明日、2月27日(金)にライブをやります。押上にある蕎麦屋さんです。

すでに予約で満席ですので、予約の無い方はご入場できません!

ご注意を!

19時開場、19時30分開演です。(開演時間もご注意ください。一部チラシに誤記があります)


さて、明日は19世紀ギターを使います。

今、弦の張替え中です。

19世紀ギター

コゲット君です。1830年頃製作のものではないか?と思われます。コフィー&ゲットというのは正式名称ですね。

入手してから、もう5年くらいは経ちます。

たまに鳴らして、馴染ませてきました。

弦はいろいろと試してきました。なかなか面白いもんで、最初のころはアキーラのアルケミア(模造ガット)では、しっかりと歯切れよく鳴りませんでした。

で、釣り糸とか、ハナバッハのローテンションとか…いろいろと鳴らしていって、昨年あたりが又アキーラのアルケミアに戻りました。すると、はっきりと輪郭よく音がなるようになっていました。

表面板などのコンディションからすると、長らく大切に保管はされていたものの、演奏家がメインでがしがしと弾いていた痕跡は少ないのです(傷が少ない)。なので、おそらく鳴ってくるまで時間がかかったのでしょう。

昨年末に、九州の池田君とデュオをしたとき、彼に「ばかばか」鳴らしてもらったのも利いたのかもしれません。

ブリッジは写真のように、ピンブリッジです。弦に結び目をつくって差し込んで、ピンをぶすっと刺します。

ヘッドの部分は差込ペグとなっています。これが入手した当時はちょっと触ると「ぽこっ」と抜けやすく、大変でした。差込具合を調整してもらって、最近はジャストではまるようになりました。(職人技だなあ)

19世紀ギターヘッド

ちょこちょこ、メンテナンスしておかないと、あれやこれや不具合がでてくるのが19世紀ギターです。なんといっても、もう170才以上ですから…。

そして、音の発音の具合も随分と変化しましすが、音が立ち上がってくる瞬間はレプリカにはない味わいがあります。まろやかでいて、歯切れがいい…なんだか矛盾した印象が混在しているのです。

古楽奏者である竹内太郎さんにお会いした際も、オリジナル楽器にしかない音色があると仰っていました。

藤井眞吾先生も、やはり19世紀ギターオリジナルのブッフェルを使用していますが、同様のことを仰っていました。

(このブッフェルは弾かせていただきましたが、まるで“風”のような、爽やかな音色…でもまろやかさはあるんだなあ)

ということで、弦の調整を今日、一日かけてしていこうと思います(調弦もなかなか時間がかかるんです…やはり機械式ペグはイノベーションだったんだなあ、と痛感できる瞬間です)。

もちろん、明日のレパートリーもさらいます。

 

 

長屋茶房 天真庵 (てんしんあん)
東京都墨田区文花1-6-5
営団地下鉄半蔵門線 都営地下鉄浅草線 押上駅 徒歩10分

03-3611-1821
http://www.tenshinan.jp/cafe/

 

「19世紀ギターの夕べ」
2009年2月27日(金)
19時開場  19時30分スタート
おつまみ、ワンドリンク(日本酒、ワイン、ビール、じゃばら酒、
ソフトドリンクから)、酒肴、蕎麦、珈琲付で4000円

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