ユベントスワークショップのレポートが遅れておりました。第1回は1月30日に行われました。実に多数の参加ありがとうございました!30名近くの参加者がおりました。

クラシックギターのための和声学とギター史を同時に勉強していこうという講座です。公益社団法人ギター連盟の若手グループであるユベントスによる発案&運営によって行っているものです。

詳しくは下記ホームページをご覧ください。

http://g-workshop.jimdo.com/

和声は坂場圭介さんの担当。ギター史は私。三和音および七の和音などを学びました。機能和声の基礎知識を学んだというわけです。宿題はカルッリの簡単なエチュードをその和声の知識で分析するというものがでました。転回形も勉強済み・・・。

ギターの楽曲を用いて和声分析をしていく・・・。そしてそれについての確認をする・・・このことは市販の和声の教科書では決して学べません(ギターのために書かれた和声学の本はほとんどないからです)。

そして、ギター史の授業は私が担当。ルネッサンスからバロックまで一気に進みました。時間の都合上、ちょっとだけバロック末期を残す結果となりましたが、現在のわれわれのギターレパートリーに含まれるビウエラとバロックギターのレパートリーについて、そして一般音楽史との関連、世界史とのかかわりのなかで説明しました。

もちろん、概論です。リュート音楽については、取り扱いませんでした。あまりにも広範囲すぎますので(もし機会があれば、とりあげたいと思っていますが、クラシックギタリストが扱うよりも、リュート奏者や研究者が多くおりますので、外部から講師を呼んでレクチャーなども面白いかもしれません)。

さて、第2回は以下のような予定になっております。

第2回

2011年3月13日(日) 午後2時〜4時30分予定

会費:1500円

場所:港区立新橋福祉会館(JR新橋駅下車8分、地下鉄三田線御成門駅下車4分)

港区新橋6ー4−2

主催:社団法人日本ギター連盟ユベントス

講義担当者:富川勝智、坂場圭介


申し込みは上記ホームページにてご確認ください。

なお、第1回目出席者のため(第2回出席予定者)のための宿題もアップしております。義務ではないですが、ぜひ予習をかねてやってみてくださいね!

第1回目宿題



 


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