さて、3月11日〜16日までのレッスン覚書です。簡単に。

低音進行に注意を払う・・・とはいっても、何に注意を払うの?というのが難しい。ある音がどこに向かっているか?をとりあえず注意。

imでの音階が安定しない。そういう場合、腕のラインを意識させて、a(薬指)単独で音階を弾かせてみる。

そうすると何故かimの音階がしっかりとしたタッチで弾けたりする。

「あ〜弾き終わった!」とほっとした時の姿勢のほうが、良いフォームであることが多い。

弾こう、弾こう、と思ってフォームを作ってしまっては駄目ですよ。

ソル「月光」。2分音符と4分のリズムを弾きはじめの頃に、聴き手にはっきりと印象づけること!

アルベニス「タンゴ」。イントロの休符(ギター編曲譜にない場合多し)に注意。この詰まった感じが、まさに「タンゴ」である。

早いパッセージが上手く弾けない!という場合、右手の運指が決まっていないことが原因のことのほうが多い。

カルカッシ10番。三連符の練習だが、次の拍の3連符頭のところに解決するように意識したほうがリズムがとりやすい場合が多い。

録音は練習の参考にはなるが、やはり楽譜に書かれている細かい指示を見逃す危険性もある。楽譜に書いてあることを「この奏者はこのように解釈しているのか!」という視点を持つことが大事。

先入観を持たないために、大まかに演奏を聴いて、ゼロから楽譜をにらめっこしたほうがよい場合のほうが多い。

アタック&サスティーン・・・両者しっかりとコントロールできるのが理想。初心者のうちはどちらか一方ばかり「聴いてしまう」場合が多い。