レッスンをしていると、生徒さんとの会話の中で様々なアイデアが浮かびます。

厳密にいうとアイデアというよりも、今まで漠然と考えていたものが、その生徒さんのレッスンのために再構築されるというか…まあ、そんな感じです。

以下、箇条書きで。

  1. 曲が始まる前にイメージを明確にする。
  2. オーケストラと弦楽四重奏の違いは?。
  3. アンサンブルにおける指揮者の役割を、独奏者は自分の中に作り出さなければならない。
  4. 音が出る前に必ず演奏者にはイメージがなければならず、それは音を出した後では表現できない(当たり前だが)。
  5. 曲を聴いている人は、演奏者があるイメージを持って表現した“結果”を受け取る。
  6. 演奏者が先行するイメージを持っていない場合は、聴き手にも表現は伝わらない。
  7. 独奏の練習の難しさは、自分が指揮者であり、聴き手でもいなければならないことである。
  8. 自分の中に聴き手を持つことが難しいと感じる人は、良い師を持つことが一番良い。独学の人は録音などすることによって、客観的に先行するイメージが音に具体化されているか?…チェックすること。
  9. 指揮者は指揮法によって、これからこうやって欲しい…という先行するイメージを与えている。例えば、フォルテの前にフォルテを意識させる動作を行っているはずである。
  10. アンサンブルをやっている人は、一度指揮者の役割をよく考えてみよう。
  11. チェリビダッケは「交響曲は拡大された弦楽四重奏であり、弦楽四重奏は縮小された交響曲である」といった。弦楽四重奏は各パートの自発性が大切であるが、その中に大きなディレクションとして統一されたものも感じさせなければならない。オケは全体のまとまりが優先されるが、それでも各パートの独立した意志も感じさせなければならない。

…以上です。

分かる人には分かるし、分からない人には分からないでしょう。

でも、上記のことは音楽をやる人にはとっても大切なことですし、このように考えると独奏楽器って難しいなあ…とほんとに思いますね。

だから、楽しいのですが…。

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