昨日、横浜大倉山記念館で行われた、ギターデュオ「ラス・マノス」の演奏会のレポートです。
ラス・マノスは湯川賀正氏と私、富川とのデュオです。聴きやすく、ちょっとマニアック・・・な路線を突っ走っております。
最近、毎回のように忘れ物をしております。今回の忘れ物、チケット残券&売り上げ、そしてアンコール用の譜面・・・。本番前に湯川邸にてリハーサルをしましたが、そのときに気づいてなんとか譜面はゲット&コピー。チケット売り上げはとりあえず自分の財布から。(帰宅したらカバンの内ポケットにありました)
入場者は50人強・・・ほぼ満席!
ああ、意外に人気がでてきたな〜。リピーターも多いのも嬉しいですね。
さて、私の専属カメラマンK氏は新しいカメラを購入。まだ慣れていないようですが、私のことは撮りやすいようです。湯川氏も撮ろうとしてようですが、なかなかタイミングが難しいようです。私の弾き癖は理解できているようで、シャッタータイミングは割りとうまくいくようですね。
では、写真を。
二人の姿勢が結構違いますね。
最前列からぎっしりとお客さんがいたので、写真はとりにくかったかもしれません。
途中、MC&談笑中。
ウクレレ&ギターのデュオも「おまけ」で挟み込みました。
真剣に弾いています。
日曜夜だったため、打ち上げは少人数で。でも、盛り上がりました。
おもにギター談義。ギター奏法の歴史とセゴビアからの伝統・・・などを熱く語ってしまいました。ある人から私の構えは『スペイン風ではない・・・!』と、いい意味でいわれましたが、私個人としては「セゴビアの哲学」をホセ・ルイス・ゴンサレス氏の教えから受け継いでいる・・・というようなことを語りました。このあたりの話題は面白かったですね。
私は無意識でしたが、結構メロディーを口で歌っていたようです。もちろん喉の奥でですが。最近、本番中、メロディーを口ずさんでいることが多いようです。
以下、セットリストです。
作品55「漸進的にして容易なる3つの2重奏曲」より1番(F.ソル)
「6つの友情」より1番「ポイント・カウンター・ポイント」(J.デュアート)
パークニング編「3つのデュエット」
ラ・ロシニョール(作者不詳)〜ドゥーリーズ・アコーズ(作者不詳)〜カノン(テレマン)
ミラージュ&オルゴールの箱が開くとき(F.クレンジャンス)
パヴァーヌ(G.フォーレ)&愛の挨拶(E.エルガー)
(休憩)
「3つの世界のメロディ」(湯川〜富川編)
チム・チム・チェリー(シェルマン)〜雨にぬれても(バカラック)〜第三の男(カラス)
「3つの日本のメロディ」(湯川〜富川編)
さくらさくら(日本古謡)〜宵待草(多忠亮)〜雪の降る街を
フール・オン・ザ・ヒル(レノン=マーカットニー〜ブローウェル編)
ペニーレーン(レノン=マーカットニー〜ブローウェル編)
「アンデス風ソナタ」(J.セナモン)
第1楽章〜Vivo 第2楽章〜Lento 第3楽章〜Bien animado