べます、発表会は。

最後に益田正洋さんとデュオをしました。これは…単純に楽しかったー!

久しぶりのカルッリの「ラルゴとロンド」でしたが、ああ、古典いいじゃん!カルッリいいじゃん!って思いながらデュオしました。

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打ち上げも5時間(!)頑張りました。生徒さん、元気にギター談義してました。そういうのが一番良いのです。お互いの良い点を指摘し合えば、次に向かって進むことができます。弾き終わって帰りまーす!という人は絶対に上手くならないとさえ言えます。

打ち上げでいい感じに今日の反省をして、家に帰って、寝る。そして翌日からまたギターの勉強をする。それでワンセットみたいなもんです。

さてさて、次回の発表会日程も決まりましたー。11/23です。祝日です。ああ、楽しみ。

九州のあれこれ(リョベートとタレガまでの道のり)

ゴールデンウィークは九州ツアー。
僕みたいな「ギター界の多角経営者」的な存在は演奏だけで呼ばれるっていうよりも、ギター史やらテクニック講座とかレッスンとかを絡ませてお呼ばれすることが多いのですよねー。

(一度でいいから、数カ所をひたすら演奏のみで回るっていう演奏旅行をして見たいw)

というわけで、今回も九州方面で演奏と「演奏付きレクチャー」的なイベントをやってきました。

まずは5/3小倉にて。池田慎司くんの教室スタジオongaku Goyaで。

リョベート編のギターアレンジを全曲やっとこさコンプリート。やはり池田慎司くんとあれこれリハをしていると面白いことが起こる。基本的にはしっくりと行かないところや勢いでやっているところを楽譜を見直してみると、なんとリョベート先生、、、しっかりとヒントをくれる。その辺りは本当に面白い。

ピアノやオケの楽譜にはない「リョベート先生の音楽的なヒント」があるんである。

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本番前二日前に小倉入りして丁寧にリハしました。もちろん東京公演の際も、かなり念入りにリハしました。朝起きて午前中しっかり通して、夕方にまた復習。で、夜は飲みにいくっていう 苦笑。まるで学生j時代のような勉強法。

小倉でも大体そんな感じでした。一回本番をやった後に気づくことも結構多いもんです。

演奏終わった後に池田くんともあれこれお話しします。もう長い付き合いですが、お互い未知の部分があるようで、割とたくさんお話しします。

僕も「池田慎司というギタリスト」の「未知の部分=天才性」に興味があるので、その辺りを質問したり、こっそり話の断片から想像してみたり。

池田くんのお父様(優れたマンドリン奏者です)が良く言う言葉は「意外に自分の近くにすごい人がいる」っていうことだそうです。中国の故事にそんな話がありましたね。実は家の隣に孔子が住んでましたーみたいなお話だったかな?

池田くんにとっては、僕や松下隆二さんがそうなんだそうです。池田くん曰く「そういうことに若手って気づかないまま大人になっちゃうんだろうなあー」とのこと。僕も池田くんも近くに割とすごい奏者が多くてよかったねーと。そして、優れた在野の音楽家と出会い、その縁をしっかりとキープしてこれたことも(僕らの)才能の1つなのだろうなあーと。

池田くんに言われた嬉しいのは、僕と演奏すると新しいアイデアとか刺激が貰えるんだそうです。

何が富川さんをそういう人間にしたんですかー?と問われたので、アンサンブルの時の秘訣として「決めうちしない」ということを話しました。

そう!僕のポリシーは「決めうち」しないことです。誰かとアンサンブルをする時、もちろん自分で新しい楽曲に取り組むときも常にフラットな態度でいたいと思っています。特にアンサンブルをやるときは楽譜を解釈しすぎると「決めうち」モードになってしまうものです。自分の思い込みというのかな?…それにがんじがらめになってしまいます。

僕は若い頃、先輩音楽家と共演するときはまるっと相手の音楽の流れに身を任せました。ああこうやりたいんだろうなあーとか、おおー!それはかっこいい!とか思いながら。なので、共演者としては重宝されました。ある意味言いなり 苦笑。

でも、そこからたくさんのものが学べたんです。そして、そういう態度でアンサンブルしていると楽譜からたくさんの情報が見つかります。その辺りを共演者の人とリハをしながら探していく作業が好きです。そして、それがアンサンブルの楽しみなんです。

こういう姿勢でいると、本番の最中にも「発見」があったりします。

「決めうちしない」…そうかー、これが僕のポリシーだったのかーと。池田くんとの会話で気づきました。

そういえばレッスンで生徒さんに教えるときも大切にしているのは生徒さんの演奏の「現状分析」。前もってこうだろうなあーとかこうしなきゃなーというのは避けます。この辺りの話はまたブログに書きますね。

さてさて、5/4は福岡での「演奏付きレクチャー」。

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こんな内容。

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こんな感じで行いました。僕が喋る。そして演奏を池田、松下両氏にしてもらう。

松下隆二さんのブログにこんな記事があります。よくまとまっております。



少しだけ引用します。

富川氏の話をうかがっていて 終始私が面白かったのはまさにそこであり 主観と客観の絶妙なバランス そしてそれらを可能な限りポップな形で提供しようという柔軟性と心遣いが強く印象に残った

確かに、そうなんでしょうねー。タレガはぽこっと天才として生まれてきたわけでないんだよーというのを僕なりに解釈してみたわけです。ま、これは僕の最新アルバム「あなたとわたし」のテーマでもあったわけですが。



↑というわけでまだ未聴の方はぜひ!

イベント終わりに松下隆二さんとあれこれ話をしました。雑談の中からたくさんのアイデアをもらいました。九州には池田慎司くんもそうですが、すごい人がいるもんだなあーと。

ということで、非常に充実した九州ツアーでした。また行きます。






4月のあれこれ。

ゴールデンウィークも終わりそうですねー。ということで4月は何をやっていたのかをあれこれ思い出しながら書いていきます。

まずは4/17 久しぶりのシンディ&トミーライブ。ほぼリョベート編曲デュオ全曲ライブ。たくさんの方のご来場嬉しかったです!


4/21はイベロリベロで音や金時さんでライブ。

久しぶりのアルコールがある感じのライブハウス。やっぱりいいもんです。終演後、パパドをかじりながらビールなんぞ飲んでいると、ああライブハウスっていいねえーなんて。

演目はセファルディーのみで潔く。美しく世代を越えて受け継がれてきた名旋律の数々。やっぱりいいねーと。



ゴールデンウィーク突入前には、久保田洋司さんのDJイベント「回すぜ!」にゲストで出てきました。




レコードかけるだけのイベントなのですが、自分のセレクトに「自分の音楽感ってこんな感じなのかー」と第三者的に分析できたり。そのあたりはとっても面白い。もちろん、ホストである久保田さんのコメントとユーモアに色々アイデアもらえたりもするので、誘われれば必ず行くことにしてます。

そうそう、ラジオの放送「駒沢六弦倶楽部」の覚え書き的なブログもnoteでスタートしました。放送終了したものからツブツブと書いていってます。





↑こんな感じでラジオの放送内容やその他のこと、あれこれ記事にしておりますので、是非ともお読みくださいねー!

ということで4月のあれこれ!でしたー!
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