1. 悩むより、練習…自分のモチベーションが続かないときは、常にこのことを念頭に。
  2. 武満徹、イエスタデイ。同じメロディー部分でも休符のあるなしなどを意識して、イメージを確認していく。地道な作業だが、それをしっかりとやることでニュアンスが見えてくる。
  3. 曲中に自分なりのストーリーをしっかりと作ること。これをメルツやカルッリなどの俗に初心者用とされる曲のなかでできれば、しめたもの。
  4. 上記3に関連。ロマン派の作曲家のほうが、「裏切り」や「沈静化」…いろいろなニュアンスが和声にあるので、ストーリーは作りやすい。
  5. ジュリアーニ、フォリャの変奏。テーマ部分をしっかりと分析。フレーズの緊張はどこまで続くか?それを考える。なんだかんだ、小さい緊張+弛緩の連続の曲(だからこそ、フォリャ!)なので、このあたりの「息詰まる」感じをしっかりと感じて弾きたいところ。
  6. ベースメントはしっかりと。これは割合「おおざっぱは性格」の生徒さんには効果的。生真面目は生徒さんには「おおざっぱに」。おおざっぱさと生真面目さ、両方混在している人は上達が早いかもしれません。
  7. ヴィラ=ロボスの左手運指は決めにくい。はっきり言ってしまえば、作曲家本人が完璧につけてしまえば良かったのに…と思うこともある。逆にいえば、運指の可能性を探していくことで、いろいろな音楽的な表情を見つけることが可能なので、その余地を残してくれたと思えば、よいことなのかもしれませんね。

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