先日パーシモンホールで行なったクリスマスコンサートの感想がたくさん寄せられています。
いくつか抜粋でご紹介します。まずは今回の参加者であるTさん。私の生徒さんではありませんが、縁あって外部からの参加です。
Airの合奏も楽しかったです。
練習不足と先生の教室の生徒の皆さんの美しい芯のある音を聴いて
皆さんと一緒に弾くことが出来て啓発されることがたくさんありま
がんばろうと思います。
→素晴らしい向上心ですね。私の教育ポリシーとして「音の芯」はギターの真髄です。今回プロ奏者として出演した多治川さんにも『富川先生のところの生徒さんの音には“芯”がある』と打ち上げで言われました。このギターの音の“芯”を出すことが、とっても難しいですし、楽器の選定にも関わってきます。耳の問題でもありますし。このことを考えると、私の中では師匠ホセ・ルイス・ゴンサレスの音ヌキには語れません。(このことは打ち上げであつーく語りましたが…また機会があれば…)
次の感想。Nさんからのメールから抜粋。
素晴らしいクリスマス・コンサートを聴かせていただきまして、
私のギターも、少しでも皆様に近づければと思いました。
→ギターを習っている方です。少しでも刺激を与えることができたということは、出演者が皆きちんとした演奏をしたという証拠です。私も良いコンサートに行くと刺激を受けてしまって「はやく家に帰って練習したい!」と思います。
次の感想。Oさんです。抜粋します。
クラシックギターはアンプを使用せず、
楽器と演奏者の奏でる音がすべて。
シンプルだけどとても深くて、味のある楽器ですね。
演奏者の個性が強くでる、魅力的な楽器だと思いました!
→楽器の魅力を伝わったこと、とても嬉しいですね!クラシックギターって何故か誤解されやすい楽器なので…。
…更にこのOさんからは「特別印象に残った」2名についての感想を頂きました。
皆様とても素晴らしかったのですが、特に気になった方がいます。
宮島幸太郎様と郷由理様です。
昨日直接伝えられなかったので、こちらに書きます。
宮島様は一番印象に残っています。
楽しそうに、嬉しそうに、演奏する姿。
周りの空気や表情があたたくて、こちらまで嬉しくなります♪
ああ、ギターが好きなんだな…って。
そんな気持ちが音に乗せられたら、
そして曲に対する想いが客席まで届いてきたから、
きっと必死に練習して、
郷様は…笑顔とは違うけど、本当に「楽しんでいる」
演奏中の表情や空気、全てを「全身」で感じているみたいで。
感じようとしているみたいで。その気持ちが伝わってきて。
「楽しそう!!」って強く思いました♪
→宮島君はプロとして修行中。練習の成果がでたのでしょう。演奏だけで伝わるもの…これが「ある人」と「ない人」では大きな差です。
→郷さんは大学4年生。大学生活においてギターをしっかりと勉強したということは財産です。音楽が好き!っていうのは言葉でいうのは容易いですが、実際の音で表現するのは非常に難しいのです。身内だけのコンサートであるならばともかくとして、音だけで「音楽が好きなんです!」と表現できることは、非常に尊い財産なのです。音楽というのはコミュニケーションの手段でもあります。まったくの他人であっても、音を媒介として「わかりあえる」ということがあるのです。
…以上、いくつか勝手ながら感想をアップさせていただきました。全部素晴らしいコメントだったので載せたかったのです(もし何か不都合がありましたらメールくださいね)。
メールをくれた方はみな私が知らない人ばかりです。そして若者2人と、上記メールのOさんも面識はありません。
若者2人の今後の将来にとって、このような感想をもらえることは大きな自信につながっていることでしょう。誰かが自分を理解してくれている…誰かに感動を与えている(=自分は誰かの役に立っている)…こういうことを理解できたら、今後の人生のおいて、たとえギターに関することでなくても、有益な“智慧”を授けられたことになります。(音楽以外の仕事にしても、この考え方、哲学をなくしては“不毛”の人生だということですよ!!!)
舞台は音だけでしか成立しません。そのことでコミュニケーションが成立するってことは、とても素晴らしいことだなあ…と、しみじみ思うわけです。
まだ、感想がある方は是非メールにてお寄せ下さい!!
